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西東京市

西東京市医師会

西東京市医師会会長インタビュー

三輪 隆子会長

(みわ内科クリニック)

1984年信州大学医学部卒業後、同大学医学部第3内科に入局。東京都立神経病院、狭山神経内科病院などで神経疾患、難病の診療に従事後、国立障害者リハビリテーション病院神経内科医長を経て2007年にみわ内科クリニックを開業。2023年より西東京市医師会会長。

医師会が主体の取り組みを積極的に推進
市民の健やかな生活を守ることをめざす

平成13年に田無市と保谷市が合併して誕生した西東京市。西東京市医師会の三輪隆子会長は、「当医師会も合併して発足した当初から、市民の健康を守るために新しいことにチャレンジしていこうという機運にあふれているのが特徴の一つです」と話す。

実際に、これまで「胃がんハイリスク検診」や「おたふくかぜ・水痘ワクチン接種助成事業」を同医師会が先行して実施し、西東京市の事業として引き継がれ現在に至っている。平成29年からは、「認知症予防のための聴覚検診」を公益事業として開始。その結果から、軽度難聴でも加齢、高血圧、糖尿病、脳血管障害などと同様に認知機能低下に影響を与えることがわかり、この調査成果を国際的学術誌に発表したという。進展する高齢化に対応するための取り組みにも注力しており、「西東京市医師会在宅療養推進協議会」を立ち上げ。現在は、西東京市に運営主体を移管し「西東京市地域包括ケアシステム推進協議会」として、多職種や行政とも連携し地域包括ケアシステムを推進。その中で「外来・病院・在宅連携部会」を設置し、一般開業医と病院、訪問診療医師の連携強化を図っている。フレイル対策も推進しており、田無駅前や保谷駅前の階段の歩道橋にフレイル予防啓発のためのラッピングを行う「階段プロジェクト」や市民講演会も開催している。

「これからは予防がさらに大切になります。そのことをより多くの市民の皆さんに理解していただくための活動にも力を入れていきたいと考えています」

地域の健康を支える活動

認知症を早期に発見し
必要な支援につなげる

もの忘れ予防検診

70歳以上の市民を対象に脳の健康チェックを行い、認知症の疑いや軽度認知障害(MCI)を早期に発見し、必要な支援につなげることを目的とした「もの忘れ予防検診」を実施している。特定健診と同時に同じ医療機関で、無料で受けることができるのが特徴で、受診率の大幅な向上につながっているという。

4師会と行政が連携し
有事の際に地域の安心を支える

災害時救急医療体制

大規模医療機関から離れている地域には、同医師会が市と連携し災害時の救急医療提供体制を整備している。発災時には市内6ヵ所の小学校や中学校に緊急医療救護所が開設され、同医師会と歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会などが連携し、トリアージや軽症者に対する治療などを行う体制を整えている。

日曜・祝日に受診できる
地域の医療体制

休日診療

中町分庁舎の「休日診療所」と医療機関が交替で行う「休日診療当番医」の2ヵ所で休日診療を実施。「休日診療所」では、日曜・祝日の10:00~12:00、13:00~16:00、17:00~19:00で内科などの診療を行っている。スムーズな受診をめざし「ウェブ問診システム」を導入しているという。【問】042-424-3331

最終更新日:2025/11/26