松戸や津田沼などの県内各都市へのアクセスも良く、近年はベッドタウンとしても注目されている千葉県鎌ケ谷市。さまざまな年代やライフスタイルの人々が暮らすこのエリアで、地域住民の健康を守っているのが鎌ケ谷市医師会だ。「会員数も多く、チーム一丸となって地域を診ています」と鎌ケ谷育ちの原沢健寿会長は語る。
「多様な診療科を診る医師や、訪問診療や夜間診療に対応している医師もいます。医師会として長く取り組んでいるのは、地域の子どもたちに向けた学校健診や各年代に向けた健診です。会員同士が定期的に集まれる場を設け、情報交換を行い、市民の皆さんが健康に暮らすために何ができるかなど意見を出し合うこともあります」
市民に向けた情報発信にも注力。救急医療や在宅医療など各分野を担当する理事を中心に、地域のホールで行う医療・健康セミナーの開催や、市の広報誌への寄稿といった活動を行っている。中でも近年盛りあがりを見せているのが、令和4年度より行政や地域の社会福祉協議会などとの協力で開催されている催し「鎌ケ谷ビジョン」。いつまでもこの地域で生き生きと暮らすために、専門家と市民が一緒に、健康について考える場となっている。
「日本はすでに超高齢社会を迎えていますが、平均寿命と健康寿命の差を無視することはできません。子どもから高齢者まで、誰もがいつまでも安心して暮らせる地域づくりの一翼を、当会が担っていければと思います」


