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島田 栄一 院長の独自取材記事

しまだ歯科医院

(八千代市/八千代中央駅)

最終更新日:2019/09/02

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都心へのアクセスが良く年々乗降人数が増加している東葉高速鉄道。その開通前から開業した「しまだ歯科医院」の島田栄一院長は、今は亡き兄とともに八千代中央駅の開設に伴う町の発展に期待して同院を開院したのだという。「当初は小さいお子さん連れや若い方が多かったですが、今は皆さん年齢を重ねてきています。町の発展や地域の皆さんとともに当クリニックも成長してきたような印象ですね」と島田院長。今年から高齢によって通院できなくなった患者に対して訪問診療も始めたそうだ。これからは看取りまで含めて地域に暮らす人々を最後まで診ていきたいと話す島田院長。そんな島田院長に地域医療への思いなどを聞いた。
(取材日2018年7月19日)

開業して25年。地域に暮らす人々とともに成長

こちらは開業して長いと伺いました。

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開業したのは1993年、2つ年上の兄とともに始めました。まだ東葉高速鉄道が開通する前のことで、これから駅ができて町が作られるという話を聞き、将来性を期待して開業しました。今はマンションや住宅街が広がっていますが、当時、周りは畑ばかりでしたね。今でこそ多くの歯科医院がありますが、その中でも私たちは早目に開業したほうです。あの頃はまだ若かったですから、20時まで受付して22時頃まで診療していました。患者さんも小さいお子さん連れや若い方が多かったですね。25年も続けていますと、子どもだった方が成人したり、働き盛りの方がご高齢になったりと、みなさん年齢を重ねてきています。地域に暮らす方々とともに当クリニックも成長してきたような印象ですね。

この界隈の地域性についてはどのようにお感じですか?

歯科に対する意識が高いように感じています。特にお口の健康と全身との関連性について関心を寄せる方が増えています。これまではあまり口腔環境と全身疾患とは関連がないように思われていましたが、最近ではテレビの健康情報番組などでも取り上げるようになっていますので、その影響もあるのでしょう。やはり皆さんにとって一番ほしいものは健康だと思います。まず健康であることが心豊かな暮らしにつながるのではないでしょうか。

歯科医師をめざされたのは、どんなきっかけがあったのでしょう?

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叔父が歯科医師だったことが大きなきっかけです。遠くに住んでいたので、夏休みなどまとまった休日に虫歯治療をしてもらったりしていました。その叔父の姿を見て、兄弟そろって歯科医師に憧れました。何年か経ったら一緒に開業したいねという計画も話すようになっていました。親子や兄弟でクリニックを経営するのは、けんかや仲間割れが起きやすいと聞きますが、私たちはお互いをフォローしてきましたね。専門分野も兄が矯正歯科と口腔外科、私が歯周病と役割分担できていました。ただ4年前に兄が他界してからは、その分を埋めるのに少し苦労してきた部分もあります。

食いしばりには、マウスピースによる歯の保護を

診療にあたって大切にしていることを教えてください。

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患者さんが一番不安に感じるのは、何をされているのかわからないということだと思います。少しでも患者さんの不安を減らせるよう、丁寧に説明することを一番意識しています。診察や検査をした後にその状況をわかりやすいよう説明し、患者さんにとって最善の治療を提案するようにしています。また、治療やケアについてトータルにアドバイスすることで、患者さんに納得していただくようにもしています。患者さんと話す時間は比較的長いほうだと思いますよ。患者さんの趣味や日常生活など治療以外の話題でコミュニケーションをとることも多いですね。時にはスタッフから、カルテがたまっている、つまり次の患者さんが待っている、と合図を送られることもありますが(笑)。

最近、目立つ疾患や症状はありますか?

