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福岡県

充実した交通インフラ、アジアとの近接性、優れた技術を持つ多くの企業や豊富な人材を有する福岡県。これらを生かして、企業誘致、観光誘客、宇宙・バイオなど成長産業の育成に取り組み、世界から選ばれるまちをめざしている。

知事インタビュー

服部誠太郎知事
服部誠太郎知事
服部 誠太郎
知事

1954年北九州市生まれ。中央大学法学部を卒業後、1977年に福岡県に入庁。入庁後は長きにわたり財政部門を担当し、2006年には総務部財政課長に就任。その後、福祉労働部長、県副知事などを経て2021年より現職。趣味は野球観戦、旅行。

出産や子育て支援を拡充し
誰もが安心して笑顔で暮らせる県に

出産や子育て支援に力を入れているそうですね。

子どもは福岡県、そして日本にとってかけがえのない「宝」。しかし当県の出生数は平成28年以降減少が続いており、社会全体で出産や子育てを積極的に応援していく必要があります。このため、県では出会い・結婚・出産・育児の各ライフステージに応じた施策を、きめ細かく切れ目なく実施しています。令和5年4月には出産・子育てを応援する施策をさらに充実させるため、新たに121億円の「出産・子育て安心基金」を設置しました。まず、令和5年度はこの基金を活用して先進医療による不妊治療費を一部助成するとともに、病気のお子さんの自宅保育が困難な場合に病院や保育所で一時的にお預かりする病児保育の利用料を無償化します。基金をつくることは、県として将来にわたり出産・子育てを応援するための財源を確保し、施策を継続的に行っていくことを県民の皆さまに約束するものです。今後も県独自の施策を機動的・効果的に実施し、お子さんを安心して産み育てることができる福岡県をつくっていきます。

未来を担う人材の育成
多様性を認め合う社会へ

社会全体で子どものチャレンジを応援する仕組みを整えたのだとか。

子どもたちが自らの内にある可能性に気づき、未来に向けてチャレンジする力を養うため、さまざまな体験活動を通じて子どもが切磋琢磨し成長する「未来子どもチャレンジ応援プロジェクト」を令和5年度始動させました。プロジェクトでは市町村が地元企業や自治会などと連携・協力して自然遊びやキャンプといった体験の機会を提供できるよう支援します。また、放課後児童クラブや「こども食堂」などの子どもの居場所での体験活動の指導者を養成し、さらに活動の場を提供してくださる企業を増やしていきます。プロジェクトを通じて世界に羽ばたく人材を育成していきたいですね。

今後の展望や、県がめざす姿についてお聞かせください。

近年、新型コロナの爆発的な感染拡大やロシアのウクライナへの軍事侵略、急激な円安など予測困難な事象が発生し、生活や社会、経済の足元を心配しなければならないことが多くありました。今後もこうした情勢の変化に、しなやかに強靭に対応していかなければいけません。まずは県民の皆さまの命と健康を守ることを最優先に取り組みます。同時に、前を向き、世界を見て、未来を見据えて、福岡県の成長・発展の歩みを加速前進させます。
今話題の生成AIなど、どんなに優れた技術やツールが出てきても、福岡県の未来を開き、担っていくのはやはり「人」です。県内どこでも充実した教育が受けられる環境を整え、失敗を恐れず、留学、スポーツ、芸術、起業などに挑戦する若者を育てるとともに、さまざまな産業分野を担い、発展させていく人材を育成します。
ジェンダー平等、女性活躍の推進、障がいのある方の自立と社会参加の支援に取り組み、誰もが能力を存分に発揮して輝くことができる社会づくりを進め、「誰もが安心して、たくさんの笑顔で暮らせる福岡県」を実現してまいります。

(2023年6月時点の情報です)

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