「皆で支え皆に支えられる医師会」という理念を掲げる青葉区医師会。同会の会長を務める山本俊夫先生は、「地域の皆さんの健康を守るため、診療以外にもたくさんの取り組むべきことがあると考えています」と話す。
多様な活動の中で、とりわけ力を注ぐのが、災害時を想定した医療連携だ。同会では災害時地域医療検討部会を設立。医療従事者、行政、放送関係者、地域住民らによる会合を毎月開き、災害時のシミュレーションを行うなど、チームとして連携を深めている。
一方、高齢化が進む中で在宅医療の推進にも尽力している。災害時と同様、多職種連携が重要なことから、糖尿病・心疾患・摂食嚥下・緩和ケアの、在宅医療における4つのネットワークを構築。部門ごとに医師や看護師などの関係者がこまやかに連携できる体制を整えている。
さらに、近年力を入れているのが障害児・者への支援だ。同会の荏田北事業所に、重症心身障害のある子どもや、医療的ケアを必要とする子が利用できる「放課後等デイサービス なのはな」を設立し、その運営に尽力。看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を配置し、子どもの成長や発達に合わせた療育活動を行っている。
「当会では、市民の健康意識を高めるために、横浜市や青葉区が開催する市民講座にも携わり、積極的に医療情報を発信しています。今後も、世代を問わず幅広く皆さんの健康をサポートできればと思っています」




