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仁藤 学 先生、仁藤 真佐江 先生の独自取材記事

仁藤医院

(世田谷区/二子玉川駅)

最終更新日:2026/06/05

仁藤学先生、仁藤真佐江先生 仁藤医院 main

1974年の開業以来、50年以上にわたり世田谷の住宅街で地域医療を支え続けてきた「仁藤医院」。2018年に父親から後を継いだ仁藤学先生と仁藤真佐江先生は、それぞれの専門である消化器内科や皮膚科をはじめ、一般内科から外科、生活習慣病まで幅広く対応している。新型コロナウイルスの感染拡大を経て激動する社会・医療情勢の中にあっても、同院が掲げる「地域医療の駆け込み寺」としての役割は決して変わることはない。そんな強い信念のもと、地域住民に寄り添い続ける2人のドクターに話を聞いた。

(取材日2026年5月11日)

いつ来ても変わらぬ誠実な診療を続ける

ご継承されてから8年がたちましたが、この間に何か変化はありましたか?

仁藤学先生、仁藤真佐江先生 仁藤医院1

【学先生】世界に目を向ければ、まさに激動の世の中ですし、医療情勢も新型コロナウイルスの流行を経て、医療技術の進歩や医療業務のDX化など、常に変化し続けています。しかし、世田谷の閑静な住宅街にある、私たちの医院の診療の風景は、以前とほとんど変わりませんね。半世紀この地にしっかり根づいてきた医院ですから、むしろいつ来ても変わらないところに、患者さんは良さを感じてもらえているのではないでしょうか。
【真佐江先生】この地域には古くからの居住者が多いので、もちろん新しく来院される方もいらっしゃいますが、昔から通われている高齢の患者さんが中心です。「地域医療の駆け込み寺」の役割を担い、変わらぬ想いで誠実に診療し続けることこそが、地域の方々にとっての日常を守る「安心」につながると考えています。

高齢の患者さんの診療では、どんなことを心がけていますか?

【学先生】高齢の方は健康状態が急変しやすいため、とにかく見落としをしないよう注意深く診察しています。痛みを感じにくかったり、訴えとは違う場所に原因があったりすることも少なくありません。些細な日常の変化やちょっとした会話に隠されたヒントを見逃さないよう、じっくり向き合っています。
【真佐江先生】そうですね。時間をかけてお話を丁寧に聞くよう心がけています。高齢の患者さんは耳が遠かったり、同じ話を繰り返されたりすることもありますが、お一人お一人の気持ちをくみ取れるよう真摯に向き合います。患者さんも丁寧に聞いてくれた、わかってもらえたという安心感につながりますし、一見関係のない家族の話や生活背景を知っているほうが、治療の際に役立つことも多いんですよ。患者さんの背景にも寄り添った診療を提供できるのは、大勢の患者さんに対応する大規模病院にはない地域医院のメリットです。

院内処方していただけるのは、患者さんの利便性が高いですね。

仁藤学先生、仁藤真佐江先生 仁藤医院2

【学先生】はい。お薬を院内で受け取れる院内処方を取り入れているため、診察から薬の受け取りまで院内で完結できます。本当は医院側としては処方箋を出すだけの院外処方のほうが効率的で在庫管理などの煩雑な業務が不要になるため、一度は考えた時期もありました。しかし、患者さんの負担が大きく、利便性も低くなると考え院内処方を維持しています。当院がある用賀と二子玉川の間は住宅街で調剤薬局が少なく、行くには国道や急な坂を越えなければなりません。高齢の患者さんが診察後にそこまで歩くのは本当に大変なことです。
【真佐江先生】雨や猛暑の日もありますし、歩行器を使って通院している足の不自由な方もいらっしゃいます。高齢の方が通いやすい医院とはどういう医院であるべきかという問いに対して、院内処方の維持は私たちの一つの答えでした。

かかりつけ医で受けられる高齢女性のエイジングケア

どんな症状の患者さんが多いのでしょうか?

仁藤学先生、仁藤真佐江先生 仁藤医院3

【学先生】一般内科では、高血圧症や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病が圧倒的に多いですね。またそうした病気を複合的に持っている方は便秘などの悩みもあるようです。私の専門である消化器内科では慢性胃炎や過敏性腸症候群などの訴えがよく見られます。また、胃や食道に特化した上部内視鏡検査や腹部全体を診る超音波検査、大腸がんなどの手術後のフォローアップも行っています。外科では大きな手術はできませんが、ちょっとした外傷に対応しています。また腰痛や肩凝り、腰椎の変形やヘルニアに悩む患者さんのために、頸椎と腰椎のけん引や関節注射なども行っているんですよ。
【真佐江先生】花粉症やアレルギーの薬も処方可能です。私はもともと形成外科出身なので、月曜のみではありますが、ケガの縫合処置や顔の小さな腫瘍除去なども行っています。中でも、細かく縫って傷痕を目立たないようにするのが得意です。

2人の医師が連携すると、どんな良い点があるのでしょうか?

