東京都に隣接していることから、都心に通勤する子育て世代が多く暮らす朝霞市、志木市、和光市、新座市の4市の医師から成る朝霞地区医師会。近年は災害に備えての行政との連携にも力を入れており、大規模災害など有事に対応できるよう隣接する練馬区や板橋区の医師会とも連携を強めた。「平成27年に締結した行政との災害医療協定を見直し、令和6年9月に改めて結びました。災害医療を考える上で地区外在住の医師が多いことには考慮が必要です。そのため隣接医師会とも交流し、連携を取れるようにしています」と滝澤義和会長は話す。同会では、朝霞地区看護専門学校、朝霞地区医師会立朝霞准看護学校を運営しており、医療人の育成にも尽力する。「子育てなどで看護職を離れていた人材が再び働き始める際に、地域の医療機関に積極的につなげられるよう、数年前に同窓会を立ち上げました」と、卒業後も地域医療に貢献してもらえるよう環境を整えている。
また、子宮頸がんなどの予防につながるHPVワクチン接種をはじめ、各種予防接種を受けてもらえるように、4市限定情報誌「スワンニュース」を通して積極的に啓発。市民の健康を守るために働きかける。
「医療知識が浸透することで日頃から予防意識が芽生え、結果的にあまり大きな費用をかけることなく健康を守れるのではないかと考えています。情報に目を通していただき、各種検診・健診や予防接種などは、ぜひ積極的な受診をお願いします」


