全国のドクター13,609人の想いを取材
クリニック・病院 157,059件の情報を掲載(2025年4月27日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

MY TOWN NEWS MY TOWN NEWS

宇治市

市長インタビュー

松村淳子市長
松村淳子市長
松村 淳子
市長

京都府立医科大学卒業後、同大学附属病院の小児科や京都府宇治保健所に勤務。京都府健康福祉部こども政策監、こども少子化対策監、健康福祉部長などを務め、2020年の宇治市長選挙に初当選。宇治市初の女性リーダーとして笑顔あふれる宇治市をめざす。

子育てや健康長寿を支援し
誰もが住みやすいまちづくりを推進

市長が考える、宇治市の魅力を聞かせてください。

宇治市といえば、平等院や宇治上神社といった世界遺産や、伝統ある宇治茶が有名です。これらは歴史的価値・文化的価値も高く、宇治を世界的に価値あるまちにしてくれる大きな財産です。加えて、宇治の真の魅力は、宇治川をはじめとする風光明媚な自然と歴史・文化が混ざり合うことで醸成された「どこかほっこりする雰囲気」なのではないかなと思います。仕事や進学で市外に移り住んでも、戻って来る人が多く、市民の「地元愛」が強いのも魅力の一つだと感じています。

子育てや健康長寿へ向けた取り組みに注力されているそうですね。

宇治市では、子育てに優しいまちは、すべての人に優しいまちであるとの考えのもと、「子育てにやさしいまちづくり」「子どもが育つ環境づくり」「健康長寿社会の実現」「誰もが住みやすい地域共生社会」を4つの柱として、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現をめざしています。令和4年度は、新型コロナウイルスで失われた市民交流を促進できるようなイベントへの支援や、食育、認知症の理解を深めるような講座の開催など、さまざまな世代の人が安心して外出し、ふれあえるような場をつくることにも取り組んでいます。誰もが住みやすい地域共生社会の実現に向けては、地域住民が一体となることが大切だと考えます。宇治市民が世代を超えてつながり、お互いの価値観を認めながら支え合うことができるよう、市民交流の場は今後も設けていきたいですね。
また、誰もが安心して外出するためにはバリアフリー化も重要です。国・京都府と連携し、鉄道事業者とともに駅周辺道路などのバリアフリー化に向けた取り組みも進めてまいります。

人と人が手をつなぎ合う
真の地域共生をめざして

デジタル技術の導入も積極的に行っているそうですね。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、新しい生活様式への対応や市民サービス向上を目的に、オンラインで各種証明書の手続き、市ホームページ・SNSを活用した情報提供など多方面でデジタル化を推進しています。また、一方的な情報発信だけでなく、LINEを活用した双方向のコミュニケーションサービスを開始したことによって、市民の皆さんのお声がよりリアルに届くようになりました。今後はより多くの人に利用していただけるよう、スマートフォンの使い方教室の開催や、デジタル技術を活用した市政情報の音声化・多言語化などに取り組んでいきたいと考えています。

最後に、今後の宇治市の展望を聞かせてください。

人々が「共生する」ということは、それほど簡単なことではないでしょう。しかし、だからこそめざしていくのだと思います。
私が考える共生とは、性別や障害、国籍など、人を隔てるすべての壁を取り払って「人と人」が手をつなぎ合うこと。今まで以上にさまざまな世代の人との意見交換・交流の場を設け、市民の皆さんの声を反映して、自然な笑顔であいさつできる「愛あふれるまち」の実現にまい進してまいります。

(2022年8月時点の情報です)

MY TOWN NEWS トップページに戻る