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芦屋市

大阪と神戸のほぼ中間に位置し、国際文化住宅都市として高い知名度を誇る。成熟した住宅街ながら、市民は遺跡や祭礼など歴史・文化の継承にも注力。幹線道路では無電柱化が進み、「見上げる空の広さ」も新たな魅力に。

市長インタビュー

髙島崚輔市長
髙島崚輔市長
髙島 崚輔
市長

1997年生まれ。灘中学校・高等学校、東京大学を経て2015年よりハーバード大学で環境工学、公共政策などを専攻。外務省や芦屋市でインターンシップを経験し、企業やNPO法人で教育支援に携わる。2022年同大学卒業後、2023年の芦屋市長選で初当選を果たす。

今の時代ならではの教育改革で
市民とまちの未来を切り開く

芦屋市の魅力について、どのようにお感じですか?

日常生活のそばに豊かな自然があり、充実した交通網にも恵まれた住環境が、芦屋の大きな魅力です。同時に、この環境を守り育ててきた市民の行動力や地域への愛情が、当市のかけがえのない財産だと感じています。

市長の教育改革への思いと、具体的な取り組みをお聞かせください。

教育大綱を策定しようと市内の小・中・高校生と対話を重ねる中で、学校など身近な課題にとどまらず地球規模で環境や社会を良くしたいと語る子が多いことに感動しました。一方で、学ぶことの意義を実感できず、学習意欲を抱けない姿も垣間見えました。
そこで教育大綱では、「自分と地球の未来を、探究と創造を通じて切り拓く市民」を掲げ、「ちょうどの学び」とそれを支える環境づくりを宣言。例えば、学びの過程で支援が必要な部分は人それぞれですが、学校の先生は多忙でそこに目を向けられない現状があります。そこで業務内容の見直しや外部人材の活用で、先生が児童生徒と向き合う時間を増やせる働き方改革を進めています。またAIやICTなどの教育支援ツール、さらに外部の専門家や地域の力なども活用し、一人ひとりの興味・関心や理解度に合わせ「学ぶ理由」につながる成功体験を支援します。もちろん、フリースクールや自宅など、学校以外で過ごす子どもたちが学びとつながり続けられる環境を保障することも、私たちの責務です。
このような教育環境の改革は、AIなどの先進技術が日常になった今だからこそできるはず。教育の場を魅力的なものにして、先生をめざす若者を増やすことも重要だと考えています。芦屋市でこれからの時代にふさわしい教育モデルを確立して、それが全国に広がっていけばうれしいですね。

まちづくりを担う市民を
行政が力強くサポート

健康づくりや医療の面では、どのようなまちづくりをお考えですか?

対面で人と人とが集える環境や場を設けることは、先輩世代の皆さまの健康維持においても非常に大事だと考えています。市内には13の集会所や多数の公園があり、芦屋川カレッジなど長く市民に愛される活動もあります。生涯学習や健康、疾病予防につながる多彩な催しや、その会場まで移動する効率的な交通手段の整備も、考えていきたいと思います。また、利用者が増えている放課後児童クラブでは増設を実施。乳幼児等・こども医療費助成制度も18歳までに拡充し、より多くの方にご利用いただける方向へ検討を進めています。

市民の皆さまへ、メッセージをお願いします。。

まちづくりの主役は市民の皆さまです。対話集会を行う度に、芦屋の未来について市民の皆さまが熱い思いを持ち、行動されていることを知り、心強く感じています。行政は未来を見据えて市民の思いを具体化する専門集団ですから、ぜひ皆さまの思いを応援していきたいですし、「こんなことがしたい」「ここを一緒に変えていきたい」と気軽にお誘いいただける存在でありたいですね。

(2024年2月時点の情報です)

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