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宝崎 岳彦 院長の独自取材記事

平沢歯科

(秦野市/秦野駅)

最終更新日:2021/01/18

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小田急線の秦野駅から車で5分ほどの住宅街に「平沢歯科」はある。広々とした敷地にたたずむクリニックは、まるでカフェのような外観。ゆったりと余裕を持たせたスロープが印象的なバリアフリーのエントランスを抜けると、高い天井が開放感を演出する待合室が広がる。出迎えてくれたのは宝崎岳彦(ほうざき・たけひこ)院長。「多様化するニーズに応える総合歯科として、地域の歯科医療を支えていきたい」と頼もしい笑顔を見せる。5人の歯科医師と専属歯科技工士、約15人の歯科衛生士がチーム力を生かしながら、治療の質を追求する同院。そのめざす歯科医療について話を聞いた。
(取材日2020年1月16日)

チームで取り組む「大人の予防歯科」

まるでカフェのようなすてきなクリニックですね。

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「できるだけクリニックらしくないリラックス感のある空間にしたい」という考えから、建築士とコラボレーションした結果です。当院の開院は1999年ですが、2015年に建物を一新し、リニューアルオープンしました。以前は難しかったバリアフリー環境を実現したのは、この時代にバリアフリー化は必須との思いからです。人生100年時代を見据え、訪問歯科診療も必要かもしれませんが、まず求められるのは通いやすさだと思います。また、治療用ユニットを7台から11台へ増やし、より多くの患者さんをできるだけお待たせすることがないように配慮しています。

スタッフが充実していると伺いました。

常勤の歯科医師は私を含めて5人。厚生労働省の歯科医師臨床研修施設でもあるため、研修医を受け入れることもありますね。ほとんどの者は日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第一講座主任教授の小出馨先生に師事しています。理念を共有し、共通言語で語れるので、治療上の考え方のぶれやエラーを防ぐことにつながっています。他には、専属の歯科技工士が常駐し、歯科衛生士は開院以来20年選手のベテランから若手まで15人ほどのメンバーです。歯科医師や歯科衛生士が複数いることで、それぞれの強みを生かして幅広い診療を展開できています。また、先進機器を積極的に導入しており、スタッフ一同、新しいスキルを身につけることにも熱心です。

診療方針について教えてください。

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大切にしているのは、できる限り歯を残すことと、機能を回復すること。また、「30代からの大人の予防」を掲げ、予防歯科も推進しています。歯科医師は悪い部分を治すために全力で治療に取り組みますが、本来は出番がないのが一番です。そのためのお手伝いを担うのが歯科衛生士で、患者さんごとのリスクを考え、一人ひとりのお口の状態に合わせたケアをご提案しています。レベルの高い診療のためにも、特に歯科衛生士の教育は重視しているんです。新卒にはベテランがつき、社会人としての基礎を含め、衛生士としてのスキルを学んでいきます。当院の歯科衛生士はプロ意識が高く、外部の講習会に参加するなどして知識と技術を磨くとともに、お子さんにはバルーンアートを用意するなど、楽しく通えるための工夫もしてくれています。

得意な治療はインプラントと入れ歯。難症例にも対応

歯科医師が5名いるとのことですが、治療の役割分担などはあるのでしょうか?

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歯科医師ごとに得意分野が異なりますので、適材適所であたっています。私自身の専門は入れ歯とインプラント治療で、これまで多数の症例を経験しましたし、難しい症例にも対応しています。入れ歯とインプラント治療はどちらも失った歯を取り戻すために行いますが、いずれか一方にのみ精通している場合だと、得意なほうをお勧めしがちです。その点、私は両方を長年経験し、2つとも得意としているので、それぞれのメリットとデメリットを踏まえ、ケースバイケースでより適した治療をご提案するようにしています。

具体的にはどのような症例や治療法に対応していますか?

