全国のドクター8,992人の想いを取材
クリニック・病院 161,454件の情報を掲載(2020年2月24日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市緑区
  4. 有松駅
  5. おけはざま歯科クリニック
  6. 小島 元康 院長

小島 元康 院長の独自取材記事

おけはざま歯科クリニック

(名古屋市緑区/有松駅)

最終更新日:2019/08/28

100360

「やわらか歯医者」というキャッチフレーズが印象的な「おけはざま歯科クリニック」は、緑区桶狭間の住宅街にある地域に根差した歯科医院である。院長の父が隣でそろばん塾をしていることもあり、クリニックには子どもの患者が多い。小島元康院長は、コミュニケーションを重視して患者の気持ちに寄り添い、心を通じあった関係づくりをすることを何よりも大切にしており、患者が持つ恐怖心を和らげることを心がけている。また、歯科治療だけでなく、人の暮らし全般をより良くしていきたい、という強い思いを持ち、歯科医師としてだけでなく、ケアマネジャーとしても活動しており、高齢者ケアにも精通している。子どもと高齢者、暮らし全体の良い相談者でありたいとまい進する先生の思いを聞いた。
(取材日2016年11月16日)

やわらか歯医者という言葉に込められた思い

「やわらか」というフレーズが印象的です、この言葉に込められた意味や思いを教えてください。

1

「気持ちが和らぐ」歯科クリニックでありたい、という思いでこの「やわらか歯科」というフレーズを使っています。歯科クリニックを訪れる患者さんは、気持ちのどこかにマイナスな感情を持って来院します。また、従来の歯科クリニックに対しては、「怖い、痛い」などのイメージを持つ人が多くいます。だから私たちのクリニックは、治療する際に患者さんができるだけ痛みを感じることなく、気持ちもリラックスして、少しでも前向きになってもらえるような歯科クリニックでありたいと考えた結果、この「やわらか」という表現にたどりつきました。

多くの先生のほか、看護師、保育士さんも在籍されていますね。

看護師の有資格者がいまして、歯科助手として患者さんとコミュニケーションをとりながら、例えば顔色が悪い方の血圧を測るなどして体調確認をしています。お口の健康を守ることが歯科医院の役目ですが、その中で私たちが患者さんのためにできることは何だろうと工夫した結果、できる範囲で患者さんの体調管理を行うことが、私たちの役割のひとつではないかと考えてそのようにしています。他にも保育士が常駐していますので、小さなお子さんがいるお母さんなど、近くに預けることができない方を中心に、保育スペースでお子さんをお預かりするサービスを提供しています。近隣だけではなく、遠方からの患者さんも多く、保育サービスは皆さんにとても喜ばれています。

育児で悩んでいる患者さんもいらっしゃるのですね。

2

そうですね。現代社会は核家族化が進み、以前よりも皆さんの暮らしの中で、頼れる人や相談相手が少ないという現状が見られます。子育て中の家庭の多くは、特に子どもの成長面で、お母さんがさまざまな問題に直面し、悩まれることも多くあると思います。そのような時に私たちが少しでも育児に関する相談にあたることで、お母さんたちを応援することができればと、お話を伺っています。ほかにも高齢者の患者さんとお話することも多いですね。中にはひとり暮らしで寂しい思いをしている方もいますので、私たちとお話しするだけでも、患者さんの気持ちを癒やすことができると信じて、患者さんとの何気ない会話を大切にしています。

子どもにはもっと固いものを「かじる」経験が必要

クリニックに通う患者さんの特徴を教えてください。

3

父がもともとこの地でそろばん塾を開いている関係で長く地域の子どもたちと縁がありまして、開業して以来、自然と子どもが集まってくる歯科クリニックになりました。地元の患者さんが中心ですが、先ほども少し触れたように、気に入ってくれると遠方より来院する患者さんもいます。最寄り駅からは少し距離がありますが、駐車場もありますので、車での通院が便利だと思います。高齢者の患者さんも多く、患者さんの年齢層は本当に幅広いですね。

ケアマネジャーの資格も持っていらっしゃいますね。

多くの高齢者さんのお口を見てきた中で、お口の健康はもちろんですが、その人の生活習慣や暮らしそのものにもっと関わっていく、知る、そういうことが大切なのではないだろうかと感じ、学んで資格を取りました。緑区の介護認定審査員も担っています。今後ますます高齢化が進む中で、来院できない人も増えていくでしょう。いずれは質の高い訪問歯科診療のニーズが大きくなってくると思います。

