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白井 広樹 理事長の独自取材記事

フラワー歯科クリニック

(高松市/三条駅)

最終更新日:2022/11/15

白井広樹理事長 フラワー歯科クリニック main

高松市内の大型商業施設内にあるのが「フラワー歯科クリニック」だ。もともとは1974年に開業の「白井歯科」が、2004年、商業施設内への転居を機に改名した。白井広樹理事長は院長である父ともう1人の歯科医師とともに、平日に加え土日祝も診療を行っている。場所柄、家族連れの患者が多く、ショッピングに家族で来て、母親だけ、あるいは父親だけ治療というケースもよくあるそうだ。歯科と歯科口腔外科、矯正歯科、小児歯科を標榜している。矯正治療に関しては月に1度、徳島大学から矯正専門の歯科医師が非常勤で診療に来てくれる。同院には、院長がポリシーとしている「歯を治すは愛の業」という思想家の言葉が掲げられてある。その思いを受け継ぐ広樹理事長に、患者に対する思いや治療の心構えについて聞いた。

(取材日2022年10月18日)

移転後、診察時間を変更し患者ファーストを実践

これまでの来歴を教えてください。

白井広樹理事長 フラワー歯科クリニック1

歯科医師の父が1974年に、高松市の中心部・内町に「白井歯科」の名で開業しました。その後2004年にこちらのほうに移転してまいりまして、院名も「フラワー歯科クリニック」と改めました。移転したのは、患者さんの通院の利便性を改善したいという思いからです。世の中の皆さんの生活様式が車社会に大きく変換したこともあって、市内中心部では駐車場等の問題が生じ、車での便が悪くなっていました。郊外のショッピングセンター内ですと駐車場も確保でき、車で通院しやすくなるので、移転を決めました。こちらでは現在、父が院長を務め、私が理事長を務めております。

先生のご出身、ご専門について伺います。

高松の出身です。高校まで高松で過ごし、大学は東京医科歯科大学を卒業しました。その後、神奈川県で開業している先輩の歯科医院に勤務し、経験を積ませていただきました。そちらでは、一般歯科が主だったのですが、その後、大学のセミナー等を受講して根管治療を勉強しました。東京で開業している医師の先生の講座も受講しました。当院ではマイクロスコープを導入し、細かい治療など精度を上げて、根管治療を行っています。

移転して「フラワー歯科クリニック」になって、変わったことはありますか。

白井広樹理事長 フラワー歯科クリニック2

一番の変化は診療日時が変わったことですね。平日に加え土曜、日曜、祝日も診療を行っています。年末年始とゴールデンウィーク、お盆は、歯科技工士さんや材料のメーカーさんがお休みされるので、こちらも休んでいます。診療時間については、ショッピングセンターが開くのが10時なので合わせて10時開始とし、終了時間は18時の日と19時の日を設けました。一週間休まずに診療するようにしたのは、患者さんファーストでありたいという思いからです。患者さんの層に関しては、街中にいたときに比べて、お子さん連れの方が増えましたね。お子さんの治療もしますが、ご家族で来られて、お父さん、お母さんのどちらかが治療されるというケースも多いです。院内はバリアフリー設計なので、車いすやベビーカーでも楽に通院できると思います。白井歯科の時に通ってくださっていた患者さんで、今でもこちらに来てくださっている長い付き合いの方もいますね。

こどもからシニアまで、歯の健康維持を幅広くカバー

ショッピングセンターの客層に合わせた診療体制へ。

白井広樹理事長 フラワー歯科クリニック3

当院が標榜しているのは、歯科・歯科口腔外科、矯正歯科、小児歯科と、幅広い領域にわたっています。それぞれ少しずつ異なる専門分野を持つ歯科医師が、専門性を生かしながら診療を行っています。院長を務める父は歯科医師のキャリアが50年以上になるのですが、インプラントなどを専門に経験を積んできました。私は2004年からこちらに勤めはじめて18年目になりますが、一般歯科をはじめお子さんの治療や、マイクロスコープを使った根管治療などを行っています。もう1人、歯科、小児歯科、歯科口腔外科と幅広く対応できる歯科医師がいます。常勤に加えて、徳島大学に在籍する矯正専門の歯科医師が非常勤で勤務しており、月に1度、第4日曜日に治療を行っています。

お子さんの治療も担当されるのですね。特に心がけていることはありますか。

まずはお子さんが歯科医院を嫌いにならないようにするということと、なるべくスピーディーに処置を済ませることを心がけています。お子さんに無理強いして治療することはせずに、練習をしながら少しずつ治療を進めていっています。そして、大人になったときに歯を大切にできるように、いろいろなアドバイスを行っています。

休みの日は、どのように過ごされていますか。

白井広樹理事長 フラワー歯科クリニック4

趣味はゴルフをすることで、休みには体を動かしてリフレッシュしています。ゴルフ以外では、サッカーやラグビー観戦が好きですね。サッカーについては、一時期地元のJリーグチームのスポンサーをしていたこともありました。3年程度なんですが、よくスタジアムに観に行っていましたね。今、息子がサッカーをやっていて、たまにそちらの試合も観に行きます。キーパーをやっているのですが、観ているとはらはらしますね。ラグビーについては、日本でラグビーワールドカップの試合が行われたときには、日本戦は残念ながらチケットが取れなかったのですが、他の試合を観に行きました。

患者ファーストで寄り添う

いつ頃から歯科医師をめざされていたのですか。

白井広樹理事長 フラワー歯科クリニック5

私の場合、歯科医師になろうと気持ちを固めたのは遅くて、大学に入った後からでした。進学先は東京医科歯科大学ですので、歯科医師という選択肢も確かに頭のどこかにあったのでしょうけれど、それでも医療系の大学に入っても、歯科医師以外の仕事に就くことも可能性としてはあるだろうと思っていたのです。子どもの頃、歯科医師の仕事をする父の姿を見て、正直、自分には難しいのではないか、向いてないのではないかというふうに思い、歯科医師よりも向いている仕事があるのではと考えたみたりもしたんです。実際、学問的には文科系のほうが得意だったので、高校生のときには、弁護士やコンサルタントなどの仕事に興味を持った時期もありました。いろいろと迷った後に、大学在学中に歯科医師になる決意を固めました。

院内に思想家の言葉が掲げてありますね。

明治時代のある思想家の「Dentistry is a work of Love 歯を治すは愛の業」という言葉を、「白井歯科」の時からポリシーに掲げています。その思想家が軽井沢逗留中に激しい歯の痛みに襲われ、歯科医院で治療してもらい、その痛みから解放された喜びと感謝を表した言葉だといわれています。患者さんに向き合うときは、その言葉を心に置いています。土日祝日も診療しているのは、そういった患者さんのお悩みにいつでも対応したいという思いが根底にあります。実際、患者さんは、たいていつらそうな様子でここに来られます。そういう方々が、治療して帰られる時に「楽になった」とか「痛くなかったですよ」と仰ってくださると、われわれの喜びややりがいにつながると思います。

今後の展望についてとメッセージをお願いします。

白井広樹理事長 フラワー歯科クリニック6

ここに来れば、例えば日曜日でも、何でも診てくれるというのは皆さんにある程度認知されていますので、これからもそういった患者さんのニーズに答えていきたいと思っています。患者さん第一ということを心がけ、痛みなどにはできるだけ即日の対応をめざし、治療の選択肢も複数提示し、長所・短所を説明しながら患者さんと一緒に方針を決めています。気になることがあればまずは、気軽に相談していただきたいですね。

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