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新宿区

新宿区医師会

新宿区医師会会長インタビュー

岡部 富士子会長

(おかべふじこ内科・循環器クリニック)

1974年東邦大学医学部卒業。東京警察病院ジュニアレジデントを経て、東京大学医学部第四内科に入局。東京逓信病院循環器科医長、主任医長を経て、2006年新宿区市谷におかべふじこ内科・循環器クリニックを開業。日本循環器学会循環器専門医。医学博士。

啓発活動から健康増進、災害時医療まで
多様な区民に寄り添う医師会をめざす

東京都心に位置し、オフィス街や商業施設、住宅地が混在する新宿区。高齢者から現役世代、子育て世代、海外からの移住者まで、多様な人々が暮らしている。同区の特徴の一つは、住民の医療や健康に対する関心と理解度の高さだ。

「当会では平成25年から医療公開講座を継続し、参加者は年々増加。講座ではiPS細胞に関する先端医療から整形外科、耳鼻咽喉科まで幅広いテーマを扱っており、直近では170人以上が参加し、活発な質疑応答も行われました」と新宿区医師会の岡部富士子会長。

加えて、区内にある3つの大学病院や5つの基幹病院と強固な連携を結んでおり、先端の医療を地域の患者へ届ける機会がつくりやすいことも、新宿区ならではの強みだと話す。また、新宿区医師会区民健康センターでは、健康診査やがん検診に加えて、日曜・祝日の昼間・夜間診療、土曜夜間診療、婦人科診療などを実施。さらに、災害時には同じ建物内に新宿区の災害医療救護支援センターが立ち上がり、同会の災害対策本部と連携。災害時医療の司令拠点になることに加え、災害用緊急医薬品の備蓄や医療ボランティア受け入れのための簡易宿泊ベッドなども地下に準備されている。その上で、区民の健康をサポートするには、コメディカルとの連携が不可欠だと岡部会長。

「医師会、歯科医師会、薬剤師会の三師会に加え、看護師、リハビリ職、デイサービス関係者など、さまざまな専門職と連携して、地域の皆さんの健康増進に取り組んでまいります」

地域の健康を支える活動

内科と小児科の診療に加え
電話による相談や案内も実施

夜間・休日・急病診療

医師会区民健康センターでは、日曜・祝日の9:00〜17:00に内科と小児科の診療を実施。また、土日・祝日の17:00〜22:00には内科の診療に対応している。土曜の夜間と日曜・祝日の昼間・夜間にはテレホンセンターが、急患の電話相談や他の医療機関、歯科当番医の案内なども実施している。【問】03-3208-2223

医療と介護の専門職が連携
地域住民の健康を支える

三師会連携による地域包括ケア

新宿区では、医師会だけでなく歯科医師会、薬剤師会との「三師会」の連携を中心に、看護師やリハビ職、介護関連職などとも横断的なつながりを構築。勉強会や研究会を通じて専門性を高めながら、各職種が情報を共有することで、患者にとって最適なケアを提供するための体制づくりを進めている。

基礎知識から新進の情報まで
専門の医師が病気を解説

新宿区民医療公開講座

半年に1回、身近な病気などをテーマに新宿区民医療公開講座を開催。同講座では毎回、テーマとなっている病気を専門とする医師が、その基礎知識や新しい治療、予防方法などについて解説。区内に在住や在勤、在学の人を対象に予約不要、参加費無料で行っており、毎回多くの人が訪れているという。

(2025年5月時点の情報です)