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八尾市

「ものづくりのまち」として、技術力・開発力に長けた中小製造企業が集結。まちづくりにおいても行政と企業の連携が盛んだ。大阪市にも隣接し、市内の史跡や公園、高安山の緑は市民に憩いをもたらしている。

市長インタビュー

大松桂右市長
大松桂右市長
大松 桂右
市長

1970年八尾市生まれ。金光八尾高等学校卒業。1999年から4期にわたり同市議会議員に選出され、2012年から1年間は同市議会議長を務める。2019年に第7代八尾市長に就任し、現在2期目。オンとオフの切り替えと睡眠時間の確保が、健康維持の秘訣。

「選ばれるまち、住み続けたいまち」
元気な八尾市の実現に取り組む

八尾市の現在のまちの様子をお聞かせください。

夏には各地区で盆踊りが開催されるなど、八尾市では昔から地域交流が盛んです。最近のトピックスでは令和7年に大阪・関西万博が開催され、本市は大阪ヘルスケアパビリオンへ出展することとなりました。この機会を生かし、全国、世界の人に本市に来ていただき、八尾のまちの発展と魅力発信につなげたいと考えています。また、本市には全国的にも数少ない保健所内に設置した、健康まちづくり科学センターがあります。大阪・関西万博とも積極的に連携し、健診などあらゆるデータを活用した健康増進や疾病予防に注力しながら、市内企業とも協力し、健康寿命延伸をめざします。

子育て環境の向上について、最近の取り組みを教えてください。

令和4年秋に妊娠期から18歳頃までの子育てに関するさまざまな相談支援や情報提供を行う「こども総合支援センターほっぷ」を開設しました。相談件数は増えており、発達や教育、進路など各専門職員が対応し、子ども本人の相談も可能です。いじめ問題では就任後、市長直轄の「いじめからこどもを守る課」を新設し、弁護士などの専門職員も配置。多面的な相談が可能となりました。八尾市いじめから子どもを守る条例も制定し、「学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組み」を構築。この取り組みはこども家庭庁の「地域におけるいじめ防止対策の体制構築の推進事業」の開発・実証地域として採択されました。
また、令和5年秋より中学校での全員給食を開始。令和5年度は小・中学校ともに学校給食費の無償化を実現しています。今後はヤングケアラーの実態調査や、生活面の支援が必要な子どものサポート、不登校の子どもの居場所づくりなどの活動を進めます。

地域内での共助を育み
突然の災害に備える

災害に強いまちづくりにも力を入れているそうですね。

日頃より、災害対策を進めておりますが、突然起こる災害や救助、復旧においては地域での共助が欠かせません。そこで、各地区で自主防災組織を結成し、小学校区単位で、市もサポートしながら各地域の実情に応じた安否確認・避難経路・避難所運営マニュアルを盛り込んだ地区防災計画の策定を進めているところです。また「誰も取り残されることのない避難」をめざし、避難時に補助が必要な方への支援や、複数の企業・団体と防災協定を結び避難場所や物資の提供・復旧作業など迅速にご協力いただく体制を整えています。さらに、市内にある陸上自衛隊の駐屯地とも連携を強化。自衛隊OBなどで構成される、大阪府隊友会とも大規模災害における協力に関する協定を結ぶなど、防災力の強化に取り組み、行政、市民、民間企業等が連携しながら災害への備えをより高めていきたいと考えています。

では最後に、市民や読者の方へメッセージをお願いします。

八尾市では、さらに住みやすく元気なまちになるよう、将来を見据えた継続的なまちづくりを展開しています。ぜひ皆さんと一緒に、今後もまちづくりを盛り上げていきたいですね。

(2023年11月時点の情報です)

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