戦後の宅地開発で人口が急増し、高齢者でも安心して長く住み続けることができる旭区。生活環境や交通の利便性への満足度も高く、「私も子どもの頃から住んでいますが住みやすい街だと実感します」と横浜市旭区医師会の岡田孝弘会長は語る。
「高齢化に向けた地域医療・介護の充実は課題です。しかし当会には診療所に加え区内の病院も加入しています。互いに顔の見える関係の中で患者さんを紹介し合える強みを生かしています」
さらに、高い専門性や豊富な経験を持つ診療所が多いのも特長だ。「連携すれば街の中に総合病院があるようなものですよ」と岡田会長。症状に応じて診療所同士で紹介し合い、難しい症例は病院に紹介するなど、診診連携と病診連携を通じて地域医療の質の向上に努めている。また、日曜・祝日・年末年始の日中は旭休日急患診療所が診療を担う。
また歯科医師会、薬剤師会との「三師会」も日頃から連携して必要な情報を共有。地域医療・介護連絡協議会には地域の多様な医療職・介護職が参加し、地域への啓発活動や医療・介護現場での対応を協議して実践している。
さらに、同会医師は乳幼児健診や学校健診などを担い、地域で暮らす医療的ケア児の受け入れにも対応する。
「令和8年4月より横浜市では中学3年生までの小児医療費助成制度が高校3年生相当まで延長されています」
今後は多職種での患者情報共有システムづくりにも取り組みたいと医療DXへの意欲を話す岡田会長。
「医療・介護の連携が密接な旭区は安心して暮らせる地域だと思います」




