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松戸市

松戸市医師会

松戸市医師会会長インタビュー

川越 正平会長

(あおぞら診療所)

1991年東京医科歯科大学医学部を卒業。虎の門病院内科レジデント、同院血液内科医員を経て、1999年に医師3人のグループ診療によるあおぞら診療所を開院し、2004年に同院院長に就任。2012年医療法人財団千葉健愛会理事長に就任。2022年より松戸市医師会会長。

人口増に応じた医療の質の充実をめざし
広域の視点で各機関との連携を強化

都心のベッドタウンとして人口が増加する松戸市。行政による手厚い子育て支援から、若い世代が流入する一方で、昔から暮らす高齢者世帯も多く、幅広い世代が混在する。さらに、近年では隣接自治体も人口が増加。松戸市医師会ではその人口増に対応する医療の充実に尽力する。

特に小児医療に関しては市などと連携して力を入れ、「松戸市夜間小児急病センター」を開設。年々増加する診察に対応するため、同会会員のほか流山市医師会にも協力を仰ぎ、連携して診察にあたっている。また就学にサポートを必要とする医療的ケア児が、希望により普通学級を選択できるよう、看護師などを学校に配置する際の医療的サポートを同会で実施している。
「医療的ケア児への対応に関しては千葉県内でも進んでいると思います。在宅医療や訪問看護のインフラを医師会で整えてきたからこそ実現できています」と川越正平会長は先進的な医療インフラの整備が実を結んだと話す。

また、市民の健康を守るために、それぞれの家庭にかかりつけ医を持つことを同会は推奨している。
「家や車が一番高い買い物と思いがちですが、お金では買えない『健康』が最も価値が高いと思います。だからこそ、健康のために自分に合ったかかりつけ医を見つけていただきたい。健康について相談できる人がいることは、未来の健康を守ること。医師会ホームページには、市内の医療機関を探せる機能がありますので、ぜひご活用ください」

地域の健康を支える活動

在宅医療や介護へのサポートで
安心の町づくりを推進

在宅医療・介護連携支援センター

医療・介護連携地域ICTシステムの構築や在宅医療をスタートアップする医師への支援、医療と介護の連携への取り組みなど、地域医療をあらゆる角度からサポート。松戸市内の医療や介護、福祉機関、行政などが連携することで、年齢を重ねたり、傷病があったりしても安心して暮らせる町づくりをめざす。

医師による出張授業で
子どもの医療知識を広げる

松戸まちっこプロジェクト

小中学生に正しい知識を伝えるべく、同会会員が学校に赴いて「がん」「認知症」「感染症」などのテーマで出張授業を実施。子どもたちが学んだことを、親や祖父母など周りの大人に話すことを宿題にしている。医療知識やリテラシーなどが市民に広がっていくことを願って、プロジェクトに取り組んでいる。

地域連携により協力体制を構築
子どもの夜間の急病に対応する

松戸市夜間小児急病センター

0歳から中学3年生までの内科系疾患を対象に、18:00~23:00で同会会員の小児科の医師が中心となって診療。同会と松戸市薬剤師会、松戸市、松戸市立総合医療センターが力を合わせて急病対応システムを構築する。翌朝までの応急手当のほか、診療情報の提供も行っている。
【問】047-712-2513

(2025年5月時点の情報です)