【学先生】実は内臓の疾患が皮膚にサインとして現れることも多く、多角的な視点は診断の精度を飛躍的に高めてくれます。お互いの意見が一致すれば、より確信を持って治療を進められます。例えば、湿疹や肌の赤み、かゆみなどは肝臓や胃腸、自己免疫疾患が原因のこともあります。湿疹が出て皮膚科に通ってもなかなか改善しない、実は胃の調子も悪い、といった複合的な困り事も気軽に相談してほしいですね。
【真佐江先生】現在のところ皮膚科診療は毎週月曜のみですが、一般的な皮膚科の症状はもちろん、内科や外科を受診した患者さんに気になる皮膚の症状があった場合は、引き継いで診療にあたっています。逆に、内科疾患の可能性を考慮し、学先生に相談することもよくあります。

エイジングケアにも対応しているそうですね。

仁藤学先生、仁藤真佐江先生 仁藤医院4

【真佐江先生】はい。当院は高齢の患者さんが多いのですが、女性を中心に「年齢を重ねてもきれいでいたい」という美意識や健康意識が高い方が多く、私自身とても感銘を受けています。高齢の方にとって美容専門のクリニックは少し敷居が高いですよね。その点、いつも通うかかりつけ医なら、何かのついでに気軽に相談できるのではないかと思います。特に多いのは「首のイボを取りたい」「しみが増えた」といったお悩みです。当院では、ほくろや加齢性のイボ、お顔の小さな腫瘍などを除去するための炭酸ガスレーザー治療器を導入し、こうしたお声にお応えしています。

なんでも相談できる窓口として、地域に寄り添いたい

今後、力を入れていきたい診療はありますか?

仁藤学先生、仁藤真佐江先生 仁藤医院5

【真佐江先生】健診やがん検診です。消化器がんの早期発見に役立つ胃の内視鏡検査や腹部超音波検査は当院でも対応できますし、それ以外も必要に応じて外部医療機関をご紹介できます。また、たとえがんと診断されても、早期発見できれば体への負担も少なく、その後の人生を全うすることができます。元気な時こそ、定期的な検査で安心を手に入れてほしいですね。

スタッフの方も皆さん感じのいい方ばかりですね。

【学先生】当院のスタッフは勤続10年以上のベテランが中心で、まさに「あうんの呼吸」で診療を支えてくれています。患者さん一人ひとりの特徴や病状をしっかり把握しており、私が聞き漏らしたことや細かな部分に気づいてフォローしてくれるなど、医師の目が届かない部分まで心配りしてくれる非常に頼もしい存在です。
【真佐江先生】足元が不安な方が来院されれば、スタッフは指示を待たずに自発的に外まで出迎え、体を支えて診察室へ案内しています。いつ来てもなじみのスタッフが迎えてくれることは、高齢の患者さんにとって大きな安心感や居心地の良さにつながっているのではないでしょうか。

最後に、地域の方々にメッセージをお願いします。

仁藤学先生、仁藤真佐江先生 仁藤医院6

【学先生】私たちがめざすのは、誰もが気軽に頼れる「身近なかかりつけ医」です。一つの治療に特化するのではなく、あらゆる症状に手を尽くせるクリニックであること。それこそが私たちの役割であり、存在意義だと考えています。どんな小さなお悩みでも全力で診療いたしますし、より専門的な加療が必要な場合でも、責任を持って適切な高次医療機関をご紹介します。
【真佐江先生】「何かあれば、まずは仁藤医院に行ってみよう」、そう思っていただける場所でありたいですね。「どの診療科に行けばいいかわからない」「こんな些細なことで受診してもいいのかな」と迷ったときこそ、私たちの顔を思い出してください。「なんでも一番に相談できる窓口」として、これからも皆さまに寄り添い続けてまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

イボの除去:3000円/個~
ほくろの除去:5000円/個~
ヒアルロン酸注射:10000円~
ボツリヌス毒素製剤注射:15000円~
※別途、初診料2000円、再診料1000円がかかります。