120年以上の歴史を持ち、現在は厚木市、愛川町、清川村の地域医療の要となっている厚木医師会。子育て世帯も流入する地域で、同医師会運営の休日夜間急患診療所には内科に加え小児科の医師も在籍するなど、住民の健康サポートに手厚い。
全世代の住民に対応する医療の中でも、高齢化や災害時の対応は喫緊の課題。高野秀雄会長は「患者さんをトータルにケアする在宅医療や、医療資源が大幅に不足する被災地などでは、医師同士や、薬剤師、歯科医師、介護職も含めた多職種の密接な協力が必要です」と話す。同医師会には年8回行う例会など協力体制を築きやすい基盤がある。
「さらに現在は訪問診療での24時間の緊急対応を複数の医師が協力して担う体制など、在宅医療の支援強化も検討中です。行政とともに多職種が直接話し合う機会を増やし、DXも活用して連携を図る動きも進めています」
また災害時には、医師は病院で救急医療に従事する急性期チーム、各地域で診療する慢性期チームに分かれ、被災後の医療を継続する体制を整えた。厚木市が災害時の相互援助協定を結ぶ横手市、北杜市の医師会と、被災後の医師の協力体制を構築することも検討中だ。
「当医師会は平時も災害時も、常に皆さんに寄り添う医師の集まりをめざして活動しています。安心してこの地域で暮らしてください」


