全国のドクター9,235人の想いを取材
クリニック・病院 160,697件の情報を掲載(2022年6月28日現在)

  1. TOP
  2. 宮城県
  3. 仙台市青葉区
  4. 東北福祉大前駅
  5. くにみ野さいとう歯科医院
  6. 齋藤 善広 院長

齋藤 善広 院長の独自取材記事

くにみ野さいとう歯科医院

(仙台市青葉区/東北福祉大前駅)

最終更新日:2022/02/14

101794 top

JR仙山線・東北福祉大前駅から徒歩約6分の場所にある「くにみ野さいとう歯科医院」。虫歯や歯周病の治療から、小児歯科、インプラント治療や親知らずの難抜歯、根管治療、矯正、総義歯治療、歯周外科治療、ホワイトニングまで幅広く対応する、地域の頼れる歯科医院だ。院長の齋藤善広先生は、患者が生涯自分の歯で生活できることをめざし、予防をベースとして診療に注力。悪くなってしまった部分を治療するのではなく、健康な歯を維持するためのさまざまな手段や方法を積極的に提案している。予防歯科に対する信念を持つ齋藤院長に、診療に対する思いをたっぷりと聞いた。

(取材日2022年1月17日)

健康な歯を生涯維持するために、予防歯科にも注力

どのような患者さんが通われていますか?

1

患者さんの多くは地元の方ですが、最近は遠方から来院する患者さんもだいぶ増えています。予防をベースにして診療しているということをインターネットで調べて来られる方がほとんどです。患者さんの主訴としては、メンテナンスを希望する方のほか、私がインプラント治療を専門にしているということもあって、インプラント治療の相談やセカンドオピニオンを求めていらっしゃるケースもあります。もちろん、虫歯や歯周病の治療や入れ歯の相談で来院する方もいますし、この地域は近くに大学もいくつかあって大学生も多く、年齢的に親知らずが痛み出して来院する学生さんも多いですね。開業以来、年間数多くの難抜歯手術を行っています。ほとんどのケースでは当院で抜歯を行うことができます。

普段の診療で大切にしていることは何ですか?

予防の大切さについてしっかりと伝えるということを一番に心がけています。その部分を患者さん自身に理解していただかないと継続的に通うことは難しく、途中で来なくなってしまうからです。当院では初診時に検査と説明を行うのですが、患者さん自身に現在の状態を正しく知っていただくことで、治療や予防のためのメンテナンスをしっかり継続していくことができると思っています。きちんと予防やメンテナンスを行ったほうが、生涯にかかる歯科医療費というのは安くなるといわれていますし、大きな問題が起きてから治療をするよりも、時間も手間もかかりません。当院に通っている子どもの患者さんは、虫歯の治療よりも予防のために通っている方が多いのですが、小さなうちから予防の大切さを身につけていくことで、生涯にわたって健康な歯を維持していくことができると思っています。

こちらのクリニックは、メンテナンスの専用棟があると伺いました。

2

2011年から予防歯科にも力を入れて、それをベースにした診療にシフトしたのですが、その結果2014年頃にはメンテナンスを希望する患者さんがとても多くなったんです。そこで、メンテナンスを中心にしたスペースを作ろうということになり、当院の向かいにメンテナンスの専用棟を増築して、ユニットをこれまでの倍に増やしました。患者さんがゆったりとした気分でメンテナンスを受けることができるように、すべてが個室となっているのが特徴です。

先端機器も積極的に取り入れ、難治症例にも対応

診療の方向性や先生の得意な治療について教えてください。

3

当院の診療のベースは、予防歯科と歯周病治療です。歯科衛生士は歯周病ケアについて専門的な知識を備えていますし、私自身も歯周組織再生療法を手がけていますので、よほど重症なケースでない限り当院できちんと治療をし、生涯治療後の状態を維持できるようめざしています。また、私はインプラント治療も得意とし、安全性と精度を重視しながら、これまで数多くの治療を提供してきました。院内技工で歯科技工士が常駐していますので、何か問題が起きた場合にも院内で解決できるというのも大きな強みですし、総義歯についてもかなり長い年数一生懸命やってきましたので、かなり難しい症例でも対応しています。高齢の患者さんの中には難症例になっている方も多く、ほかのクリニックから紹介されてくる方や、クチコミを聞いて来院される方もいらっしゃいます。

