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糟屋郡

福岡県の北西部に位置し、7つの町からなる糟屋郡。豊かな自然に恵まれる一方、福岡市に隣接するアクセスの良さで流通や産業も盛んだ。宅地の造成も進み、ファミリー層が住みやすいベッドタウンとしても注目される。

医師会 活動レポート

地域医療の重要な役割を担う医師会。ここでは、わたしたちが住む地域での活動について、地域の先生にお話を伺いました。

粕屋医師会

松尾喬之会長 松尾喬之会長
松尾喬之会長 【松尾医院】

1981年久留米大学医学部卒業。1995年に松尾医院開院。粕屋医師会の理事や副会長などを経て、2016年に現職就任。同会独自の地域医療ネット事業の立ち上げなど、地域医療のシステム構築に尽力。幅広い世代への情報発信にも取り組む。

多子化と高齢化、2つの特徴に合わせて
幅広い世代に対応したシステムを構築

宅地開発が進みファミリー層が急増した古賀市と新宮町、高齢化が加速する宇美町や須恵町などを含む1市7町を管轄する粕屋医師会。子育てから在宅医療まで北部と中南部で医療需要が異なり、幅広い医療情報の提供が求められている。
そのため同会では、粕屋地区の住民に対し独自の医療ネットワーク環境を構築。基幹病院とクリニック間における情報共有、多職種の連携体制づくりなどに取り組む。特に在宅医療ではかかりつけ医がプラットホームになり、サポートが必要な住民を支えていくシステムを実現。福岡県医師会運営の「とびうめネット」とも連携し、診療情報のスムーズな共有など、さらなる充実を図っている。
「住民が安心して過ごせるシステムの構築に力を入れています」と松尾喬之会長。スマートフォンなどで粕屋地区の医療機関、介護施設、薬局などの情報が検索できる「さがすくん」もその一つ。子どもの急な発熱や、親の介護先を探す目的で、遠方に住む家族が利用するケースも多いという。さらに、救急隊員が心疾患や事故などによる外傷患者の情報をリアルタイムで医師へ伝送する「心電図伝送システム」も導入。一刻を争う患者の救助に大きく貢献している。
「多子化と高齢化」。広いエリア内で2極化した特徴に対し、医療体制のさらなる連携と充実をいかに図っていくかが今後の課題だと松尾会長は話す。
「多くの機関や行政と協力し、安心の医療が受けられる環境づくりに努めます」

(2022年3月時点の情報です)
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