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梁川 喜舜 院長、川口 美樹 さん、奥谷 まりな さんの独自取材記事

やながわ歯科医院

(大阪市西成区/西天下茶屋駅)

最終更新日:2022/01/13

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大阪市西成区松3丁目のなにわ筋沿いに立つ「やながわ歯科医院」は、南海汐見橋線・西天下茶屋駅から歩いて2分、南海本線と大阪メトロ堺筋線の天下茶屋駅からだと徒歩約12分。院長の梁川喜舜(よしみつ)先生は、大学の歯学部を卒業後、患者とのコミュニケーションを大切にするクリニックで多くを学び、クリニックを開業した。梁川院長はもちろん、スタッフ全員でつくるアットホームな雰囲気によって、患者がリラックスして診療を受けられるよう心がけているのが同院の持ち味だ。梁川院長、歯科衛生士の川口美樹氏と歯科助手の奥谷まりな氏に、クリニックの特徴や患者とのコミュニケーションで大事にしていることなどを聞いた。

(取材日2019年8月19日)

患者と話をする院長の診療スタイルにスタッフも共感

歯科医師を志したきっかけを教えてください。

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【梁川院長】兄の影響があると思います。兄は東京の大学の理学部を卒業後、東京で働いていたのですが、父親が病気になり、大阪に戻って学習塾を始めました。その頃僕は中学生で、この塾で勉強を教えてもらっていたのですが、兄が突然、医学部に進学して医師になったのです。僕も専門的な技術や知識を身につけたかったので、兄をお手本にしようと思いました。ところが、高校生になってその計画が無謀だったことを痛感しました。いったん別の大学に入学したのですが、大阪大学に進学していた友達の勉強ぶりを見て危機感を覚え、試験に挑んだところ、1人欠員が出て合格できたのです。入学した歯学部は厳しいことで知られ、留年する学生も多いと聞いていたので必死に勉強しました。歯学部の6年間は一生のうちで最もよく勉強した時期ですね。周りは優秀な学生が多くとても刺激を受けました。彼らがいてくれたから歯科医師になれたのだと思います。

卒業後はどこかで勤務されたのですか?

【梁川院長】卒業してすぐ、大学の先生の紹介で淀屋橋のクリニックに勤務しました。現在は息子さんが後を継いでおられますが、先代の院長は患者さんを水平に寝かせた状態で診る水平位診療のエキスパートでした。それまで歯科診療では椅子に座った状態で診療が行われていたのですが、水平に近い状態にすることで患者さんがリラックスでき、歯科医師も診療しやすいのです。また、院長は患者さんと話をすることをいとわない方で、僕が患者さんと話をしているといつも笑って見ていてくれました。僕が患者さんと話をするようになったのは、最初にこの院長のもとで働いたことがきっかけになっているのかもしれませんね。もっとも、しゃべることは最初から好きでしたが(笑)。

その後、開業されたのですか?

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【梁川院長】多くの臨床経験を積みたかったので、開業までにさらに2つのクリニックに勤務して、分院長も経験しました。勤務医になると、そのクリニックのやり方で患者さんを診ることを求められますが、この2つのクリニックの診療を経験することで自分のやりたいことがより明確になりました。僕はやはり、最初に勤務したクリニックの先生のように、患者さんとの対話を大事にした診療を実践したいと思い、自分の歯科医院を開業することに決めました。

スタッフを信頼することが成長につながる

患者さんと接する際に心がけていることを教えてください。

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【奥谷さん】笑顔です。忙しくしていると、笑顔で接するのが難しい時もありますが、できる限り笑顔で接すること、患者さんに話しかけることを心がけています。患者さんも気さくで話しかけやすい方が多いので、お天気のことやニュースの話題、時にはなぞなぞまで、ざっくばらんにいろんなことを話します。
【梁川院長】笑顔で迎えて、あれこれ話しかけてくれるスタッフがいると、患者さんが安心して通院できると思います。僕が診療している時も、スタッフを巻き込むような冗談を言うことがよくあります。そのほうがスタッフと患者さんの会話の糸口が見つかりやすいし、患者さん・僕・スタッフの3人で、リラックスした良い雰囲気をつくっていけます。冗談を言って、患者さんやスタッフが冗談で返してくれるのは、大阪の歯科クリニックだからこそでしょうね。