先生のモットーを教えてください。

4

おじいちゃんおばあちゃんが、お孫さんを連れてくる歯科クリニックにしたい、というのが私の目標です。「祖父母、両親、子ども(孫)」3世代、みんなでおいしい食事が摂れる幸せ、少しでもそんな人が増えるといいなと思っています。特に、「祖父母と孫」はとても特別な関係ですよね。私も子どもの頃、いわゆる「おばあちゃん子」で、とても大切にしてもらいました。だから僕も歯科医師として、おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんと手を繋いでクリニックでお口のケアをして、家族3世代、仲良く暮らしていくイメージをいつも描いています。

クリニックの小児歯科治療の特徴を教えてください。

私たちは、子ども患者のお母さんに対して「お子さんへ硬い食べ物をかじらせてくださいね。」と常々お伝えしています。例えばリンゴや根菜。子どもが食べやすいように、一口サイズにするのではなく、もっと大きく切って前歯でかじって、奥歯でよく咀嚼することを小さな頃から習慣づけると、顎も発達しますし歯もきれいになります。柔らかくて食べやすいものばかり食べている傾向にある今の子どもたちは、顎の発達が不足している子が多く、長い目で見ると例えば歯並びが悪くなってしまったり、虫歯が多くなってしまったり、さまざまな問題を抱える原因になりかねません。歯医者さんに来た時だけケアしても子どもさんのお口は健康になりませんので、そのようなアドバイスを含め、お子さんが1歳になったら3ヵ月に一度程度は見せにきてほしいです。その際はフッ素塗布などの予防歯科治療を実施しつつ、先のようなアドバイスを行っています。

こだわりの歯周病治療と食育までできることが理想

歯周病治療内容にもこだわりをお持ちですね。

5

従来の歯周病治療は、時間がかかったり、治療の際に痛みを感じたりすることがとても多く、その割には完治までなかなかたどり着かないという厄介なものでした。当クリニックでは、顕微鏡を使って歯周病菌を特定して、薬を使って短時間で治療する「歯周内科」を実施しています。短時間で劇的に症状が改善することも多く、口臭や歯茎の腫れ、痛みで悩んでいる方には自信を持ってお勧めしています。口臭が強いのが悩みだったある患者さんがこの治療を始めたところ、わずか1週間で大きく改善しました。歯周病菌は歯ブラシでは落としきれないものです。だからこそ、顕微鏡を使って検査をしてみるという選択肢はとても有効だと思いますので、気軽に相談してほしいですね。

読者へのメッセージをお願いします。

あまりよく知られていませんが、牛乳や母乳でも小さなお子さんは虫歯になってしまう可能性があります。また、スポーツドリンクは一見健康によさそうなイメージがありますが、大量の砂糖が含まれていますので、歯にとっては大敵です。大切なのは度を過ぎて摂取しないことと、食事の際はあまり水分を摂らないことも意識してほしいです。食事中に大量の水分を摂ると、胃液が薄くなってしまいます。そうすると、食べ物の中に例えば菌がいたとすると、普通なら胃液で殺せるはずが、菌が腸まで届いてしまって食中毒にかかってしまうケースをよく目にします。両親が何を食べさせるかで、子どもの健康は大きく変わります。加えて、子どもの癖や姿勢などでも噛み合わせが変わってきます。ご両親で改善して上げられるところは頑張って、お口の中のケアでブラッシングでは落としきれない点は我々にお任せいただきたいですね。

今後、力を入れていくこと、未来の展望や目標を教えてください。

6

今後は栄養士さんなどとも協力をして、栄養相談をはじめとした「食育」ができるようになりたいと思い描いています。先にも話した「よく噛む、固いものをガシガシかじる」を意識してほしいというのも、食育の要素が強いですよね。食育を通じて皆さんが健康でいきいきと幸せな暮らしを送る、そのお手伝いをしたいです。食育はもちろん子ども向けが中心になるとは思いますが、将来的には全年齢層向けに食育を含めた歯科医療を提供できるクリニックになることが私たちの理想です。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access