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神戸市

海と山の豊かな自然に恵まれ、古くから港まちとして経済発展してきた神戸市。近年は駅前再開発や空港などのインフラ整備、医療産業創出などに力を注ぎ、グローバル貢献都市の実現に向けたまちづくりに取り組んでいる。海と山の豊かな自然に恵まれ、古くから港まちとして経済発展してきた神戸市。近年は駅前再開発や空港などのインフラ整備、医療産業創出などに力を注ぎ、グローバル貢献都市の実現に向けたまちづくりに取り組んでいる。

市長インタビュー

久元喜造市長
久元喜造市長
久元 喜造
市長

1954年神戸市兵庫区生まれ。東京大学法学部卒業後、旧・自治省入省。内閣審議官(地方行政・地方公務員制度、選挙担当)、総務省選挙部長、自治行政局長などを経て、2012年神戸市副市長となる。2013年より第16代神戸市市長に就任し、現在3期目を務める。

神戸空港の国際化や先端医療を推進
グローバル貢献都市・神戸をめざす

現在進められている交通インフラの整備について教えてください。

神戸市は古くから陸海空の交通の要所を担ってきました。令和7年には神戸空港の国際チャーター便の運用開始、令和12年前後には国際定期便の運用開始や大阪湾岸道路西伸部の工事完了が予定され、さらなるグローバル都市へ向けた取り組みを行っております。また地元住民の皆さまのアクセス向上にも注力し、近年では旧・北神急行電鉄を市営化。運賃の大幅値下げにより、現在はコロナ禍前と比較して4割ほど乗客数を伸ばしています。とはいえ、人口減少・働き手不足という課題は消えません。その中で、垂水区の地域コミュニティーバス「しおかぜ」や乗合タクシー「望海」、北区の「淡河町ゾーンバス」など、地域コミュニティー交通が多数運行を開始。皆さまの「自分たちのまちを支える」という気運の高まりをうれしく思います。

神戸市では、長きにわたって先端医療分野にも注力されていますね。

平成10年からポートアイランドで開始した「神戸医療産業都市構想」は令和5年で25年を迎えました。現在は大手企業や病院、スタートアップ企業等、約370の機関が集まり、先端医療の研究開発に取り組んでいます。新型コロナウイルス感染拡大時には、理研のスーパーコンピュータ「富岳」をウイルス飛沫予測などに活用。また自動PCR検査ロボットや遠隔集中治療支援システムなども大きく貢献しました。さらに今後は「神戸未来医療構想」における産学官連携による国産手術支援ロボットを核とした研究開発を推進するとともに、医療機器開発の人材育成にも力を注いでまいります。令和7年度には神戸大学の新学科の開設も予定しており、神戸で生まれ育った子どもたちがこの地で就職し地域貢献していく。そんな良い循環が生まれていけばと願っております。

市民の参画を呼びかけ
神戸のまちづくりに生かす

今後の神戸市のビジョンについても教えてください。

神戸2025ビジョンのテーマとして「海と山が育むグローバル貢献都市」を掲げています。これまで育んできた地元企業のものづくり文化を生かしながら、新たなテクノロジーを取り入れたグローバル社会で貢献できる都市でありたいという思いが込められています。現在、都心三宮・ウォーターフロント再整備、郊外拠点駅周辺のリノベーションなど、まちや暮らしの質を向上させる施策に注力しています。同時に、市がめざすまちの将来像や方向を描く次期総合基本計画の策定も進めております。ぜひ多くのご意見を頂き、神戸の発展にさらなるご協力を賜りたいと考えています。

最後に、読者や市民の皆さまにメッセージをお願いします。

神戸空港が国際空港になることで、これまで以上の国際都市・神戸の進展が期待できます。王子公園には関西学院大学の新キャンパス設置も予定され、さまざまな国の人々が訪れ、神戸のあちこちで市民と交流するという光景が広がるでしょう。市民一人ひとりが幸せを実感できるまちづくりに取り組み、今後も神戸の価値を一層高めていきたいと思います。

(2024年2月時点の情報です)

医師会&歯科医師会 活動レポート

地域のクリニックや病院の先生たちで構成される医師会・歯科医師会。 休日診療や保育園・学校での園医・校医活動など、地域医療の重要な役割を担っています。 わたしたちが住む地域の活動について、地域の会長にお話を伺いました。

