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菅野 澄雄 院長の独自取材記事

菅野耳鼻咽喉科

(川崎市宮前区/鷺沼駅)

最終更新日:2019/08/28

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鷺沼駅からバスに揺られること約5分、有馬第二団地前停留所で降りると大きな「耳鼻科」の看板が目に入る。「菅野耳鼻咽喉科」は1996年の開業以来、地域の人々に親しまれているクリニックだ。菅野澄雄院長はじめ、スタッフたちが着ているカラフルなメディカルウェアは、いかにも医院という雰囲気をなくし、心理的ハードルを取り除こうという心配りだという。そんな患者優先のスタンスで診療に取り組む院長に、スタッフとのチームワークや医院のこれまでの道のり、今後の展望を語ってもらった。
(再取材日2019年2月20日)

チャレンジし続け23年。患者との深い絆も生まれる

今年で開業23年だそうですが、振り返るといかがでしたか?

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時がたつにつれて古くなっていくのではなく、発展し続けるクリニックでありたい、そんな思いで1996年の開業以来、一貫して新しいことに挑戦してきました。例えば禁煙の専門外来、補聴器の相談、花粉症のレーザー治療や舌下免疫療法、睡眠時無呼吸症候群の治療と次々に対応し、大きな病院に行かなくてもワンストップで治療を受けられる体制を整えています。もちろん必要な場合は速やかに病院へ紹介しますが、ここでできることは可能な限り対応したい。設備面では先進の診療機器を積極的に導入し、2009年にはクリニックの移転・拡張リニューアルを行いました。ドクターやスタッフの数も充実させ、それぞれが着実に経験を積み、チームワークを発揮してくれています。

どのような患者さんが多いですか?

小さなお子さんから、ご高齢の方まで満遍なく来ていただいています。近隣にお住まいの方がメインですが、遠方から通ってくださっている方も多いですよ。当院の駐車場は18台収容可能なので、車でもお越しいただけますしね。現在も新規の患者さんは増え続けています。既存の患者さんが「このクリニックいいよ」とお知り合いに紹介してくださるんです。ありがたいことです。ただ、患者さんが増えると、予約が取りにくくなってしまうので、できるだけ最短での完治をめざし、再び患者さんがクオリティーの高い生活を送れるよう導く、それが私のミッションです。それはもう真剣そのものです。その気迫が伝わるのか、患者さんも真剣に治療に協力してくださいますよ。大人だけでなく、子どもの患者さんも、飲めなかった薬が飲めるようになったり、泣かずに治療が受けられるようになったり頑張ってくれています。

多くの患者さんを診ることができるのは徹底した予約システムのおかげだとか。

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予約管理を徹底することで、待ち時間の大幅カットに成功しました。1日の予約枠を耳鼻科一般の診療、聴覚やレーザー治療の専門外来ごとに決め、急患対応枠もつくっています。また、診察室のモニターには来院された患者さんの症状や、現在何人待っているかなど、受付から送られるリアルタイムの情報が映し出されるので、私たちドクターはそれを見て待合室の状況を把握しながら診察します。こうした工夫で、少しでも患者さんをお待たせせず、スムーズに受診できるようにしています。というのも、耳鼻科には風邪などの感染症で受診される方も多いので、待ち時間を短くすることは院内感染を防ぐことにもつながりますし、何より受診待ちで2時間も3時間もかかっていては、患者さんの貴重な時間がもったいないですからね。それに予約管理を徹底することで、診察時間がきちんと確保でき一人ひとりの患者さんとお話しする時間がしっかりとれるようになりました。

常に不測の事態に備え、最善の治療をめざす

レーザー治療について詳しく教えてください。

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当院では花粉症などのアレルギー性鼻炎に対して、レーザー治療を積極的に活用しています。導入のきっかけは、私自身が実際に治療を受け、その結果内服薬では良くならなかった症状が改善につながったからです。レーザー治療のメリットは、副作用がなく、短時間の手術で済むので体への負担が少ないところにあります。ただし病気を根本的に治すものではなく、あくまで対症療法であることをご理解ください。薬の効果が得られない方や副作用が強く出てしまう方、妊娠・授乳中の方、仕事の都合で薬の服用ができない方には特にお勧めです。ぜひ一度ご相談いただきたいと思います。

治療に使う機材は2台ずつ用意されているそうですが、なぜですか?

