古くから住む人も多く、人情味あふれる町である中野区。「高齢の住民が多いこともあり、地域包括ケアシステム構築のための多職種連携に力を入れています」と中野区医師会の渡邉仁会長は話す。令和元年にはがんの啓発活動「オレンジバルーンフェスタin中野」を同会が中心となり、歯科医師会や薬剤師会、緩和ケア連携推進協議会、行政、地域の大学などと共催。これらの活動を通じて真に顔の見える関係づくりを図っており、無料健康相談を行っている「まちの保健室」や区民公開講演会などとともに、区民の医療に関する意識醸成と健康長寿を図っている。
また、「当会では、20年以上前から子どもと子育て世代のサポートにも力を入れてきました」と渡邉会長。
中でも、乳幼児期の予防接種は、就学時健診の際に保護者に啓発しているほか、同会のホームページからスケジュール表をダウンロードできるようにするなど、計画的な接種を呼びかけている。
「小児インフルエンザ任意予防接種費用一部助成の中学生までの引き上げも、区に要望しています」
さらには、「準夜間こども救急診療」と併せて休日診療の当番にも必ず小児科医師を入れており、地域における子育ての安心材料となっている。
「健康が第一ですから、健康診断や予防接種はしっかりと受けていただいて、体調が悪かったり心配なことがあったりすれば、ぜひ町の先生に相談してください」




