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吉谷 正純 院長の独自取材記事

よしたに歯科医院

(札幌市中央区/桑園駅)

最終更新日:2021/10/20

吉谷正純院長 よしたに歯科医院 main

札幌駅の隣駅、JR桑園駅西口より徒歩30秒。駅前ロータリーの目の前という好立地に「よしたに歯科医院」はある。駅近くでありながら専用駐車場も用意し、幅広い患者が通う同院に入ると、白を基調とした清潔感ある空間が広がる。院長の吉谷正純先生は、北海道大学歯学部での勤務医を経て、1996年に開業。以来、長年にわたって地域に根差した診療を続けてきた。すべての診療室に生体モニターとマイクロスコープを設置するなど、保険適用内外に関わらず、精度の高い診療を追求している。日々の診療の傍ら、講演活動や学生たちへの臨床講義を行うなど、後進の育成にも力を注ぐ吉谷先生に、同院の診療の特徴やプライベートのことなど、さまざまな話を聞いた。

(取材日2021年9月14日)

地域と患者に寄り添い、精度の高い歯科診療を追求

開業以来、地域に密着した診療を続けていると伺いました。

吉谷正純院長 よしたに歯科医院1

今年で開業して25年になりますが、近隣にお勤めやお住まいの方を中心に、幅広い患者さんに来ていただいています。開業当初、この辺りはまだ大きな建物はなかったんですよ。その後、大型ショッピングモールやマンション、オフィスビルなどが続々と建設されて、25年の間で周辺環境は様変わりしましたね。新たにこの地に越してきた若い方も増え、開業当初から通ってくださるご高齢の患者さんも含めて、幅広い年代の患者さんの診療を行っています。地域に密着したクリニックではありますが、駅前でアクセスも良いため、札幌市内だけでなく、市外にお住まいの患者さんの来院も多いですね。

通いやすいクリニックというのは、魅力的ですね。

歯科医療には、定期的な検診やメンテナンスが必要不可欠なので、「患者さんが通いやすい」というのは大切な要素だと思っているんです。当院はバリアフリー対応なので、ご高齢の方や車いすの方でも安心してお越しいただけると思います。また、平日は20時まで診療を行っているので、お勤めの方や学生の患者さんなども通いやすいと言ってくださいますね。周辺にショッピングスポットも多いため、買い物のついでに受診される患者さんも多いです。公共交通機関はもちろん、専用駐車場も用意しているので、車での来院も可能ですよ。

すべての診療室に、生体モニターとマイクロスコープを設置されているそうですね。

吉谷正純院長 よしたに歯科医院2

当院には、ご高齢の方をはじめ、さまざまな疾患を持つ患者さんも数多く来院されます。治療中は、緊張や麻酔の影響で心臓がどきどきしたり、中には貧血を起こす方もいらっしゃるため、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、生体モニターで患者さんの体の状態を常にチェックしながら治療を行っているんです。生体モニターのデータは、すべて電子カルテに記録されるので、後から振り返ることもできるんですよ。また、一般的な虫歯治療からインプラント治療に至るまで、保険適用内外に関わらず、基本的にはすべての治療でマイクロスコープを導入しています。マイクロスコープを使うことで、肉眼では見えにくい口腔内の細かな状態も把握できるため、精密な診断と精度の高い治療が追求できますからね。当院を選んで来てくださった患者さんの大切な歯だからこそ、より適切な歯科医療が提供できるように努めています。

患者のニーズに合わせて、適した治療方法を複数提案

先生の得意分野についてお聞かせください。

吉谷正純院長 よしたに歯科医院3

開業前は、北海道大学病院の補綴科で経験を積んでいたこともあり、入れ歯やかぶせ物などの補綴治療やインプラント治療が得意分野です。インプラントは、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、その上に新しい人工の歯を取りつける治療法ですが、当院では2000年より20年以上、積極的にインプラント治療を取り入れています。インプラント治療には外科処置も伴うため、患者さんに安心して治療を受けていただくためにも、治療前の検査や診断・カウンセリングには、特に力を入れて取り組んでいますね。患者さんの口腔内を正確に把握し、より精密な治療が行えるよう、先進の機能を搭載した検査機器も積極的に導入しています。その一つが、コーンビームCT。3次元的な視野で精密に口腔内を診断できるだけでなく、短時間で撮影できるのが特徴です。培ってきた技術と設備をベースに、患者さんにとって最適な治療を実践していきたいと考えています。