例えばインプラント治療では、顎の骨が少なく埋入が難しいようなケースにも対応しています。手術では、麻酔専門の歯科医師と連携して静脈内鎮静法という点滴麻酔を用いた方法を導入し、痛みや恐怖心を極力抑えられるように努めています。また、入れ歯では、噛み合わせの分析を行い、噛みやすく、外れにくく、痛みの少ない入れ歯の提供をめざしています。院内に歯科技工士が常駐しているため、ご要望に応じて日程を調整し、最短1日で入れ歯を作製することもあります。通常であれば複数回の通院が必要な義歯作製ですが、多忙で時間が取れない方や、歯の抜けた状態で数日を過ごすのが嫌な方もいらっしゃるでしょう。そうした方はご予約いただければ、朝の抜歯から型採り、作製を経て、夜には完成した入れ歯をお渡しするといったことも可能です。

治療の選択肢を多くご提示いただけると、迷ってしまいそうです。

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同じ症状でも、患者さんのライフスタイルや求めるものなどによって、選ぶべき治療は変わります。どの治療を選んでいいのかわからないという患者さんには「何を求めるのか?」を中心に丁寧にカウンセリングを行い、適切な選択へと導きます。当院には完全個室の相談室が2部屋ありますので、医師だけでなくトリートメントコーディネーターや歯科衛生士も時間をとって患者さんへのヒアリングを行っています。

理念に共感する患者への治療に最善を尽くしたい

診療にあたられる際に心がけていることはありますか?

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電動麻酔器などもご用意して、なるべく痛みの少ない治療を心がけています。それでもどうしても痛みが出そうな場合は「痛いです」と正直に伝えることを大事にしているんです。ただその際も、「痛いときは言ってください」ではなく、「痛いときは手を挙げてください」と具体的にお伝えして、患者さんが戸惑うことのないように気をつけています。また同じように、何か作業をする前には必ず一声おかけしています。治療中の患者さんは、何をされているか見えない状態です。「タオルを掛けます」、「機械をお口に入れます」、「お口の中の水を吸います」と事前に説明することで、少しでも不安に思う気持ちを払拭できればと思っています。

患者さんにはどんな心構えで来てほしいですか?

当院では、健康づくりのお手伝いができるよう、これまでの知識と経験に基づき、その患者さんに合った治療方法をご提案しています。その際には、しっかりご理解していただけるよう、丁寧な説明を重視しています。その上で、そうした当院の考えに共感してくださる患者さんに来てほしいと思っているんです。例えば、私が得意とするインプラント治療や入れ歯をはじめ、インレー、クラウンといった補綴治療は専門性が高い分野です。口腔内スキャナーなど先進の機器も導入し、環境、技術ともにレベルの高い治療を提供している自負があります。そうした治療は、時に自費診療になることもありますが、それも含めて高度な歯科医療を求める患者さんに、ぜひ来ていただきたいのです。「悪いところだけ治してほしい」という方だと、残念ながらめざす方向が違うかもしれません。私の治療方針に共感してくださる患者さんと一緒に治療を進めていくのが理想ですね。

院長が歯科医師を志したきっかけと、この場所での開業を決めた経緯は?

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医師や歯科医師の多い家系で、医療を身近に感じていたのと、子どもの頃から喘息で病院にかかる機会が多く、先生への憧れもあったかもしれません。いざ歯科医師になると、壊れたものを治してまた機能するようにするという行為は奥深く、やりがいある仕事だと気づきました。この場所での開業は親戚の勧めによるものです。もともと秦野とのご縁はなかったのですが、癒される自然があり、水が良くておいしいそば屋もある。魅力的な街だと感じています。

最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

身近に信頼できる歯科医師を見つけてほしいと強く思います。そのためには受診時に、何がしたくて、何が嫌なのかをきちんと伝えることが大切ではないでしょうか。歯科医師としてできることは全力でお手伝いしますが、患者さんご自身が主体的に歯を守ることが重要です。生きるために食べることは必須で、それには歯が必要です。ですから、歯の大切さを伝えて患者さんの口腔に対する意識を高めていただきたいと思っています。毎日の歯磨きは、1回3分、1日3回として、年間で約3300時間もの時間を費やします。この時間を意味あるものにするために、アドバイスはできても、私たちがすべて管理はできません。最終的に歯を守るのは患者さんご自身だということをご理解いただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本につき32万円~43万円

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