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川越 元久 院長、村上 香織 副院長の独自取材記事

川越歯科医院

(川崎市高津区/溝の口駅)

最終更新日:2023/09/04

川越元久院長、村上香織副院長 川越歯科医院 main

高津区を中心に、地域の内外から幅広い年齢層の患者が訪れる「川越歯科医院」。この地で生まれ育った川越元久院長は、学校歯科医や歯科医師会の活動に尽力しながら地域医療に貢献する。院長とともに診療にあたる村上香織副院長は、気さくな人柄で患者の生活背景にまで目を向けたきめ細かなケアを提供。先進の設備を駆使した心の通う歯科医療で、「生涯にわたってお口の健康を守りたい」と語る2人に、診療についてじっくり聞いた。

(取材日2022年5月24日)

患者目線の対応で地域に根差し続けて60年

まずはクリニックの特徴を教えてください。

川越元久院長、村上香織副院長 川越歯科医院1

【川越院長】当院は今年で開院60年を迎えた地域密着型の歯科医院です。父がこの場所に開院した3年後に私が生まれ、自宅を兼ねたこの歯科医院で育ちました。開院当初から通い続けてくれている患者さんも多く、親子3、4世代と幅広い年齢層の患者さんにお越しいただいています。通院が困難になった方のもとにはこちらから伺う訪問歯科診療にも応じています。虫歯や歯周病から入れ歯、インプラント治療、根管治療、小児歯科まで患者さんのお困り事に幅広く対応します。

患者さんのニーズに合わせて柔軟な対応をされているそうですね。

【川越院長】患者さんの高齢化に対応するため、2015年の全面リニューアルではバリアフリー設計にしました。車いすのまま診察室まで移動できるだけでなく、車いすからスムーズに移乗できる専用ユニットもあります。また、どなたにも安心して通っていただけるよう、世界水準の滅菌システムや医療機関用空気浄化装置、残留塩素濃度補正システムを導入して、院内で使用する水にも徹底してこだわり、各ユニットには口腔外バキュームを設置しています。
【村上副院長】長いお付き合いの患者さんも多く、最初にお会いした時は小さかった患者さんが今では大学生や社会人。自分の経験を踏まえて人生の先輩としてアドバイスしながら、進路の相談に乗ったこともあります。子どもの成長を見守る親戚のおばさんのような気持ちですね。

お互いの、「ここがすごい」と思うところは?

川越元久院長、村上香織副院長 川越歯科医院2

【川越院長】村上副院長は歯科医師としてだけでなく、人としても安心して患者さんを任せられる頼もしい右腕です。一般歯科はもちろん、小児歯科から口腔外科まで何でも診られるので、一つの家族全員担当してもらっているケースも多いですね。朗らかな対応で患者さんからの評判も良いですし、一人ひとりに根気強く丁寧に向き合っていて、本当に面倒見がいいんです。村上副院長が来てから、明らかに患者さんの幅が広がりましたね。
【村上副院長】院長はタフな方で、どんなに忙しくても疲れた顔を一切見せず、いつでも誰に対しても平常心で接しているところが、私には真似できないなと思います。それから、院長の顔を見るだけで安心するという方がとても多く、時間をかけて築いてきた信頼関係の深さを痛感しています。院長のことを小学生の頃から知っておられる高齢患者さんも多く、患者さんの手を引いて診療室に連れて来るということもよくあるんですよ。

口腔機能の維持を図り、患者の心身の健康を守る

診療で大事にしていることは何ですか?

川越元久院長、村上香織副院長 川越歯科医院3

【村上副院長】患者さんの生活背景まで配慮して適切にアドバイスします。職業や生活リズム、食生活などによってアドバイスできることは変わってきますので、その方が話しやすいようなコミュニケーションに努めていますね。頭ごなしに言ったり決めつけたりせず、お口の状態がなぜこうなったのか、患者さんご自身が原因に気づけるような話し方を心がけています。
【川越院長】副院長の言うとおりで、単に虫歯の治療をするだけではなく、「なぜ虫歯になったのか」を考えることが非常に大切。患者さんの人生を診ていく、とも言えるでしょう。私は補綴が専門ですが、入れ歯やかぶせ物、インプラントは、いわば最終的な処置。どんなに良いものを作っても天然の歯にはかないません。できるだけ削ったり抜いたりしないで済むためには、そもそも虫歯や歯周病にならないようにするためにはどうすればいいのか、根本的な原因から解決できるようサポートします。

