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右京

医師会 活動レポート

地域医療の重要な役割を担う医師会。ここでは、わたしたちが住む地域での活動について、地域の先生にお話を伺いました。

右京医師会

寺村和久会長 寺村和久会長
寺村和久会長 【西大丸診療所】

1988年大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)卒業後、医学博士取得。2007年より大阪医科大学第一内科非常勤講師を務める。2010年に西大丸診療所を継承。豊富な専門的知識を有し、かかりつけ医として診療を重ねる。2021年より右京医師会会長。

柔軟なアイデアと確かな実行力で
多岐にわたる地域の悩みをサポート

京都市最大の面積を誇る右京区は、寺社仏閣など多くの世界文化遺産を有し、商業地や観光地、スポーツ施設が点在する地だ。また一方で北西部には、里山の美しく雄大な自然が一面に広がる。
「右京区は南北に長い形をしており、京都が持つ伝統や歴史、雄大な自然とともに、先進の技術や活気が集まる多様性のある区です。そのため、京都の良さと問題点、その両方を有しているのではないかと考えています」と語るのは右京医師会の寺村和久会長。約75年の歴史ある医師会ながら、柔軟な思考を持つ医師が活発に意見を交換している。その結果右京区ならではの活動が生まれ、最近では在宅療養中の新型コロナウイルス感染患者にタブレット型端末を使用したリモート診療を導入。この取り組みは各方面で大きな話題となった。
「世界的に感染症が流行している中で、医師としての務めを果たすためにどうすればいいか、会の中でさまざまなアイデアが飛び出し、皆が情熱を持って取り組んでくれました。その結果、在宅療養が必要な患者さんにタブレット型端末を利用して、画面越しとはいえ顔を合わせて診療を行えるようになりました。診療を受ける方にとって顔が見える安心感は変えがたく、良い効果を生んだという実感があります」
この取り組みで得た知見は、災害時医療や僻地医療にも大いに活用できそうな手応えがあるという。
「今後も、皆でアイデアを出し、区民の皆さんの健康に貢献するためのチャレンジを続けたいです」

(2022年8月現在の情報です)
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