神戸市医師会

堀本仁士会長 堀本仁士会長
堀本 仁士会長 【堀本医院】

1986年大阪医科大学卒業。循環器を専門として、市立枚方市民病院や南大阪病院などで勤務し、ハーバード大学やニューヨーク州立大学の心臓外科で研鑽を積む。大阪医科大学胸部外科学教室講師を経て、2006年堀本医院を開業。2018年より東灘区医師会長、2022年より現職。

災害支援や新興感染症対策に力を注ぎ
誰もが安心して暮らせる神戸の街を守る

海や山などの自然に恵まれ、日本を代表する港町として発展してきた神戸市。その中で多くの医療機関が加入し、神戸市民の健康を支えるために日々活動しているのが神戸市医師会だ。9つある区の特性を理解し、それぞれの要望や提案をまとめ上げ、行政と連携してより良い市民生活が送れるよう地域医療の充実をめざしている。
「通常診療はもちろん、夜間や休日の急病診療やワクチン接種を行い、令和5年からは神戸市民健康大学講座を再開。あらゆる面から市民の皆さまの健康向上に取り組んでいます」と話すのは堀本仁士会長。少子高齢化が進む中、今後はさらに多職種での連携を強めてより幅広いサポートをめざしたいという。近年には「認知症神戸モデル」と呼ばれる神戸市独自の認知症患者支援制度に賛同し、住み慣れた地域での在宅療養継続を支える「医療介護サポートセンター」を協力して立ち上げるなど高齢者医療に力を入れる。
「阪神淡路大震災の経験から、災害時の救急支援についても検討を重ねています。JMATやDMATなどの支援が届くまでの救護や慢性期医療に移行した後の対応など、神戸の街を守ることは私たちの使命です」
より実効的なスキームを構築していきたいと堀本会長は熱く語る。
「新型コロナウイルス感染症での教訓を踏まえて、引き続き新興感染症対策に取り組んでいくことはもちろん、これからも神戸市の皆さまが安心して暮らせるよう力を尽くしていきます」

(2024年2月時点の情報です)

神戸市歯科医師会

百瀬 深志+会長 百瀬 深志+会長
百瀬 深志会長 【モモセ歯科医院】

1982年日本歯科大学を卒業後、1986年同大学大学院歯学研究科修了。同大学や歯科医院での勤務を経て1989年に須磨区でモモセ歯科医院を開院。早くから訪問歯科診療や各種健診など地域歯科保健活動に携わり、こうべ市歯科センターの設立や運営にも尽力。2021年より現職。

全年齢への多彩な事業と充実の環境で
市民の全身と口腔の健康を守り続ける

先進の研究拠点や臨床施設が集まる医療産業都市の顔を持つ神戸市。神戸市歯科医師会の百瀬深志会長は「市内の歯科医院、神戸市民病院機構の3病院、神戸大学医学部附属病院の歯科口腔外科、こうべ市歯科センターなどが連携し、歯科の充実した診療環境を築いています」と語る。
同会では、全年齢層に対する歯科検診の実施、小学校におけるフッ化物応用事業、学校への校医の推薦、若年層に向けた情報発信など多彩な事業を展開している。また、65歳と75歳の全市民を対象にオーラルフレイルチェック事業として、オーラルフレイルや口腔機能低下症と診断された人への対応にも注力している。
「歯と口の状態は、心疾患や脳卒中などの全身的疾患とも密接な関係があり、歯を失わないことが健康な老後と関連しています」と百瀬会長。今後も国の施策に従い、リハビリテーション、摂食・嚥下にかかる連携、生涯を通じた歯科検診の推進、全身と口腔の健康に関する適切な情報提供、オーラルフレイル対策、疾病の重症化予防につながる口腔健康管理の充実といった事業を推進することで、同会への市民の期待や関心をますます高めていきたいと考えている。
「自分の口で食事をすることは、単に栄養の摂取という意味だけではなく、人としての根本的な喜びです。気軽に神戸市歯科医師会の事業やイベントにご参加いただき、歯と口の健康に役立ててください」

(2024年2月時点の情報です)
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