大規模病院、中核病院、クリニックがバランス良くそろい、医療環境が充実している柏市。柏市医師会は市民が生涯をより安心して暮らせるようにと、各医療機関や多職種との連携に力を注ぎ、全国的な規模となっている地域包括ケアシステム「柏モデル」を確立した。松倉聡会長は「体制構築に向けては、多職種の現場担当者が集う『顔の見える関係者会議』を実施する他、柏地域医療連携センター内に三師会(医師会、歯科医師会、薬剤師会)と柏市役所保健福祉部を設けて物理的に距離を近づけました。綿密なコミュニケーションを取る努力を続けています」と話す。
こうした密な連携は、各医療機関の状況を精密にかつ迅速に把握し合うことを可能にしている。そのため救急時や災害時のようなひっ迫した状況になったとしても、患者ごとに適した医療をスムーズに提供できるそうだ。
「もしものとき、自力での受診や避難が困難な方も救えるように準備を進めてありますので、ご安心ください」
また「健康寿命を延ばすために、そもそも病気の発症を防ぎたい」という思いから、各種健診や予防接種にも尽力している同会。状況に応じて任意予防接種を助成対象にしたり、各種健診での必須検査項目を増やしたりと、病気の早期発見・治療につなげている。
「今後も新しい取り組みに積極的に挑戦し続けて、柏市はもちろん、全国的にも役立つような医療体制をつくり、その成果を伝えていきたいです」




