都市へのアクセスが良く、古くからベッドタウンとして発展してきた入間地区。入間市・毛呂山町・越生町の1市2町の医師が所属する入間地区医師会では、各種がん検診や予防接種に力を入れるなど、地域住民の健康保持に努めている。高度医療が必要になった際もスムーズに治療につなげられるよう、埼玉医科大学病院や防衛医科大学校病院などとも勉強会などを通じて顔の見える関係を構築。さらに地域の歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会と「四師会」を立ち上げて、相互に交流を重ねている。「全世代に向けた体制を整えた上で、行政と協力し、子育て環境の整備などにも積極的に取り組んでいます」と小室順義会長。
「3~4カ月、1歳6カ月、3歳の乳幼児を対象に、当会の医師による乳幼児健診を実施。さらに市内の小中学校に学校医を適正に配置するなど、学校保険の充実も図っています」
高齢者に対する医療にも注力。同会では平成30年に「入間市在宅医療支援センター」を開設。住民が住み慣れた自宅で安心して療養生活を送れるよう、医療・介護の専門職が互いに協力して活動している。また「入間市高齢者地域ネットワーク推進会」では、医療従事者のみでなく多職種から成る見守り部会を併設し、地域の高齢者の健康を多角的に見守っている。運営する准看護学校の卒業生は2000人を超えた。「地域の健康を預かる医師会として、今後も健康な市民生活のお手伝いをさせていただきたいですね」と小室会長は語る。


