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三瀬 雄次郎 院長の独自取材記事

三瀬歯科医院

(松山市/松山市駅)

最終更新日:2022/03/09

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松山市駅から徒歩5分、オフィス街に位置する「三瀬歯科医院」。1967年に先代が開業し、現在は息子である三瀬雄次郎先生が2代目院長を務めている。「忙しい方が多いので、通いやすく」との思いから、会社勤めの人でも昼休みに通院できるようにと9時から18時まで通しで診療している上に、土曜も17時まで診療を行っている。さらに院内は定期的に、新たな診察台を取り入れたり、車いすやベビーカーでも入れる診察室を整えたりと、心地良い環境づくりにも積極的だ。今回はそんな三瀬院長に、患者との向き合い方や専門とする矯正治療、さらには開業から半世紀を超える歯科医院の2代目として、今後の展望についてたっぷりと話してもらった。

(取材日2019年11月21日)

必要な治療を、適切な時期に行う歯科医療

お父さまが開業された三瀬歯科医院を引き継がれるまでの経緯を教えてください。

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私が物心ついた頃にはすでに父は歯科医院を開業していましたので、自然と自分も歯科医師をめざすようになっていました。九州歯科大学を卒業後、同大学院で歯科矯正について専門的に学んで学位を取得。それから2年ほど大学病院で臨床経験を積んで帰ってきました。現在は、私と副院長である弟の三瀬健三郎先生、そして先代の3人体制で診療を行っています。私は矯正歯科を専門としていますが、副院長は大学病院で、歯科口腔外科、歯科麻酔の研修を受けており、抜歯やインプラント治療などは副院長が担当しています。

診療方針を教えてください。

患者さんに納得して治療を受けていただくことを大切にしています。この治療は患者さんにとって本当に必要なのか。視野が狭くなりすぎず、かといってアバウトにもなりすぎないように。ある程度は客観的な視野を持って「私ならこういう治療をしますが、どうされますか?」と、押しつけではなくご提案という形をとるようにしています。歯は大事ですし、一度削ったり抜いたりすると元には戻りません。ですからしっかり納得いただいた上で間違いのないように、丁寧に治療していくことを念頭に置いています。そして、継続して来ていただくことが大事です。患者さんが治療のことを忘れないように、ゴールを明確に設定し、必要な治療を的確な時期に行っていくことが重要だと感じています。

患者さんの年齢層や受診理由はどのようなものが多いですか?

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特にどの年齢層が多いというのはありませんね。小さいお子さんからご高齢の方まで幅広くご来院いただいています。ご家族3世代で通っていただいているケースも多いんですよ。受診されるきっかけとしては、虫歯や歯周病、矯正、また予防目的の方もいらっしゃいます。今は虫歯の方も随分減り、予防歯科としてホームケアの指導や食べ方のアドバイスなどを行うことも増えました。お母さんの歯科に対する関心の高まりも感じますね。

小児矯正に関してもご相談は多いですか?

そうですね。お子さんの歯並びや受け口などを気にされるお母さんは結構いらっしゃいますが、案外受診のきっかけとして多いのはお友達がやっているから。実際に矯正をしているお友達の話を聞いて、「うちの子もやったほうがいいのかな」ということから来られるケースが多いようです。しかしながら、お子さんがお友達と同じ治療法が適しているとは限りません。早く治療を始めたいと考えるお母さんもいらっしゃいますが、「とにかく治療しましょう」ではなく、この治療が本当に必要なのかを見極めて、しっかり考え、納得していただいてから始めるようにしています。

治療後の口内環境を見据えた提案を大切に

小児矯正に対する先生の考え方を教えてください。

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子どもは成長過程で変化しますから、治療後がどうなるか、歯科医師にある程度予測する力が必要だと思います。確実にゴールが予測できない場合はしないほうがいい。だから定期観察が大事なんです。噛み合わせの邪魔をしているような状態や、明らかに大きな異常でない場合は、あまり触らず、様子を見ていくことが多いですね。そして、治療が必要な場合はしっかり治す。ですから当院ではワイヤーを用いた矯正を中心としています。最近では金属でも白いコーティングをしてなるべく目立たないようにしているものもありますから、見た目が気になる方には目立たない器具をお勧めしています。また、抜歯に関しても、抜いたほうがきれいに収まると判断した場合は抜きます。ちゃんと噛めて、唇を閉じられるほうが、見た目も健康的な側面でもいいですからね。

矯正治療は、やはり子どものうちに行うほうがいいのでしょうか?

