県下随一の商業地域として栄える大宮駅周辺を取り巻くように、新旧の住宅が広がる大宮。高齢化が進む一方、交通や買い物の利便性の高さと豊かな自然が共存する環境を求めて転入するファミリー層も多い。在宅専門の医療機関と小児科の両方が増えていることからも、幅広い年齢層が暮らす街であることがわかる。
大宮駅を含む大宮区、北区、見沼区、西区を管轄する大宮医師会は、市内に4つある医師会の中でも会員数が多く、あらゆる世代が必要な医療に切れ目なくつながれる環境の整備に尽力。浦和医師会、さいたま市与野医師会、岩槻医師会と「さいたま市4医師会連絡協議会」を設置し、さいたま市全体の医療レベルと質の均一化を図っていることも特徴だ。「医師会同士が密に連携することで、さいたま市が進める医療体制整備にもスムーズに対応できています」と松本雅彦会長。
平成18年に発足した「病診連携の会」も、コロナ禍における連絡体制の整備を経てより強化され、組織を超えたシームレスな医療体制が確立されつつある。病診連携のもと、災害医療への取り組みも進行。緊急度の高い患者を速やかに治療するため、病院前でトリアージする仕組みを整えた。
「大宮では、小児からお年寄りまで、地域に暮らすすべての年代の暮らしを支える医療体制の構築が進んでいます。今後も近隣医師会やさいたま市、県医師会と協力しながら、皆さんの生活を医療の面から支えてまいります」




