横浜市民377万人の健康と福祉の向上をめざし、多岐にわたる活動を展開する横浜市医師会。戸塚武和会長は「これまで多くの要望が医療政策に反映されました。例えば、子どもの医療費の無償化や出産費用の独自助成、がん検診の充実などです。令和7年1月には全国でも早くから、子宮頸がんの原因ウイルスの感染有無を調べるHPV検査単独法を検診に導入しました」と成果を伝える。
さらに4カ月児、1歳6カ月児、3歳児に加え、令和7年度からは1カ月児を対象とした乳幼児健診も開始。
「発達障害児のケアを見据え、将来的には5歳児健診も予定しています。横浜市では子育て支援に力を入れていますが、医師会としても全面的に協力してまいります」
また、南海トラフ地震の防災対策推進地域でもある横浜市では、震災発生時に会員医療機関が診療可能であることを示す「のぼり旗掲出訓練」を実施している。
「能登半島地震では神奈川JMATとして7隊を被災地に派遣し、避難所の回診や医療支援を実施しました。この活動を糧としながら、首都圏における防災の取り組みを行っていきます」
他にも、地域包括ケアの拡充やDX化による業務の効率化なども進めている。「少子高齢化や医師の働き方改革により、医師だけでは解決できない課題が増えてきました。多職種と連携しながら、使命感を持って各事業を進めていきます」と戸塚会長は語る。




