全国で2番目に面積が小さい市である狛江市。令和5年に狛江市医師会の会長に就任した保坂真先生は、「コンパクトな分、行政や医療・介護・福祉などの関係者が顔の見える距離感でつながっていることが強みです」と話す。
地域連携の一環として、災害時の医療体制にも目を向ける。令和5年11月には、東京慈恵会医科大学附属第三病院と連携し、市民講座を開催。医療面から防災を考える機会を設けた。
「災害の発生を防ぐことはできませんが、被害を減らすことは可能です。自助の一つとして、持病のある方はお薬手帳のコピーをお財布に入れておくことをお勧めします」
約60人と少数精鋭の同会だからこそ、誰がどんな活動をしているのか理解し合っており、得意分野を生かして医師会業務に取り組めるという。会長自身も産婦人科医師としての強みを今後の活動に生かしたいと考える。
「女性は、思春期、妊娠・出産期、更年期と、ライフステージにより心身の状態が大きく変化します。行政と連携して情報発信しつつ、子宮頸がん予防ワクチン接種の推進なども含め女性の健康支援に取り組むことが目標です」
もちろん、市民全体の健康にも目を向ける。狛江市民の健診受診率は、東京都内でも上位だが、今後も健診の呼びかけに注力する考えだ。
「病気は早期発見できれば対処しやすいものです。忙しい日々の中でも、健診を受ける機会をつくり、定期的に健康を見直しましょう」