スタッフの人数がとても多いそうですね。

歯科衛生士は、パート勤務も入れて常に8〜9人おり、5、6人は歯周治療とメンテナンスの対応をしています。スタッフはクリーンスタッフを含めると総勢21人ですね。スタッフ同士は仕事目線でお互いを評価し合い、実力を認め合っているなという印象があります。新人スタッフが勉強を頑張っていると、先輩たちはそれを応援するという雰囲気があり、私自身が直接教育をしなくても、自然と育っているという感じです。また、スタッフ育成の一貫として、勉強会のための費用はクリニックで負担しています。皆、積極的に勉強会に参加していて、目標を持って働いているスタッフが多いのだなあと、うれしく感じています。

設備面でこだわっているところはありますか?

4

時代に合わせて新しいものも積極的に取り入れていきたいと思っています。例えば、歯周病治療をするにあたっては、口腔内写真などの画像の記録がとても大切なのですが、当院では撮影した画像をクラウドサービスに保存することで、患者さんが自分の写真をアプリで確認できるようにしています。また、当院では10年ほど前から、ドイツ製のCAD/CAMシステムを導入していて、今年、3世代目の新しい口腔内スキャナーを導入しました。このシステムはコンピューター制御によって歯の修復物が設計・製作できるというもので、最短ですと1時間、とても短い時間で耐久性に優れた修復物を作ることができるんですよ。そのほかにも、難治性の根尖病変の治療に必要なマイクロスコープや、歯科用CTなどの医療機器もそろえています。

治療の必要ない歯をめざし、予防の大切さを伝えていく

お忙しい毎日ですが、どのようにリフレッシュされていますか?

5

新型コロナウイルスが流行してからはなかなか難しいのですが、入れ歯の勉強会を定期的に開催したり、症例発表会などでさまざまな地域へ行ったりする際に、旅行気分で出かけていくことでリフレッシュしていました。飛行機に乗り、地元のおいしいものを食べ、仕事でありましたが、上手に楽しみを見つけエンジョイしていました。今は、インターネットショッピングも結構好きで、いらないものを買ってしまうことも多いですね。カメラが趣味なのですが、ネットでオールドレンズを買って、もっぱら犬や草木を被写体にして楽しんでいます(笑)。

今後の展望について、教えていただけますか?

今後も、患者さんに予防の大切さをしっかりと伝えていきたいと思います。虫歯の発生率は昔と比べると少なくなってはいますが、それでも大学生になってから悪くなってしまう方もいます。そのようなケースを減らすためにも、子どもの時からしっかりと関わって、「20歳で虫歯ゼロ」をめざしていきたいですね。当院は娘が後を継いでくれることが決まっていますので、このような予防やメンテナンスを大切にする部分もしっかりと継承してもらいたいと思っています。また、娘はスポーツに関する歯科診療が専門ですので、今後もより幅広い診療を提供していけたらうれしいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

6

生涯、自分の歯と自分の噛み合わせで過ごせるようにすることが最大の目標です。もちろん、事故などの外傷で歯を失ってしまった時にはインプラントという選択肢もありますが、それはあくまで補助的な役割として、最小限の治療で生涯過ごしていただきたいなと思います。そのためには、唾液検査や歯周組織の検査などで客観的に評価をして、その結果に基づいてどうしていったら良いのかを知ることが大切です。また、当院に通っている患者さんが、高齢になって介護施設などに入所された場合でも、訪問診療で治療やケアを継続してもらっています。今後も予防とメンテナンスの大切さを丁寧にお伝えしながら、患者さんにとっての「かかりつけ歯科医院」となれるように、一人ひとりに合った歯科医療を提供していきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

●唾液検査を用いたリスク評価(3300円)
●インプラント治療(診査料1万1000円・1本 38万5000円)
●矯正治療(部分矯正2万円~・全顎矯正50万円~)
●ホワイトニング(3万3000円)

Access