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浦安市

市長インタビュー

内田 悦嗣市長
内田 悦嗣市長
内田 悦嗣
市長

1965年浦安市生まれ。國學院大學法学部卒業後、1988年浦安市役所入庁。2003年より浦安市議会議員、2007年より千葉県議会議員を務める。2017年浦安市長就任。地元を愛する生粋の浦安人。趣味はプロ野球観戦や、芸術、お笑いを楽しむこと。

子育て世代の高齢化を見据え
市民主体の「共創」をめざす

令和4年4月に「浦安市まちづくり基本条例」が施行されました。

浦安市は昭和40年代から埋め立てによって土地を拡張してきました。常に変わる住民ニーズに迅速に対応してきた経緯があり、公立の保育園や幼稚園が多数あるなど、行政サービスが充実している点は大きな魅力です。一方で開発がひと段落する中、今後は第二期埋め立ての地域に転入してきた子育て世代が一斉に高齢化し、千葉県内で一番低い高齢化率も急上昇することが予想されます。ひと昔前の常識が当たり前ではなくなっていくように、人口バランスを考えると今までと同じ施策を続けられない場面も出てくるでしょう。それでも「市民を最優先に考える」という市の姿勢は変わりません。そうした基本原則を条例制定でしっかり位置づけようと思いました。
これからは、市民と行政でまちをともにつくる「共創」の時代であり、連携・協力していく形が理想だと考えています。誰かの悩みを市民の輪で助ける。力が足りなければ、市、県、国が補完する。助け合いをベースに置くことは、人権を尊重することにもつながります。多様な市民がともにまちづくりを担うという基本原則が、この条例に表現されているのです。

文化・芸術の力を活用して
誰もが輝き躍動するまちへ

子ども向けの施策として令和4年度から始まった、小6・中3の給食費無償化について教えてください。

コロナ禍で負担が重くなりがちな最終学年だけでも無償化し、進学の準備費用に充ててもらいたいと思いました。免除分を、塾や部活などお子さんのために活用してもらえたら。
また、待機児童ゼロの達成など就学前の子どもに対する環境整備にも注力しています。子育てしやすいまちを実現するのに、希望時に保育園に入れたり、小さい子が夜中でも医療にかかれたりする環境は欠かせません。その点、市内には千葉県の救急基幹センターである東京ベイ・浦安市川医療センターや、三次救急医療機関として新生児集中治療室を備える順天堂大学医学部附属浦安病院があります。いざというときに頼れる施設があることは、住民の安心のためにも大切でしょう。

文化面でも住みやすいまちづくりに取り組んでいると聞きました。

平坦な土地を生かした自転車のロードレースや、東京藝術大学とのアートプロジェクトの構想を進めているところです。高齢者や障害者もまちづくりに参加したり、市民が気候変動などの問題を身近に考えたりするきっかけとして、芸術を媒介にすることで多くの人の関心を喚起しやすくなるのではないかと期待しています。
私は日頃から、住民はもちろん市に縁がある人は誰でも「浦安はいいまちだ」と感じてもらえると自負しているんですよ。令和4年7月に認知症に関する条例も施行し、認知症になっても住み続けられる地域でありたいと願っています。まちはそこに住む人の意志がつくるもの。まちづくりの基本目標、「人が輝き躍動するまち・浦安」のとおり、市民が輝くことでまちは躍動し、まちが躍動することで市民が輝く。そんな浦安市をめざし、皆さんの人生を彩る舞台をつくっていきます。

(2022年8月時点の情報です)

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