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横浜市戸塚区

戸塚区医師会

戸塚区医師会会長インタビュー

三木 英之会長

(とつか西口整形外科)

1984年信州大学医学部卒業。横浜市立みなと赤十字病院、横浜市スポーツ医科学センターなどを経て、2011年よりとつか西口整形外科院長。スポーツチームのチームドクターを務めた経験も。理事、副会長を経て、2023年に戸塚区医師会会長に就任。

地域包括ケアと災害対応を両輪に
医療・福祉・防災の連携強化を推進

横浜市の南西部に位置する戸塚区。戸塚駅周辺の住人は若い世代が中心となっており、郊外には高齢者も多い。幅広い世代が暮らすこのエリアでは医療課題が多様で、柔軟かつ包括的な対応が求められるという。「区内には急性期・回復期の病院がそろい、必要な医療を地域で完結できる体制があります」と戸塚区医師会の三木英之会長。

同会では国の方針に基づく「地域包括ケアシステム」の横浜版を推進。区内に11カ所ある地域ケアプラザに協力医を派遣し、高齢者の在宅療養を支援している。会長就任後にすべての拠点を自ら訪ねたという三木会長は「実情をこの目で確認し、関わる人たちとの顔の見える連携を進めました」と話す。実効的な運用をめざし、実態に即した協力医の選定や毎月の所長会への医師会理事派遣などを実現した。

災害対策では「緊急時に正しく機能する体制」の整備に尽力する。戸塚駅近くの戸塚休日急患診療所を中心に、区内3カ所を災害時拠点に指定。あらゆる可能性を想定し行政と連携して体制整備に努める。「実際の災害を想定した、より具体的な行動計画が今後の課題。日々備えをしています」と三木会長。

子育て世代への取り組みとして、保育園・小中学校の園医・校医業務や乳幼児健診を担い、地域の子育て支援イベントにも参加。市民に向けた公開講座も開催し、身近なテーマで啓発を行う。
「医療・介護・福祉を含め、戸塚区内ですべて完結できる体制があることを知り、ご活用いただきたいですね」

地域の健康を支える活動

高齢者を地域で支える
多職種連携のケア体制に尽力

地域ケアプラザ

地域包括ケアシステムの一環として区内に11ヵ所設置されている地域ケアプラザは、高齢者の地域での健やかな暮らしをサポート。保健、福祉、介護の専門職が相談対応や情報提供などを通して介護予防や生活支援を行う。医師会では各拠点に協力医・代理協力医を選定し、医療面からバックアップしている。

災害時の医療拠点整備と
実効的な体制づくりに注力

災害対策

戸塚駅近くの戸塚休日急患診療所と東戸塚の東戸塚記念病院、国道1号に近い西横浜国際総合病院と、区内の各エリアに3つの災害時拠点を指定。実際の災害を想定しながら、非常用電力確保、医薬品備蓄といった体制整備や、具体的な行動計画づくりに尽力するほか、行政主体の防災訓練にも参加している。

駅近になって利用者が倍増
急な体調不良時に頼れる診療所

戸塚休日急患診療所

多くのクリニックが休診する休日の一次医療機関として、日曜・祝日と年末年始の午前10時から午後4時まで診療。戸塚駅から徒歩圏内に移転し、利用者数が倍以上に増えたという。待ち時間や呼び出し状況がわかるシステムやウェブ問診も導入し、スムーズな診療に努める。
横浜市戸塚区戸塚町4141-1【問】045-861-3335

(2025年5月時点の情報です)

戸塚区歯科医師会

戸塚区歯科医師会会長インタビュー

山口 里恵会長

(八巻歯科医院)

日本大学松戸歯学部卒業。日本大学歯学部矯正学教室を経て、結婚により一時離職。復帰後、2007年8月、八巻歯科医院の院長に就任する。2017年神奈川歯科大学大学院卒業。歯学博士号(甲種)取得(災害医療歯科学講座法医歯科学)。2021年7月より戸塚区歯科医師会会長に。

顔の見える連携で
戸塚の「口の健康」を支え抜く

戸塚区歯科医師会の山口里恵会長は、「戸塚区は医療・介護の連携が非常に充実している地域なんです」と語る。さらに、「医師会、薬剤師会など多職種の方々と、電話一本で通じ合えるほど仲が良いのが戸塚の強みです」と続ける。そんな山口会長が何よりも大切にしているのは、医療従事者同士の「顔の見える関係」を作ることだ。「患者さんを紹介し合う際の電話一本を取っても、お互いに顔を知っているのといないのとでは、話の伝わり方がまったく違います。相手の顔が浮かぶことで、一人の患者さんに対しても、より深く、温かな連携が可能になるんです」と強調する。

また、同会では在宅医療の要となる「ほーめっと(戸塚区在宅療養連絡会)」と密に連携し、切れ目のない支援体制を整えている。看護師やケアマネジャーなど多職種の情報を集約し、歯科の専門性が必要な場面で適切にバトンをつなぐ仕組みだ。
「地域医療理事の渡邉仁史先生が、講習会を開くなど精力的に活動してくれています」と山口会長は語る。こうした各分野担当理事の尽力も、同会の運営に欠かせない力となっている。
「外来でも、訪問診療でも、すべての人に最適となる絶対的な答えはありません。だからこそ、一人ひとりに合わせたゴールを設定し、そこをめざして伴走する『かかりつけ』が必要なのです」と山口会長。「顔の見える連携」を土台に、これからも戸塚の暮らしを支える歯科医療の質を高めていく同会としての考えを示した。

地域の健康を支える活動

年齢や症状を問わず
通院困難な人への専門的ケア

訪問診療

訪問診療は寝たきりの高齢者だけのものと思われがちだが、年齢を問わず、一人で通院が困難な人すべてが対象。要介護度にかかわらず、歯科医師が必要と判断すれば自宅での受診が可能だ。特に戸塚区では、多職種が連携する「ほーめっと」を通じて、個々の生活環境に合わせた適切な歯科ケアにつなげている。

親子で楽しく学べる
劇も上演する啓発イベント

わくわく・ハハ歯ランド

地域住民に歯科医療を身近に感じてもらうため、イベントを通した啓発活動にも注力。特に例年6月の歯と口の健康週間に合わせた「わくわく・ハハ歯ランド」では、子ども向けに食育や虫歯予防をテーマとした劇を上演。口腔の健康の重要性を楽しく伝え、地域全体の予防意識の向上に大きく貢献している。

地域防災の要として
迅速な身元確認・救護体制構築

災害対策

災害時、歯科医師会は身元確認や避難所での口腔ケアなど、極めて重要な役割を担う。同会は行政や他団体との連携訓練を重ね、体制整備に注力。災害時には診療できる病院、歯科医院、薬局で黄色いのぼり旗を立て区民に知らせる。神奈川県歯科医師会で災害対策・警察歯科委員長を務め、東日本大震災の被災地でも活動してきた山口会長は、有事の際も「顔の見える関係」を生かした活動をめざす。

最終更新日:2026/03/25