検査や治療の機材はもちろん、予約管理用のパソコン、コピー機、プリンターなど、故障した場合に治療に影響を及ぼす恐れがあるものはすべて2台ずつそろえています。これは患者さんにご迷惑をおかけしないようにという配慮です。万が一のときも、もう1台バックアップ用があれば治療を継続できますからね。当然、クリニックにとって、こうした設備投資はそれなりの出費になりますが、満足度の高い医療を地道に提供していくことで、患者さんからの信頼となって返ってくるものだと思っています。

先生の診療方針について教えてください。

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耳鼻咽喉科の治療は、症状が改善するまで毎日通院しなければならないというイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。しかし私の場合は、なるべく通院しなくて済むようにしています。具体的には、「症状にこんな変化があれば、まずは様子を見ましょう。こういった変化が現れたときは診せに来てください」というように、次回の来院のタイミングをアドバイスします。そうすることによって、患者さんも治療に対して積極的になれると思いますし、来院が無駄足になることを避けられますからね。

新しい時代へ、スタッフ、患者とともに歩み始める

こちらのクリニックの強みはどこにあるとお考えですか?

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まずベテランスタッフが多いところ。開業当時から勤めている人もいて、それだけで患者さんにとっては安心感がありますし、スタッフ同士仲が良くチームワークも抜群です。休日もバーベキューをしたり、一緒に買い物に出かけたりしているようです。院内の雰囲気も和気あいあいとして明るいですよ。ドクターがどれだけ頑張っても、スタッフの対応が不十分で医院の居心地が悪ったらご満足いただけません。その点、当院のスタッフは患者さんに名前を覚えていただくことも多いんです。「今日は○○さんいないの?」って。それだけ良い関係が築けているということですよね。月1回の勉強会は毎回ほぼ全員が参加し、午前・午後の外来前ミーティングでは、診療の流れを確認したり、情報共有をしたり、患者さんのことを一生懸命考えてくれています。「自分のクリニック、自分の患者さん」という意識で結束できているのが、当院の強みです。

院内ニュースレターが患者さんから人気だと伺いました。

「パンダ通信」ですね。スタッフ紹介や健康コラム、料理のレシピ、旬なネタなどをテーマに、スタッフたちが考えて毎月発刊しています。今は活字で新聞という時代でもないだろうというところですが、たくさんの方が楽しみにしてくださっていて、毎回ファイリングをしているという方や、診察の際に感想を聞かせてくださる方もいるんです。特に開院20周年の記事を載せた時は、患者さんと思い出話に花が咲きました。うれしいですよね。院内誌といえば、検査や病気をテーマにしたクリニックの宣伝目的のものがほとんどですが、パンダ通信はそういうコンセプトではなく、身近な話題を提供したいという思いで作っています。

最後に、今後の展望と読者に一言お願いします。

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開業して23年がたち、医院として熟成期を迎えました。これまで築いてきた体制を維持しつつ、今後も患者さんたちが安心して通えるよう、治療機器や予約システムなどの設備面を整え、スタッフたちが働きやすい環境をつくりながら、ますます診療に励んでいきたいです。地域の健康を支える町のクリニックとして精度の高い医療の提供をめざし、大きな病院に行かなくてもここですべてが完結できるようにしていきたい。もちろん、大きな疾患が見つかれば、速やかに近くの病院も紹介しています。診療では舌下免疫療法をはじめ新しい治療を取り入れ、睡眠時無呼吸症候群の患者さんもたくさん診させていただいています。禁煙のお手伝いも一生懸命やっています。身近にかかれる耳鼻咽喉科のホームドクターとしてどんなことでもご相談ください。30周年をめざしてスタッフ一丸となって頑張ってまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

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