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横浜市金沢区

横浜市金沢区医師会

横浜市金沢区医師会会長インタビュー

河合 敏会長

(河合耳鼻咽喉科医院)

1988年東京医科大学卒業後、横浜市立大学耳鼻咽喉科学教室に入局。同大学附属病院耳鼻咽喉科で医局長を務めるなど診療に従事。同大学医学部講師も務めた後、河合耳鼻咽喉科医院を開業する。2017年から横浜市耳鼻咽喉科医会会長。2025年6月に横浜市金沢区医師会会長に就任。

強固な連携の三師会と病院が協力して
在宅医療をはじめ地域医療の充実を図る

診療所が多く所在する横浜市金沢区は、医師会、歯科医師会、薬剤師会から成る「金沢区三師会」のもと、3つの会が一体となって地域医療に尽力する。休日急患診療所も三師会が運営し、医科・歯科ともに診療を行う。横浜市金沢区医師会の河合敏会長は「建物や事務局も共通なので、国が進める『多職種連携による医療・介護』に取り組みやすい土壌です」と先進性を強調する。

同区は市内でも高齢化率が高く、区民が最後まで住み慣れた地域で暮らすには在宅医療の充実が重要だという。
「その点、区内の各病院との協力も密接で、在宅の患者さんの容体が悪くなれば病院に入院し、回復したら在宅に戻るという流れもスムーズです」

高齢化が進む中で、食べる・飲み込む機能の支援も在宅医療の重要な課題となっている。そこで平成30年から、在宅患者の食べる・飲み込むなどの摂食嚥下機能の維持・回復をめざす三師会の嚥下在宅チームが活動。在宅担当医のほか、耳鼻咽喉科医師、脳神経内科医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、介護職が連携し、内視鏡下での嚥下機能評価をもとに、適切なリハビリや食形態などを提案する。

また災害時に備えた対応として、行政や区内のナースチームなど多職種と協力して定期的に対策会議を行い、行動シミュレーションも実施。
「被災後も診療可能な医療機関は『診療中』の旗を掲出します。必要なときにはそうした医療機関で治療が受けられますのでご安心ください」

地域の健康を支える活動

イベントや市民公開講座などで
区民に健康づくりの情報を提供

広報活動

毎年10月の「金沢区健康づくり月間」では三師会館で医療講演会を実施し、期間内のイベントには医療相談コーナーも開設している。また2026年3月には嚥下在宅チームが「食べるを支える」をテーマに市民公開講座を開催し、各専門職が講演。300人超の参加者が集まり、在宅医療への理解を深めた。

在宅医療への円滑な移行や
摂食・嚥下を支える相談室

在宅医療相談室

金沢区三師会では区民の在宅医療の相談窓口となる「在宅医療相談室」を設け、必要な手続きの案内のほか、患者の主治医とも協力し、訪問可能な診療所、歯科診療所、薬局、訪問看護ステーションの紹介を行っている。また、金沢区三師会嚥下在宅チーム、金沢区認定栄養ステーションの紹介も行っている。
【問】045-782-5031

新築した建物で利便性も向上
医科と歯科の休日診療に対応

休日急患診療所

老朽化による建て替えで2025年10月に新しくなった三師会館の1階にあり、日曜や祝日、年末年始の昼間の急患を診療する。院内に調剤室があり、薬剤師が常駐しているのも特長だ。またバリアフリーの設計で、要介護者や高齢者は駐車場から直接診療スペースに入れるようになっている。
【問】045-782-8785

最終更新日:2026/05/13