ほくろやイボの除去
先進のレーザーと巧技できれいな仕上がりへ
二子玉川ヤスダクリニック
(世田谷区/二子玉川駅)
最終更新日:2024/10/07


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ほくろやイボの除去をするなら、仕上がりにこだわりたいと考える人が多いだろう。そんなニーズに応えるべく尽力しているのが、「二子玉川ヤスダクリニック」の安田昇平院長だ。これまで数多くの皮膚疾患に関する悩みの改善を図り、知識・技術・経験を培ってきたベテランドクターである。ほくろやイボの除去を行う際は、傷痕がほとんど残らない、きれいな仕上がりにつなげることに力を注いできたという。「患者さんに喜んでいただきたい、満足していただきたいという思いを大切に、一つ一つの施術を丁寧に行っています」と話す安田院長に、傷痕が残りにくいほくろやイボの除去について詳しく話を聞いた。
(取材日2024年9月9日)
目次
先進のレーザーと豊富な経験を生かし、ほくろとイボそれぞれに適した除去法で傷痕が残らないことをめざす
- Qこちらで行っているほくろやイボの除去について教えてください。
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A
▲形成外科の分野で研鑽を積んできた安田院長
まずは肉眼的検査を行います。ほくろやイボといっても種類はさまざまで、中には悪性のものもありますからね。形がいびつ、色に濃淡があるなどの特徴があり、悪性の可能性があると判断した場合は切除して病理検査に提出。良性の場合はほくろやイボの状態に加えて、患者さんの希望を考慮しながら治療計画を決めます。計画内容に患者さんがご納得されたら、先進のレーザーを使って除去を進めていきます。イボは良性でも種類によっては再発の恐れがあるため、一度で芯まで除去を図るケースが多いです。一方ほくろは基本的に、一定のインターバルを空けながら段階的に除去を進めます。どちらにおいても当院では傷痕を残さないことを大事にしています。
- Q傷痕を残りにくくするための工夫をお聞かせください。
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A
▲患部を丁寧に観察し、どのように進めるか治療計画を考案していく
ほくろやイボの除去法は電気メスや液体窒素、レーザーなどいろいろとあります。その中でもレーザーは狙った切除ライン以外への熱影響が少なく、焼け幅が広がりにくいのが特徴です。特に先進のレーザーであればより精度の高い切除をめざせることから、当院では先進のレーザーを積極的に導入しています。またほくろの場合は先ほど話したとおり、一度の施術で除去を図るのではなく、まずは傷痕が残りにくいラインで切除。そして1ヵ月ほど患部を休ませた後、再び盛り上がってきたらまた傷痕が残りにくいラインで切除、という流れを繰り返します。このやり方だと時間はかかるものの皮膚へのダメージが少なく、きれいな仕上がりにつなげられるのです。
- Qほくろは段階的に除去するそうですが費用や回数が気になります。
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A
▲より理解してもらえるように、手書きのイラストで説明を行う
当院のほくろ除去は、切除回数で治療費を決めずに除去をめざす「請負制」を採用しています。「〇回まではこの費用で、それ以降は追加費用がかかります」としてしまうと、医師も患者さんも、基本費用で済む回数内で終わらせようと無理をしてしまいがちです。するとたとえ費用は安く済んだとしても、ほくろや傷痕は残ってしまいます。ですから当院のほくろ除去は、費用固定で切除回数の上限を設けていないのです。ちなみにほくろやイボの除去費用は、サイズや場所、イボなら種類などを考慮して決めています。そして計画を提案する際に、おおよその期間と併せて費用についても丁寧に説明しますので、ご納得してから施術を受けていただけるでしょう。
- Qほくろやイボを切除した後のケアについて教えてください。
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A
▲患部の大きさに合ったばんそうこう。目立たないように配慮
切除直後は小さくて目立ちにくいばんそうこうを患部に貼ります。1~2日はそのまま過ごしていただき、その後1週間から10日ほど、皮が張ってくるまで処方薬を塗布していただきます。次第にかさぶたができるので、自然と取れるまで清潔な状態を保っていただきます。洗顔は施術を受けた当日からいつもどおりで問題ありませんが、患部へのメイクはかさぶたが取れるまでは控えてください。なぜならかさぶたに化粧品が沈着して炎症しやすくなるからです。通院に関しては当院の場合、1回目の時だけは切除から1週間後に一度受診してもらい、状態を確認させていただいています。2回目以降は特に問題がなければ1ヵ月ごとの受診をお願いしています。
- Qなぜ傷痕を残りにくくすることを大事にしているのですか?
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A
▲研鑽を積んできた手技で、でるだけ短い時間での処置を
私は勤務医時代から、形成外科の医師として数多くの傷痕治療に携わってきました。そして傷痕が「心の傷」になっている方をたくさん見てきました。その経験から、どんなに小さかったり細かったりしても、自分の行為によって患者さんに傷痕が残るのは避けるべき事態だと考えるようになったのです。また、可能な限りきれいな仕上がりに導きたいとも思うように。それからより良い方法はないかと模索していたところ、レーザー治療と出合い、「これだ!」と思い研鑽を積んできました。きれいにほくろやイボの除去を図ることで、患者さんの気持ちが前向きになり、表情が明るくなっていただけたら幸いです。
自由診療費用の目安
自由診療とはイボの除去/3mm以下3300円~、ほくろの除去/1~3mm:1万1000円~3万3000円 ※使用箇所によって金額が異なります。詳しくはクリニックへご確認ください