千葉県北西部の広域を擁する印旛市郡医師会。東京通勤圏のエリアは若年世帯、その他では高齢化率が高くなっており、地域住民の傾向にはグラデーションがある。そのため同会では地域を「成田市、富里市、酒々井町、栄町」「佐倉市」「四街道市」「八街市」「印西市、白井市」の5地区に分割しそれぞれ代表者を配置。「各地域での取り組みで良かったものは他地域にも導入するなど、広いエリアだからこその強みもあります」と菅谷義範会長は話す。
同会が特に注力するのは、児童・生徒への健康診断や予防接種をはじめとする、子どもの健康を守る活動だ。
「子どもの頃の肥満や脂質異常症が、成人期の生活習慣病の発症リスクを高めるため、定期的な健康状態の確認は重要。検診・健診のやり方や必要性を保護者の方にもご理解いただけるよう教育委員会を通して動画配信も行っています」
また大規模災害時医療救護委員会を設置し防災対策にも取り組んでいる。昨今の災害実例を受けて令和6年から対策を見直し、有事の際の指揮系統を整理した。「防災訓練を入念に行い、近隣住民への理解や防災意識の周知にも協力したいです」と菅谷会長。また、先日同会ホームページを刷新。最新の情報の提供に努める。
「防災に限らず、情報を得ることは自身の健康を守ることにつながります。ホームページをはじめ、さまざまな形で情報発信や啓発活動をしていますので、ぜひご覧いただきたいですね」


