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横浜市泉区

横浜市泉区医師会

横浜市泉区医師会会長インタビュー

渡辺 豊彦会長

(渡辺こどもクリニック)

1980年順天堂大学医学部卒業。同大学医学部附属順天堂医院小児科所属、国際親善総合病院小児科部長などを経て、1997年に渡辺こどもクリニックを開設。日本小児科学会小児科専門医。横浜市医師会の常任理事・副会長や、横浜市泉区医師会副会長を歴任し2025年6月より同会会長。

地域包括ケアと災害対応を両輪に
医療・福祉・防災の連携強化を推進

横浜市の西端に位置する泉区は、豊かな自然と利便性が両立するエリア。「以前はインフラの整っていない不便な地域と思われていた時代もありましたが、今は地下鉄や相鉄線の整備、幹線道路の拡張などで交通の便が非常に良くなりました」と話すのは、令和7年に横浜市泉区医師会会長に就任した渡辺豊彦先生だ。「緑園都市などかつてのニュータウンでは高齢化が進んでいます。一方でゆめが丘などの新興地域は子育て世代が増えています」と説明する。地域構造の変化に合わせ、医師会もきめ細かな対応が求められるという。
「安心して子育てできる町であり続けるために、現状子どもが入院できる病院がないことは課題です」

在宅医療や介護・福祉との連携も重視しており、多職種が顔を合わせる連絡会や災害時の備えに力を入れている。「地震などの災害を想定し、模擬訓練や健康手帳の配布などに取り組んでいます。医師会の移転により区役所にも近くなり、医師会館を拠点に行政と連携して対応できる体制です」と渡辺会長。災害対応マニュアルも独自に整備し、災害時の初動対応や医療連携についての啓発も行っている。

また、地域交流の拠点としてNPO法人へ医師会長として支援しており、子ども食堂や高齢者の居場所づくり、スマホ教室やボランティア活動にも参画。「一人暮らしの高齢者が孤立しないよう、医療だけでなく『つながり』を生むことが大切です」と語る渡辺会長。世代を超えて誰もが支え合える地域づくりに強い思いをにじませた。

地域の健康を支える活動

地域の変化に柔軟に対応
チームで患者を支える

多職種による在宅医療支援

高齢化が進む地域の課題に対応すべく、同会では医師や歯科医師、薬剤師、看護師、介護職など多職種による在宅医療支援体制を構築。定期的な連絡会や情報共有を通じて、個々の患者に対しチームでケアを行っている。災害時の在宅患者支援や終末期医療にも視野を広げ、柔軟かつ迅速な対応をめざす。

多世代が集える地域拠点で
「孤立ゼロ」めざす交流活動を

コミュニティカフェと高齢者・子育て支援

NPO法人と連携し、地域住民が気軽に集える場づくりをサポート。高齢者向けの食堂や子ども食堂、スマホ教室、音楽会など、多彩な催しが展開される「宮ノ前テラス」には、渡辺会長自ら定期的に足を運び、多世代との交流を楽しんでいるという。医師会としても、「孤立を防ぐ地域づくり」に取り組んでいる。

市の夜間急病センターも併設
急な体調不良に頼れる駅近拠点

横浜市泉区休日急患診療所

休日の一次医療を担う診療所。2020年に横浜市泉区役所近く、いずみ中央駅徒歩圏内に移転した。日曜・祝日と年末年始の午前10時から午後4時まで診療している。また、横浜市南西部夜間急病センターも併設され、毎日午後8時から午前0時の夜間診療にも対応する。横浜市泉区和泉中央北5-1-5
【問】045-806-0921

(2025年5月時点の情報です)

泉区歯科医師会

泉区歯科医師会会長インタビュー

相庭 常人会長

(あいば歯科医院)

1985年東京歯科大学卒業。都内での勤務を経て、あいば歯科医院を継承。歯科医師会での活動は1993年にスタートし、市や県、国レベルでの活動にも積極的に参加してきた。泉区歯科医師会の副会長を12年にわたって務めた後、2023年より現職に。

地域と組織の高齢化に真っ向から挑み
決意とともに希望ある未来へ

横浜市の中でも高齢化率が高い泉区。「人口は減少傾向にあり、さらに高齢化が進む見込みです」と泉区歯科医師会の相庭 常人会長。在宅や施設での歯科医療ニーズが高まっているそうだが、「訪問診療の依頼自体はまだ少なく、比較的元気な高齢者が多いのかもしれません」と話す。同会は医師会・薬剤師会・行政と協働し、多職種連携を推進。高齢者のオーラルフレイル予防や災害時の医療体制整備にも積極的だ。

「戸建が多いエリアでもあり、災害発生時には、空き家火災や救急対応の課題が想定されます。地域の医療職が連携し、いざというときに動ける体制を築かなくてはなりません」

一方で、近年進行する泉ゆめが丘地区の開発により、若年層の流入も見込まれる。「私は泉区を離れ他の地域で暮らした経験がありますが、改めて戻ってみると、自然が豊かで野菜もおいしい。若い世代にも魅力を感じて住んでほしいですね」と相庭会長。子育て世代の流入を促す上でも地域医療の充実が不可欠と話す。「歯科医師として地域医療に貢献することは使命です。私自身、長年の歯科医師会活動を通じ、その使命の重みを実感してきました。個々の歯科医院の発展だけでなく、地域のために行動する意識が重要です」と強調する。

地域同様に高齢化が進む同会。将来を見据え、組織の若返りが必要だという。活動負担の軽減をめざした組織改革やDX化を進行中だ。「次世代の先生方が活動しやすい環境を整え、希望ある未来に向け前進したい」と力を込めた。

地域の健康を支える活動

有事の医療・避難体制を見据えて
地域とともに防災対応を強化

災害対応

市内でも初期にガイドライン作成を行うなど、災害対応にも積極的な同会。空き家増加や火災リスクの高まりを踏まえ、行政や医師会と連携し防災訓練や避難拠点整備をする。特に夏季の避難時に備え、日陰スペースの確保など具体的な施策を行政に働きかけている。災害時にも支え合える体制の構築をめざす。

オーラルフレイル予防を鍵に
多職種連携で主要疾病に対応

多職種連携による保健医療体制構築

心疾患、糖尿病、摂食・嚥下、緩和ケアの4つについて横浜市行政からの委託で、その他、がん、認知症、在宅医療等で医師会、薬剤師会および多職種と連携して切れ目ない保健医療体制を構築。さらに、口腔機能低下を防ぐことが全身の健康維持につながるとして「泉わくわくプラン」の中にオーラルフレイル予防を盛り込み、講演会など通じて啓発している。

高齢化が進む地域の需要に応え
在宅・施設での診療体制を拡充

在宅歯科医療連携室

神奈川県の在宅歯科医療の推進事業として、在宅歯科医療連携室を運営。介護施設入所者や通院困難者を対象に、歯科訪問診療を行う歯科医師を紹介している。虫歯や歯周病に加え、入れ歯や口腔ケアの相談をすることも可能だ。また、歯科訪問診療の電話相談も受けつけている。歯科訪問診療を希望する人には、状況に応じて即日の派遣にも対応しているという。申し込みは、電話または同会ホームページ内の申し込みフォームの利用を。
【問】0120-740-648

最終更新日:2025/12/10