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墨田区

墨田区医師会

墨田区医師会会長インタビュー

山室 学会長

(隅田川診療所)

1985年日本医科大学卒業。2015年に隅田川診療所の院長に就任。1991年に墨田区医師会に入会。2016年から理事として主に地域福祉事業に携わり、副会長を経て2023年より現職。地域医療のみならず、介護・保健・福祉にも広く目を向けて、行政や多職種との協力体制を大切に問題解決に取り組む。

会員同士の協力と地域の多職種連携で
区民の健康を広く支える

社会福祉の増進を目的とし、区民に求められる医療の提供をめざす墨田区医師会。その活動は、予防接種、健診・検診、学校医、園児休日夜間診療、災害時の医療、地域リハビリテーション事業、介護保険事業など多岐にわたる。「これらの事業は、会員同士の協力、また地域の関係各所との連携なくしては成り立ちません」と山室学会長。会内外の強固なネットワークが区民の健康を広く支えている。
「例えば在宅医療。墨田区も高齢化が進み、これは大きな課題ですが、高齢者の対応を一つの診療所ですべて行うのは難しいのが現状です。『人生の最期まで住み慣れた地域で暮らしたい』という方の望みをかなえられるよう、会員同士が協力し合って、超高齢社会の問題に向き合っています。また高齢者で起こりやすいポリファーマシーに関しては、地域の薬剤師会とともに該当者への周知に取り組んでいます」

地震などの災害対策は、行政や多職種と連携している。行政や、地域の歯科医師会・薬剤師会・柔道整復師会などと合同で定期的に訓練を実施。有事に迅速かつ適切な医療救護活動を行えるよう備えている。また、区内で二次救急病院の不足しているエリアでも同様の措置が行えるよう、さらなる体制強化を進めている途中だ。
「令和9年には休日応急診療所の移転と強化を予定しています。今後も院内外で協力し合い、地域の医療をけん引する立場として、複雑化する医療・介護・保健・福祉を支えていきたいです」

地域の健康を支える活動

子どもから高齢者まで
病気の予防と健康管理のために

各種健診

健康管理の基本となり、病気の早期発見にもつながる健診。同会では区民を対象に、乳幼児健診、妊産婦健診、16歳から39歳を対象とした若年区民健診、40歳から74歳までの特定健康診査、また75歳以上の健康診査と、各年代に応じた健診を実施。2027年からは新たに「5歳児」の健診追加も予定されている。

いざというときのために
行政や多職種と連携して進める

災害対策

地震などの大規模災害が発生した場合、病院や診療所が一般診療に対応できなくなり、緊急救護所での傷病者のトリアージや応急措置などの対応が必要となる。同会では、傷病者に対して迅速かつ適切な医療救護活動を行えるよう、行政や多職種と連携して災害対策を強化。定期的に合同訓練を実施している。

応急相談窓口が
急な体調不良に対応

休日・夜間診療

同会では応急診療の窓口を複数用意している。日曜・祝日・年末年始は、すみだ福祉保健センター内にある「墨田区休日応急診療所」で、また日曜の整形外科診療は当番制で対応。横網2丁目の同愛記念病院では「すみだ平日夜間救急こどもクリニック」として、小児専門の初期救急診療を実施している。

最終更新日:2026/09/16