スタッフさんとの信頼関係も大切ですね。

【梁川院長】スタッフを信頼して仕事を任せる主義です。その結果として、信頼できるスタッフ、信頼に応えようとしてくれるスタッフが長く勤めてくれるのだと思います。大学の歯学部では、最初の頃こそ細かい指導を受けましたが、ある程度になると任されるようになりました。任されると自分が信頼されていると感じてうれしかったし、信じて任せることの大切さを実感しました。また、最初に勤務したクリニックでは歯科衛生士の担当制を採用していました。新人の歯科衛生士を担当につけるのは、不安があるものですが、院長もスタッフを信頼しておられたのだと思います。

このクリニックも歯科衛生士は担当制ですね。

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【梁川院長】歯科衛生士は、歯石除去などのメンテナンスを通じて患者さんと接し、定期的な検診で受診される患者さんとつながりを深めていけます。担当制にすることで患者さんのことをよく理解できるし、それを経験値としてレベルアップしていけるのですね。患者さんにもスタッフを育ててもらっていると思っています。
【川口さん】私の場合、高校生の時にアルバイトから始めて、ずっとここで働いています。この歯科医院で育ててもらったようなものなので、ほかのクリニックのことはあまり知らないのですが、患者さんとの距離が本当に近いと思います。一人の患者さんにかける時間は基本的には決まっているのですが、必要なときにはその時間枠にとらわれず、じっくりと時間をかけて接することができます。

職場の雰囲気も良さそうですね。

【川口さん】スタッフ同士の仲が良く、院長もよく話を聞いてくれるので居心地が良いですね。月に一度食事会があるなど、時々のイベントも楽しみです。
【奥谷さん】スタッフの誕生日には、院長がお金を出してくれて、ケーキやプレゼントを買ってお祝いするんですよ。

診療について丁寧に伝えることの大切さを実感

診療中に歌を口ずさむこともあるそうですね。

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【梁川院長】子どもさんに虫歯のことを伝えるために、みんなが知っている童謡の歌詞を変えて歌ったのが最初です。当初は子どもさんにだけでしたが、次第に昭和歌謡などをネタに大人の患者さんにも歌うようになりました。僕は小児歯科学を専門的に学んだわけではなく、実は当初は子どもさんの診療が苦手だったんです。しかし、同窓の小児歯科に詳しい歯科医師の話を聞くなどして、次第に「子どもは泣くのが仕事」と思うようになりました。診療の際には、子どもさんの動きを拘束することは一切しません。子どもさんが自覚を持って診療に臨んでくれるまで忍耐強く待ちます。

予防歯科にも力を入れておられますね。

【梁川院長】最初に勤務したクリニックで、歯石除去などの大切さを教え込まれました。当院でもそのクリニックに倣って、診療室にメンテナンス専用の診療椅子を設置して、歯科衛生士専用の予約枠も設けています。予防歯科についてはやっと重要性が認識されてきました。だからこそ、よりしっかりと予防歯科の大切さをお伝えし、さらに担当制にすることで患者さんとのつながりを築き、定期検診の受診を促しています。その結果、受診率はかなり高くなっています。一方、矯正歯科についても症例は少ないのですが、しっかりと説明するとほぼ全員の方が治療を希望され、丁寧にお話しすること、説明することの重要性を実感しています。

読者にメッセージをお願いします。

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【川口さん】これからも院長のもとで技術のレベルアップを心がけることはもちろん、明るく、楽しく、仲良くをモットーに、また通いたいと思ってもらえるアットホームな雰囲気を大事にしていきます。
【奥谷さん】もっと親身になって患者さんと接していきたいと思います。おしゃべりにも磨きをかけて、コミュニケーション力を高められるように頑張っていきます。
【梁川院長】僕は自分を名医とは思っていません。新しいことにすぐに飛びつかず、自分のできること、自分が責任を取れる範囲で、これからも常に正直に、最善を尽くしたいと考えています。もちろん、最善を尽くせているかどうか、自分ではわからない部分もあります。思うように治療が進まないこともあります。それでも紹介などでたくさんの患者さんが来てくださるのは、患者さんとたくさん話をして、丁寧に説明するように心がけていること、信頼できるスタッフがいてくれるからだと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

成人矯正/65万円~
※詳細はクリニックへお問い合わせください。

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