3歳までの予防歯科が大切だそうですね。

【川越院長】虫歯予防にはブラッシングだけではなくフッ化物の応用が重要で、歯茎の病気予防には加えてブラッシングが不可欠。しっかりメリハリをつけ、一人ひとりに合わせたケアの方向性を歯科衛生士に指導しています。子どもには「感染の窓」というものがあり、1歳7ヵ月から2歳7ヵ月の間に甘いものを摂取すると、虫歯になりやすくなるといわれています。当院ではこの時期の予防を重視し、食事の指導やフッ素を使った虫歯予防に取り組んでいます。
【村上副院長】「お子さんに甘い物を与えては駄目」と言うのは簡単ですが、実際はお友達からお菓子をもらうといった場合もありますよね。ですから食べる量は親御さんがコントロールするよう助言するほか、おやつイコールお菓子ではないことや、野菜の切り方・調理方法など食育や栄養学に関する話もしています。こうしたアドバイスは、以前勤めていた小児歯科医院での経験が生かされていると思います。

口腔機能低下の予防にも取り組んでいると伺いました。

川越元久院長、村上香織副院長 川越歯科医院4

【川越院長】硬いものが噛めない、食べこぼす、滑舌が悪いなど、オーラルフレイル(口腔機能の衰え)に起因する症状は多々あります。これらは食生活への影響や、人や社会との関わりの減少を招きかねません。ですから、口腔機能低下の予防に力を入れています。最近では、患者さんがタブレット型端末で動画を見ながら一緒に練習するというリハビリテーションプログラムを新たに導入しましたので、リハビリにさらに注力していきたいですね。また、できるだけお口の中をシンプルな状態にすることで、仮に患者さんが施設に入られるなどして私の手が及ばなくなった場合でも、ある程度メンテナンスしやすく、困らないようにして差し上げたいです。地域の高齢者の方に口腔機能を長く維持して健康に過ごしていただくため、今後も工夫を重ねていきたいです。

心の通う歯科医療で、生涯を通じた予防歯科を推進

印象に残っている患者さんとのエピソードを教えてください。

川越元久院長、村上香織副院長 川越歯科医院5

【村上副院長】やはり亡くなられた方のことは忘れられませんね。私は10年目になりますが、その間に亡くなられた患者さんもいらっしゃいます。常に最善を尽くしてきたつもりですが、もっとたくさんお話ししておけばよかったとか、あれこれ考えてしまいます。似たようなケースに遭遇すると、どうしてもその方のことを思い出してしまいますね。でも、2度と会えないというつらさがあるからこそ、今、目の前の患者さんとの時間をもっと大切にしよう、もっと真摯に向き合おうと痛感しています。

今後の展望をお聞かせください。

【川越院長】快適な診療環境整備のため、当院では歯科用CTやレーザー、マイクロスコープなど設備面でもバージョンアップを重ねてきました。でも、患者さんに安心して通っていただくために何よりも大切なのは「人」。地域のかかりつけ医として、この先も皆さんのお口の健康を守り続けてくれる後継者の育成も大きな課題です。
【村上副院長】院長の技術は高いのはもちろん、芸術的。これほど丁寧にサクサクと要領よくできる歯科医師はそういないと思っています。さらっとこなしているように見えるので、患者さんにはわかりにくいと思うのですが、特に補綴などはとても専門的な高い技術が必要で、街のクリニックで対応しているところはそう多くありません。院長のこの技術と真摯な思いは絶対に絶やしてはいけないなと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

川越元久院長、村上香織副院長 川越歯科医院6

【川越院長】おかげさまで60周年を迎えることができました。「ここへ来ればなんとかなるだろう」と、気軽に相談してくださる皆さんのおかげです。ただ、長く続けているだけでは駄目。歯科医療は時代とともに変化していますから、ハード・ソフト面ともに、常に新しいものを意識していく必要があると考えています。「生涯を通じた予防歯科の推進」をモットーに、時代のニーズに合わせた質の高い診療を提供し続けられるよう、これからも地域のために努力を重ねていきたいと思います。
【村上副院長】院長は、職人肌。口数は少なくても、地元の皆さんのために役立ちたいという気持ちが痛いほど伝わってきます。私の実家も戦前から続いてきた歯科医院なので、歴史の重みを肌で感じています。これからも患者さんと心を通わせながら、先生方の思いをつなげていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/45万円~、審美歯科:白い詰め物(1本)/3万円~、白いかぶせ物(1本)/10万円~、金属床義歯/35万円~

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