診療の際に心がけていることはありますか。

歯の治療は、歯科医師と患者さんが一緒になって進めていくものです。だからこそ、患者さん一人ひとりにしっかりと寄り添い、患者さんの目線に立った治療が行えるよう、常に心がけて診療にあたっていますね。患者さんの歯の状態についての説明はもちろん、患者さんの話にしっかりと耳を傾け、それぞれの生活習慣や社会的立場、年齢など踏まえた治療方法を複数提案した上で治療に進むようにしています。また当院では、患者さんの悩みを一緒に解決できるよう「クリニカルコーディネーター」という、専任のスタッフによるカウンセリングにも対応しています。なかなか人には言えない歯の悩みや経済面での相談などにも親身になってサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。クリニカルコーディネーターのカウンセリングは、専用の個室で行うため、話しづらい内容や悩みなどでも安心してご相談いただけると思いますよ。

そのほか、力を入れている治療はありますか。

吉谷正純院長 よしたに歯科医院4

予防歯科やメンテナンスにも、力を入れて取り組んでいます。インプラントはもちろん、虫歯や入れ歯、セラミックによる修復など、すべての患者さんに当てはまることですが、「治療した歯を健康で良い状態に保つ」ためには、メンテナンスが必要不可欠。せっかく治療しても、歯磨きをはじめ日頃のケアをおろそかにしていては、歯の健康は保てませんからね。当院に来院される患者さんの半数は、メンテナンスの患者さんです。患者さんの歯の健康維持にしっかりと対応できるよう、常勤・非常勤含めて6人の歯科衛生士がメンテナンスにあたっています。定期的にメンテナンスを行うことは、口内トラブルの予防にもつながるため、今後もスタッフ一同、力を入れてサポートさせていただきたいと考えています。

「歯のかかりつけ医」として、地域と患者に貢献

歯科医師を志したきっかけを教えてください。

吉谷正純院長 よしたに歯科医院5

歯科医師になろうと思ったのは、特にきっかけがあったからではないんです。高校3年生の時、なんとなく北海道大学の歯学部を志したというのが、正直なところで。ただ、今では歯科医師になって良かったと思っていますし、自分の性格的にも合っているとは思いますね。幼い頃から本が好きで、小学生の頃は、図書館の端から端までの本を読破したこともあります。スポーツをするよりは、読書や音楽鑑賞などのインドアのほうが好きだったので、今では休日にパソコンに向かって治療時の動画を編集したり、スライドを作成したり。クリニックのホームページに掲載している動画は、私が編集したものですが、インドアな趣味が意外なところで役に立ったのかもしれませんね。おかげでパソコン関連の知識は増えました。

後進の育成にも力を入れていると伺いました。

そうですね。母校である北海道大学歯学部の非常勤講師や勉強会での講演活動など、指導的な仕事も兼任してやっています。新型コロナウイルス感染症流行以前は、全国各地に足を運ぶ機会も多かったですね。毎年のように、北海道大学歯学部の学生を対象に臨床講義を行っていますが、今はオンラインで実施するなど、社会環境に合わせて柔軟に対応しています。自分が今まで培ってきた経験や知識をできるだけ多くの若い世代に伝えられたらと、今後も後進の育成には力を入れていきたいと考えていますね。地域医療と教育の両面で、少しでも自分なりに貢献できればと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

吉谷正純院長 よしたに歯科医院6

札幌エリアを中心に、精度の高い歯科医療を提供する地域密着型の「歯のかかりつけ医」として、地域住民の方の歯の健康に末永く寄り添っていけるクリニックをめざしています。歯の健康は全身の健康維持にも深くつながっているからこそ、より多くの患者さんに適した治療を受けてもらうことで、長く健康でいていただくことを目標としています。一般歯科をはじめ、歯周病・根管治療・審美歯科・インプラント治療と、幅広い歯科医療を専門性の高い技術と設備をベースに提供していますので、お口のことで気になることがあれば、気兼ねなく当院にぜひご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/42万3500円~、セラミックを用いた治療/7万7000円~

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