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東大阪市
生駒山地から大阪平野へと広がる東大阪市は、豊かな自然と鉄道や高速道路の利便性の高さも魅力。市内には約6000の「モノづくり」を担う中小企業や4つの大学があり、暮らし、働き、学ぶ場として充実した環境が整う。
市長インタビュー
- 野田 義和
- 市長
1957年生まれ。大阪府立花園高等学校卒業、東大阪市在住。1987年から約20年にわたり東大阪市議会議員を務め、2007年には東大阪市長に就任、現在4期目。子育て、教育、健康、産業と全方位から市の発展と改革に取り組む。趣味はウォーキング。
楽しさの先に健康と幸せがある
「ずっと住み続けたいまち」へ
東大阪市ならではの現在のまちづくりについて教えてください。
50万人近くの方が生活する東大阪市では、暮らしやすさや安心感を高めるべく子育て支援や医療・健康に関してさまざまな政策や支援を実施。さらに、市民の皆さんが「楽しく幸せに暮らせるまちづくり」にも力を入れています。例えば「まちの中に人の動きや交流がある」ことは、利便性の高さや治安の良さにもつながり、子育てや定住を考える上で大きな魅力になるはず。令和4年には当市がテレビドラマの舞台になり、新たに注目を集めています。われわれもイベントや広報活動に力を入れ、「行ってみたい」と思ってもらえるような当市の多彩な魅力を市内外へ発信していきます。
健康寿命の延伸にも、新たな視点で取り組んでいるそうですね。
高齢化に伴う社会課題の多くは、平均寿命と健康寿命の差が縮まることで解消されると考えています。何よりもいつまでもお元気で過ごせれば、ご本人はもちろん、ご家族や地域社会の幸福度も高まるでしょう。これまでも認知症などの予防講座や体操教室を実施していますが、「高齢者が楽しめるeスポーツ」といった新たなアプローチを、官民で連携しながら検討しているところです。時代の流れを反映した楽しさや活力のある企画を提供して、これまで市のイベントに関心が持てなかった方々にも積極的にご参加いただければうれしいですね。
スポーツや「モノづくり」が
東大阪の人とまちを育む
ラグビーをはじめ、スポーツを生かしたまちづくりも特徴的です。
「ラグビーの聖地」として知られる東大阪市花園ラグビー場の東側に、東大阪市立ウィルチェアスポーツコート、つまり車いすを使ったスポーツが行える屋外型のコートを整備しました。「車椅子ソフトボール」を中心に多彩な種目に対応し国際大会も実施しています。また、子どもを対象にしたウィルチェアスポーツの体験会では、楽しみながら車いすの操作を習得する姿が見られ、共生社会実現への手応えを感じました。他にもさまざまなスポーツイベントを継続し、スポーツの持つ「する・みる・ささえる」という魅力を、当市の賑わいやまちづくりの重要な柱にしていきたいです。
今後の展望や、市民の皆さんへのメッセージをお聞かせください。
新型コロナウイルス感染症では行動制限を余儀なくされた時期もありましたが、当市には「市立東大阪医療センター」や医師会、薬剤師会などの連携による充実した医療体制があり、市民の健康を力強く支えています。今後も適切な対策や工夫を講じながら、社会活動やイベントを展開します。中でも「2025年日本国際博覧会」には「モノづくりのまち」らしく能動的にアプローチ。令和4年11月に開催したHANAZONO EXPOは以後も継続予定で、「2025年日本国際博覧会」と連動した取り組みを市内中小企業の発展につなげたいですね。
自然や交通、教育環境など当市が持つ高いポテンシャルを十分に生かし、市民の皆さんが「東大阪市のこんなところが好き」と胸を張って語れるまちづくりをこれからも進めていきます。
(2022年11月時点の情報です)
医師会 活動レポート
地域のクリニックや病院の先生たちで構成される医師会・歯科医師会。
休日診療や保育園・学校での園医・校医活動など、地域医療の重要な役割を担っています。
わたしたちが住む地域の活動について、地域の会長にお話を伺いました。
河内医師会
1985年神戸大学医学部卒業後、同大学医学部眼科学教室へ入局し、助手を務める。神鋼病院眼科医長として研鑽を積み、1994年にさほり眼科を開設した。2015年7月より大阪府眼科医会の会長に就任。2020年6月から河内医師会会長を兼務し、地域医療に貢献している。
「ワンチーム」の精神で手を取り合い
地区住民の健康と安心を支える
世界的に高い製造技術を持つ企業が集まる「ものづくりのまち」東大阪市。昭和42年に布施市・河内市・枚岡市が合併したことにより誕生したこの町で、河内地区の健康を支えるべく活動しているのが河内医師会だ。
「市は合併したものの、旧3市の医師会が残っているため、東大阪市には3つの医師会があります。これを他地域にはない強みとできるよう、密接に連携して行政とも交渉を重ね、地域の健康のためにと、すべての会員が一致団結しています」と話すのは佐堀彰彦会長。3本の矢のごとく、それぞれが特色を生かした活動にまい進しているそうだ。
「河内地区には市立東大阪医療センターをはじめ、公私立5つの病院があります。その特色を生かして、病診連携を深めることはもちろん、薬剤師会・歯科医師会とも協調し、医療・介護・福祉の多職種連携を積極的に進めるなど、ワンチームの精神で取り組んでいます」
この取り組みには、高齢化が進む地域の中で「すべての人が安心して暮らせるように」という願いが込められているという。
「誰もが年を取り、医療や介護が必要な時はやって来ます。その時に慌てることがないよう、まずは何でも相談できるかかりつけ医をつくってほしいと思っています。そのためにも、われわれがもっと積極的に働きかけることで、医師と皆さんの良い関係づくりに尽力したいと考えています」
