富士見市・ふじみ野市・三芳町の2市1町の医療機関で構成されている東入間医師会。小児科に対応する病院が数多く、ショッピングモールなどの商業施設も充実している東入間地区は、都心のベッドタウンとして近年若いファミリー層から注目されている。「皆さんが健康的な生活を送れるよう、病気の早期発見や予防に取り組んでいます」と井上達夫会長が話すとおり、同会では以前より学校健診、各種検診、ワクチン事業などを実施。最近では慢性腎臓病対策のための体制整備を行った。認知症や在宅医療といった高齢化に伴う問題にもしっかりと向き合っている。
「例えば腎臓病は、専門知識を持った医師が診ることで、透析を必要としない状態を保つことも可能です。また内視鏡検査にAIを導入したり、検診後の勉強会を行ったりと、検査の精度向上にも努めています。何歳になっても健康な体づくりをし、地域の皆さんのQOLを支えることが目的です」
日常的な健康づくりに加えて、いつ起こるとも限らない災害への対策にも力を入れる。令和6年度には、朝霞保健所、朝霞地区医師会などとの協力により、富士見市・ふじみ野市・三芳町と災害医療協定の締結を行った。
「健康寿命の延伸も、災害への備えも、多職種や行政との協力があってこそ成り立つものです。当会は東入間地区の医療や介護の中核として『顔の見える連携』を大切にし、必要とされる医療の提供、また医療から介護へのスムーズな橋渡しを行っています」


