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豊島区

豊島区医師会

豊島区医師会会長インタビュー

土屋 淳郎会長

(土屋医院)

1995年昭和大学医学部卒業。同大学病院などの放射線科を経て、2009年から土屋医院で診療を開始。2012年に院長就任。早くから豊島区医師会に所属し、理事時代にはICTによる在宅医療の質の向上も図る。2023年から会長を務め、子育て世代の健康づくりと在宅医療に注力。

子育て世代から高齢独居世帯まで
多職種の協力で必要な医療・介護を提供

過去に「消滅可能性都市」といわれた豊島区は、女性活躍や子育て支援の政策、サブカルチャーなどの文化振興に注力。若い世代の転入も増え、現在は小児から高齢者まで多様な人が暮らす地域となった。「こういった背景から、医療にも多様性が必要と考えます」と話すのは豊島区医師会の土屋淳郎会長だ。

「小学校や保育園への校医・園医派遣や、文京区と協力しての『豊島文京こども救急』の設置など必要な医療にアクセスしやすい環境を重視しています。子育て世代の暮らしを支えます」

一方、高齢化率は全国や都の平均を下回るが独居高齢者世帯が多く、在宅医療・在宅介護のニーズは高まる予測だ。そのため豊島区では、医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護師会の「四師会」、在宅の医療・介護スタッフ、病院、行政などが参加する「豊島区在宅医療連携推進会議」を定期的に開催。会議を通して顔の見える連携を強化し、嚥下障害や服薬指導など在宅医療の課題は専門部会を設けて多職種で検討する。

「早期からICTによる情報共有システムを採用し、患者さんの状態を訪問前に把握できるため、より適切な医療・介護がめざせるのもメリットでしょう」

豊島区には基幹病院が1カ所しかなく、診療所の適切な利用が健康維持や病気の早期発見に欠かせない。そのため会長は「かかりつけ医を持ち、自分の体全体を診てもらう」ことを勧める。

「豊島区在宅医療相談窓口ではかかりつけ医のご紹介もしていますので、気軽にご相談ください」

地域の健康を支える活動

区内2ヵ所の施設で
日曜・祝日・年末年始に診療

休日診療所

同会は日曜・祝日・年末年始に受診できる池袋休日診療所を池袋保健所内に、長崎休日診療所を椎名町駅近くの区民ひろば長崎内に開設。池袋は土曜夜間も診療し、電話予約制で内科・小児科が受診可能。ウェブ問診票で症状などを事前入力しておくと受診もスムーズだ。詳細は同会ホームページで確認を。

MRI、CT、内視鏡も設置し
個人の健診やがん検診にも対応

豊島健康診査センター

池袋駅から徒歩8分の「健康プラザとしま」6階にあり一般的な健康診断からマンモグラフィ、MRI、CT、内視鏡などによる検査まで可能。かかりつけ医の依頼をもとに患者が精密検査を受けるほか、区の特定健康診査、各種がん検診、個人の健康診断でも利用でき、対象者には生活習慣病予防の保健指導も行う。

在宅医療希望者への支援のほか
医療相談も一部対応する

豊島区在宅医療相談窓口

在宅医療を希望する患者・家族が悩みや不安を無料相談できる窓口を、豊島区医師会館に開設。医療と介護の専門知識を持つ相談員が、必要なアドバイスや、適した制度の紹介を行っている。電話、面談、訪問で対応可能。「かかりつけ医を探したい」など、在宅医療以外の相談にも対応する。
【問】03-5956-8586

(2025年5月時点の情報です)

東京都豊島区歯科医師会

東京都豊島区歯科医師会会長インタビュー

高田 靖会長

(高田歯科医院)

1990年に東京医科歯科大学(現・東京科学大学)歯学部を卒業した後、同大学歯科保存学第三講座に入局。勤務医としての経験を積んだ後、1993年に高田歯科医院を開業。1999年にはあぜりあ歯科診療所の開設に携わる。2022年6月より現職。

医師会や薬剤師会、看護師会と連携
地域包括ケアシステムの充実をめざす

豊島区は交通の便の良さなどから若い単身者に好まれる一方で、高齢者も多い。「特に、独居高齢者をいかにサポートしていくのかが、重要な課題となっています」と話すのは東京都豊島区歯科医師会の高田靖会長。そのような背景の中で、医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護師会の「四師会」の結びつきが強く、医療や介護における多職種連携が非常にうまく機能している地域でもあると話す。

また現在同会が力を入れているのが、地域保健活動だ。同会自ら運営する口腔保健センター「あぜりあ歯科診療所」では、寝たきりで通院が困難な高齢者や障害者、有病者などを対象に、外来診療や入所型施設への訪問歯科診療を実施。診療の相談や依頼も受けつけ、情報を整理した上で、会員の歯科医師が訪問し診療を行うシステムを整えている。加えて、SNSを活用した医療情報共有システムにより、医師会・歯科医師会・薬剤師会の「三師会」がハブとなって会員診療所を結ぶ「豊島区地域医療・介護ネットワーク」の推進にも尽力。地域包括ケアシステムの充実にもつなげている。そのほか、不正咬合の子どもに対する矯正を専門とする歯科医師による無料検診チケットの配布や、小中学校での昼食後の歯磨きとキシリトールガムの摂取を推進する「スマートハビットプロジェクト」にも力を入れている。

「さらに取り組みを充実させ、区民が安心・安全で健康に暮らしやすい地域づくりの一翼を担っていく所存です」

地域の健康を支える活動

検診業務のデジタル化を推進
速やかな患者フォローが可能に

デジタル検診システム

DX化を進めている同会では、2026年に改定される厚生労働省の歯周病検診マニュアルに合わせ、検診データをデジタル化して保存・活用するシステムを開発中。検診結果を、タブレット型端末からその場で入力できるようにすることで、入力ミスの削減や速やかな患者フォローにつなげることをめざす。

祭典やコンクールで
歯科健康の啓発をめざす

歯と健康を祝うイベントを開催

豊島区と連携して年に1度、「としま健康長寿」と題した歯科健康の祭典を開催。80歳で自分の歯が20本以上ある「8020運動」の達成者への表彰などを行っている。また、小中学生などを対象とした歯の健康図画コンクールも実施しており、優秀者の作品は同会のホームページや式典に掲載されるという。

行政と連携し生涯にわたる
区民の歯と口腔の健康を守る

歯と口腔の健康づくりを推進

豊島区と協力し、「豊島区歯と口腔の健康づくり推進条例」を制定。さらに、その実効性を持たせるために、推進計画も策定し、区民の生涯にわたる歯・口腔内の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進することをめざしている。その高い意識による取り組みは、都内でも先駆け的といえるだろう。

(2025年5月時点の情報です)