最近は食いしばりに関するお問い合わせや、食いしばりが不安ということで受診する方が増えています。就寝中の食いしばりは自分では気づきませんが、ご家族の方から、歯ぎしりの音がすごいと指摘されて受診したという方もおられます。食いしばりをそのままにしておきますと、歯がしみたり痛みが出たりします。歯の形が崩れて詰め物が取れやすくなることもあります。食いしばりのある方は、肩や首がこっていることも多いですね。そうした食いしばりによる歯のダメージを防ぐため当クリニックではマウスピースでのケアを行っています。マウスピースは歯を保護することが主目的です。就寝中の食いしばりは、寝返りと同じような反射行為なので、根本的に直すことは難しいのです。マウスピースはあくまでも歯を守るための対症療法ということをぜひご理解いただきたいですね。

歯周病治療にも力を入れているそうですね。

大学卒業後、歯周病学教室に勤務しておりましたので、歯周病治療に力を入れています。現状や原因を丁寧にお話して、詳しい検査をした上で情報を患者さんと共有するようにしています。ひと通りの歯周病治療を終えて、定期的なメンテナンスに通っている方も多いですね。歯周病は糖尿病との関連がとても深いですから、近隣の内科クリニックとの連携も密にしています。糖尿病と歯周病は互いに悪影響を及ぼしますので、同時に治療することが求められるのです。また、循環器疾患や生活習慣病の薬の副作用が口腔に出てくる場合もありますので、そうした投薬治療を受けている方には、お知らせという意味合いで副作用についてお話することあります。口腔環境への影響はなかなか知る機会も少ないと思いますので、ぜひ知っておいて欲しいということでお話しています。

診療体制やスタッフについて教えてください。

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小児歯科が専門の先生が週2回、若手の先生が週1回診察を担当しています。歯科衛生士は2人、歯科助手は5人在籍しています。スタッフとは毎週ミーティングをして、クリニックの理念などついて情報共有し、それを患者さんにも伝わるようにしています。患者さんへのあいさつやお声がけ、立ち居振る舞いなども大切ですね。スタッフはそれぞれスキルや経験が異なりますから、できる人がフォローにまわるなどして、スタッフみんなで責任を持つようにしています。もう10年近く働いている人もいて、その人をスタッフ長としてみんなよく動いてくれています。ここで働くことが生きがいや、やりがいにつながればいいなと願っています。

通院できない高齢患者のために訪問診療をスタート

最近、訪問診療も始められたそうですね。

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はい。今年から始めたばかりです。ご高齢になって当院に来られなくなった方も多く、そういった方のご自宅にお伺いしています。訪問診療では、入れ歯の治療を行う場合もありますし、例えば脳血管疾患の後遺症で手が動かせず食べづらいとか、喉の筋力が低下して嚥下できないという場合には食事支援が必要となるケースもあります。誤嚥性肺炎を防ぐための口腔ケアも大切です。このように訪問診療では、患者さんによって求められる医療は異なります。今はまだ始めたばかりで不安もありますが、地域のニーズに応えられるよう努力していきたいですね。

ところでプライベートはどのようにお過ごしですか。

当クリニックでは、スポーツ競技用のマウスピースも処方しています。それは競技人生を終えたその後の人生の方が長く、その人生を健康に過ごしてほしいという予防の願いを込めてのことです。しかし、実際、スポーツ競技の現場ではマウスピースの重要性はさほど認識されていません。当クリニックでは近所のボクシングジムのボクサー用のマウスピースを作っているのですが、それが縁で私自身もボクシングジムに入会し、トレーニングをしています。診察中はいつも前かがみで姿勢が悪いですが、エクササイズは背骨が伸びて気持ちいいですね。ストレス発散にもなりますよ(笑)。他にはバイクが好きなので、時間がある時はツーリングにでかけることもあります。

では最後に今後の展望をお願いいたします。

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地域の方々のプラスになるよう、いろいろなご要望にお応えしていきたいですね。患者さんから教えていただくことも多く、教わったことを他の患者さんにとってプラスになるように生かしていきたいと思います。これからはますます地域の医療や介護・福祉との連携が大切になります。そういった地域医療連携の中で、お看取りまで含めて患者さんを最後まで診ていければと思っています。歯科医師がお看取りをすることは少ないかもしれませんが、今後も経験やスキルを積んで地域に暮らす方々に貢献できればと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~、審美歯科/オールセラミッククラウン 12万円~、マウスガード/約1万円~
※症例によって費用が異なります。詳細はクリニックにお問い合わせください。

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