磯子区民の口の健康と健康寿命延伸のために活動する磯子区歯科医師会。会員の歯科医師は区内の市立小・中学校で歯科健診や歯科保健指導を担い、小児・妊婦の歯科健診、成人の歯周病検診などに対応する。新井宗高会長は、「歯周病検診は満20歳、満30歳も無料なのでぜひ利用を」と呼びかける。
「歯周病は20代から自覚症状がほぼなく進行し40代に症状が一気に表面化する場合があります。検診が口腔衛生を意識するきっかけになればと思います」
このほか磯子区福祉保健センターと協力して行う「歯と口の健康週間」のイベントでは、区民向けに口腔衛生に関する情報発信や歯科相談も行っている。
また、根岸湾沿いに南北に広がる磯子区は沿岸部と丘陵部に分かれ、「地震の被害も地域で異なるため、災害医療の備えは急務です」と新井会長。
「発災後も自宅が住める状態なら在宅避難を選ぶ方も多いでしょう。そうした区民の口腔ケアは近隣の診療可能な歯科医院が担当するなど、災害時の対応を行政と詰めているところです」
磯子区は高齢者を中心に在宅医療の希望も多く、同歯科医師会ではその受付窓口となる「磯子区在宅歯科医療連携室」を設置。患者の家族やケアマネジャーから訪問歯科診療の希望を受けて、必要な手続きの支援や歯科医院への連絡などを行っている。
「当歯科医師会は医師会や薬剤師会と連携し、地域への貢献をモットーにしています。お口の中の困り事は会員の歯科医師にご相談ください」


