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横浜市磯子区

磯子区歯科医師会

磯子区歯科医師会会長インタビュー

新井 宗高会長

(あらい歯科クリニック)

神奈川歯科大学卒業後、同大学大学院で口腔細菌学を専攻し、同大学附属病院で経験を積む。横浜市内の歯科医院での診療を経て、2010年に自身の出身地である磯子区で開業する。2025年7月に磯子区歯科医師会の会長に就任。高齢者の在宅医療や災害医療に力を入れる。

「口から区民の健康を守る」活動に加え
災害時など今後必要な歯科医療に注力

磯子区民の口の健康と健康寿命延伸のために活動する磯子区歯科医師会。会員の歯科医師は区内の市立小・中学校で歯科健診や歯科保健指導を担い、小児・妊婦の歯科健診、成人の歯周病検診などに対応する。新井宗高会長は、「歯周病検診は満20歳、満30歳も無料なのでぜひ利用を」と呼びかける。
「歯周病は20代から自覚症状がほぼなく進行し40代に症状が一気に表面化する場合があります。検診が口腔衛生を意識するきっかけになればと思います」

このほか磯子区福祉保健センターと協力して行う「歯と口の健康週間」のイベントでは、区民向けに口腔衛生に関する情報発信や歯科相談も行っている。

また、根岸湾沿いに南北に広がる磯子区は沿岸部と丘陵部に分かれ、「地震の被害も地域で異なるため、災害医療の備えは急務です」と新井会長。
「発災後も自宅が住める状態なら在宅避難を選ぶ方も多いでしょう。そうした区民の口腔ケアは近隣の診療可能な歯科医院が担当するなど、災害時の対応を行政と詰めているところです」

磯子区は高齢者を中心に在宅医療の希望も多く、同歯科医師会ではその受付窓口となる「磯子区在宅歯科医療連携室」を設置。患者の家族やケアマネジャーから訪問歯科診療の希望を受けて、必要な手続きの支援や歯科医院への連絡などを行っている。
「当歯科医師会は医師会や薬剤師会と連携し、地域への貢献をモットーにしています。お口の中の困り事は会員の歯科医師にご相談ください」

地域の健康を支える活動

医療と介護の連携会議などで
高齢者を地域全体で支える体制

多職種による地域連携

磯子区の多職種連携会議「レインボーネットワーク磯子」で医療・介護の専門職の連携強化に努めるほか、病院での手術前に歯科医院で口腔ケアを行い、術中・術後の合併症のリスク軽減を図る周術期医科歯科連携にも尽力。磯子区医師会による医科歯科連携のシンポジウムにも参加し、知見を地域に還元する。

発災後も診療を継続できる
体制づくりのために訓練を実施

災害時歯科医療

発災後も診療可能な歯科医院では「診療中」ののぼり旗を掲出して患者に対応するため、医師会、薬剤師会と協力して定期的に訓練を実施。こうした災害時の対応や、避難時も口腔ケア不足による体調不良を防げるよう、各自の避難グッズに歯ブラシを入れるなどの心構えを区民に周知する活動も行っている。

訪問歯科診療・訪問口腔ケアを
行う歯科医院を無料で紹介

磯子区在宅歯科医療連携室

高齢者や障害児・者への訪問歯科診療・訪問口腔ケアの希望に対し、適した歯科医院を紹介する。患者を担当するケアマネジャーや医師と連携を図り、在宅で適切な歯科医療が行えるよう事前の情報収集も行う。訪問歯科診療に関する質問や相談にも対応する。
【問】080-8720-5526(平日10:00~17:00)

最終更新日:2026/06/03