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足立区

足立区医師会

足立区医師会会長インタビュー

有野 亨会長

(山一ビル内科クリニック)

1987年東京慈恵会医科大学卒業後、同大学附属病院循環器内科非常勤講師を経て、2001年に山一ビル内科クリニックを開業。2001年足立区医師会に入会。2008年より理事を務め、2024年より現職。健診・検診や予防接種などの普及活動に力を入れる。

面積の大きい区ならではの工夫も
行政との連携で区民の健康と安全を守る

代々にわたり長く住む人や高齢者が多い一方で、近年では学生や若いファミリー層からの注目を集めている足立区。大学病院を中心に、50を超える個人病院と各地域のクリニックがそれぞれの役割を果たし、幅広い年代の健康を守っている。そのまとめ役となるのが足立区医師会だ。「行政と連携し、健診や予防接種の普及に取り組んでいます」と有野亨会長は話す。

「当会ではこれまでも年代に応じた健診・検診を実施してきましたが、今後は各種がん検診により一層の力を入れたいと考えています。また、麻疹・風疹、インフルエンザ、帯状疱疹など、多くの方が負担なくワクチン接種を受けられる仕組みも以前より整っており、新型コロナウイルス感染症が流行した際もスムーズにPCR検査やワクチン接種を行うことができました」

また同会では、会員の小児科の医師を中心に小児救急の受け入れ、休日診療や平日夜間診療のほか、月に1回土曜に開催される予防接種相談、喘息児水泳教室への医師派遣など幅広く活動。休日応急診療所を区内に4施設設けているのは、23区中で3番目に面積が大きい足立区ならではの工夫だ。地域の高齢化にも目を向け、会員に向けて在宅医療の勉強会などを催している。

「今後の課題は災害対策。川に囲まれた足立区にとって、地震や水害への備えは不可欠です。全地域をフォローできるよう、区内を4つのエリアに分け、行政や警察署・消防署と連携しながら対策強化を進めています」

地域の健康を支える活動

区内に4ヵ所設置
夜間や休日の急病の受け皿

休日応急診療所

日曜・祝日・年末年始の急な体調不良に対応するため、東京都立東部地域病院ならびに東京女子医科大学附属足立医療センターをはじめとする区内の救急病院との連携で同会館休日応急診療所、東部休日応急診療所、江北休日応急診療所、竹の塚休日応急診療所の4施設で内科と小児科に対応。事前に電話連絡が必要だ。詳細は各診療所へ問い合わせを。

子どもの急病への不安を解消
小児科の医師が交代で対応

平日夜間小児初期救急診療

「子どもが夜間に熱を出したらどうしよう」という不安を解消し安心して子育てができる環境を整えるため、同会館では平日の19時半から22時まで、会員の小児科の医師が中学3年生までを対象に発熱や腹痛などの初期救急診療を実施。いつもと様子が違うなど気になる症状があるときには活用を。【問】03-3880-1131

平日忙しくても予防接種を
受けられる仕組みを構築

予防接種相談所

平日に受診できない区民のために、月に1回、原則第3土曜の15時から17時まで同会館で各種予防接種と相談対応をしている。平日に時間が取れない人やかかりつけ医がいない人が無理なく予防接種を受けられる体制を整え、接種率の向上に努める。予防接種の相談は開所時のみ対応している。【問】03-3880-1131

最終更新日:2026/07/15