大人は成長期の子どものようにはスムーズに動かないことがあり、時間がかかってしまう面はありますが、決して大人になってからの矯正が適していないというわけではありません。ただ、大人になるとお仕事や家庭のことで忙しく、定期的に継続して通うことが難しくなってきますよね。そうした時間的な制約もありますし、虫歯や歯周病があると、実際の治療にも制約が生じます。まずは虫歯や歯周病の治療からスタートして、矯正が可能な状態に持っていく準備も必要となります。それで「子どものときにしておけばよかった」という方もいますが、子どもの頃はなんとも思ってなかったことが大人になってから気になる場合もあります。見た目が変わることで積極的になれることもありますから、気になる方は、まずはご相談いただければと思います。

先生は長い目で見た患者さんのケアを大切にされているそうですね。

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歯科は治療して終わりではありませんからね。良い状態を維持するためには、患者さん自身に口の中に関心を持ち、ホームケアを丁寧にしていただくことが大事です。結局、虫歯も歯周病も、その原因は歯磨きが苦手でしっかり磨けていなかった、といった理由が多いです。そこに虫歯治療の詰め物や差し歯、入れ歯、インプラントなどの人工物が入ると、口の中はますます複雑になって、メンテナンスも難しくなっていきます。入れ歯って心地の良いものではありませんから、一度その状態になってしまうと、口の中に対して熱意がなくなってしまったり、諦めてしまったりして、ますます口の中が汚れてしまう方も多いんです。だからそこで踏みとどまることが重要。ホームケアの大切さをご理解いただければ、お子さんやお孫さんにも伝わって、啓発にもつながっていくのではないでしょうか。

スタッフが働きやすく、患者が通いやすい環境を

今後、めざす歯科医院の姿とは?

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患者さんと良好な関係を築いていきたいと考えています。治療には費用がかかりますから、患者さんに納得していただけるものを提供したい。大事なのは、患者さんにご満足いただけているかなんです。今の時代はすべての治療において選択肢が多いため、決断を促すことはせず、お話の機会を何度か設けて診療方針を煮詰めていくようにしています。特にメンテナンスとなると患者さんとの付き合いも長くなりますから、疑問や不信感を抱いてしまうとお互いに良くないですよね。患者さんとの関係がいいほうがスタッフも働きやすいですから、患者さんもスタッフも、みんなが気持ちよく過ごせる歯科医院づくりが目下の課題です。ハード面でも、古い建物なので大規模な建て替えは難しいですが、新しい診察ユニットを導入するなどマイナーチェンジはまめに行っています。

お忙しい日々だと思いますが、オフの過ごし方は?

最近はもっぱら散歩ですね。いろんなところを見ながら、のんびりと歩いています。最近、スタッフが、チームで走る「リレーマラソン」などのイベントにも誘ってくれました。そういう機会を持てるのは、ありがたいですよね。歯科医師として、できるだけ若く見えたほうがいいかなと思って、生活にも気を使っています。お酒もタバコもやめているので、本当に健康的になりましたよ。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

Df6

決して治療を焦る必要はありません。口の中は十人十色。一人ひとりに合った診療方針がありますから、ぜひ歯科医師のアドバイスをもとにじっくり検討して、納得して治療に臨んでいただきたいと思います。また、私はできるだけ患者さんとお話をしていきたいと考えています。定期メンテナンスでご来院いただいた方はなじみの歯科衛生士と楽しくやっていますが、それでも何度かに一度は私も患者さんのお顔を見て、おしゃべりをしながらお付き合いを深めていければと願っています。患者さんには「先生はいなくてもいいから!」と冗談交じりに言われることもありますが(笑)。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正(永久歯交換前6歳~10歳頃を対象とした治療)/25万円~、
歯列矯正(永久歯列)/75万円~、インプラント治療/30万円~
※詳細はお問い合わせください。

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