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横浜市鶴見区

鶴見区医師会

鶴見区医師会会長インタビュー

宮下 裕子会長

(宮下クリニック)

1981年横浜市立大学医学部卒業。同大学附属病院、三浦市立病院、神奈川県立がんセンターなどを経て1989年より東芝鶴見病院に勤務。2005年の同院閉院を機に鶴見区で開業し、幅広い内科診療に注力してきた。日本内科学会総合内科専門医。2023年より現職。

多職種と顔を合わせての強固な連携で
災害時も視野に入れ区民の健康を守る

都心のほど近くながら、自然環境にも恵まれた鶴見区。近年は子育て世代の移住が多い。京浜工業地帯の一角でもあり古くから移住者を受け入れてきた歴史を持つ。「多様な住民に等しく医療を届けたい」と鶴見区医師会の宮下裕子会長は語る。その実現に向け同会が何より大切にしてきたのは「連携」だ。

例えば、高齢者に対しては同会が20年以上営んできた「つるみ在宅ケアネットワーク」で包括的なケアを行う。参加者は医師、歯科医師、看護師、薬剤師、介護士などの他、ソーシャルワーカーや行政書士など社会的な支援を担当する専門職。オンラインだけではなく顔を合わせ、ワンチームとしての絆を深めることも大切にしている。
「病状や薬の情報、延命治療の希望などを記した『イエローノート』を作製し普及にも努めてきました。最後までその人らしく生きることを支えられたら」と宮下会長はほほ笑む。

海、丘、川に囲まれた鶴見区に暮らし続けたいと希望する人は多い。しかし、豊かな自然は災害時にはリスクにもなりかねない。万が一のときに備え、行政や鶴見区歯科医師会とも会合を重ねる。
「災害医療に歯科医師、薬剤師、看護師の存在は欠かせません。鶴見区ならではの医師会・歯科医師会、横浜市災害支援ナース(Yナース)との連携した活動を深めていくところです」

一方、横浜市の中で比較すると健康診断の受診率が低いなど、改善すべき課題も多いという。「今後とも病診・診診連携を進め、鶴見区に住む皆さんの健康を、強力にサポートしていく所存です」と会長は力を込める。

地域の健康を支える活動

医療や介護の相談に応じる
鶴見区在宅医療連携拠点

さわやか相談室

同会の在宅部門が運営する、医療や介護に関して何でも相談できる窓口。看護師資格を持ったケアマネジャーが相談に対応し、個人はもちろん居宅介護支援事業者からの相談も無料で受けつけているという。電話または「つるみ在宅ケアネットワーク」の公式サイトからの問い合わせが可能だ。
【問】045-503-1289

労働環境の改善のために
職場の健康管理に注力

鶴見地域産業保健センター

従業員50人未満の事業所とそこに働く人たちを対象に、医師や保健師などによる健康相談と健康指導を無料で提供している。また、特定健康診断や長時間労働者への面接指導、助言・サポートも行っているという。自身の会社に対しては個人の秘密は厳守されるので、安心て利用できるだろう。
【問】045-521-2738

日曜・祝日や年末年始の急患も
鶴見駅近くで迅速に対応

鶴見区休日急患診療所

医師、看護師、薬剤師などが待機し、内科、小児科と、横浜市の当番日のみ耳鼻咽喉科に対応する。主に軽症患者を対象とした初期診療や応急処置を行い、専門的な治療が必要と判断される場合は地域の中核病院を直ちに紹介しているという。診療時間は日曜・祝日および年末年始の10:00〜16:00。
【問】045-503-3851

(2025年5月時点の情報です)

鶴見区歯科医師会

鶴見区歯科医師会会長インタビュー

六角 譲治会長

(岸谷歯科)

日本大学松戸歯学部卒業。都内の歯科医院に勤務した後、実家があった鶴見区岸谷に岸谷歯科を開院する。地域密着の歯科診療に加え、横浜市歯科医師会および鶴見区歯科医師会では副会長や理事などを長く務め、さまざまな実務を担ってきた。2025年7月から現職。

人口増や高齢化への対応を早くから強化
区内の医療連携で適した治療が可能に

横浜市北東部にある鶴見区は令和22年頃まで人口増が続く予測で、今も南武線沿線などで子育て世帯が増加中だ。

一方で「昔からの住宅地で急速に進む高齢化への対応も急務です」と話すのは、鶴見区歯科医師会の六角譲治会長。そのため同歯科医師会では、鶴見福祉保健センターでの1歳半と3歳の歯科検診を会員の歯科医師が担当するほか、高齢者向けにイベントなどで口腔機能の衰え(オーラルフレイル)を防ぐ啓発活動にも努める。
「高齢や病気、障害などで通院が難しい方への訪問歯科診療にも力を入れ、当歯科医師会で相談窓口『つるつるお口の相談室』を開設しています」

同歯科医師会と医師会、薬剤師会、行政との緊密な連携も特徴。災害医療訓練でもその連携が生かされている。区内の鶴見大学歯学部附属病院、済生会横浜市東部病院とも連携し、高度医療が必要な患者の紹介もスムーズだ。医科の手術で合併症予防を目的に、術前と術後に歯科で口腔ケアを行う周術期口腔管理にも取り組んでいる。
「症例に応じて医科でも歯科でも垣根なく紹介できる協力体制が強みです」

六角会長は「医科と同様に歯科もかかりつけ医を持って定期検診を受けてください」と区民にアドバイス。虫歯や歯周病の管理に加え、食べる・飲み込むといった口腔機能の衰えの改善などで健康寿命の延伸が期待できるからだ。
「治療の履歴や体の健康まで把握したかかりつけの歯科医師は健康づくりのサポーターになるはずです」

地域の健康を支える活動

高齢者の自立した生活を目標に
地域の予防策や支援を伝える

口腔機能に関する啓発活動

高齢者が自立した生活を送れるよう、同歯科医師会では区民に口腔機能の衰え=オーラルフレイルによるリスクや回復をめざす訓練などの啓発に取り組んでいる。毎年恒例の「お口の健康フェスティバル」では噛む力や滑舌の測定などで関心を高め、不定期で区民向けの講演会でも情報提供を行う。

有事の口腔ケアの重要性を
伝える活動へ注力

災害医療

災害時に口腔ケアが不十分だと災害関連死につながる恐れもある。そこで同歯科医師会は平時から災害時の口腔ケアの重要性を伝える啓発活動に注力。洗口剤の準備、水不足での歯磨きのコツなど役立つ情報も提供する。被災時には避難所での口腔ケア指導、診療可能な歯科医院の開院などで地域に貢献する。

対応可能な歯科医師の紹介など
訪問歯科診療の窓口を開設

つるつるお口の相談室

区民からの希望を受けつけ、適した同歯科医師会会員の歯科医院を紹介する、訪問歯科診療の相談窓口「つるつるお口の相談室」を開設。在宅療養中の患者で早めの処置が必要なケースには、往診可能な歯科医師を探して紹介することも可能。口腔内や治療の全般的な相談にも対応する。
【問】070-4039-2626

最終更新日:2026/01/21