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記事公開日:2024/07/15

最終更新日:

オープニングスタッフの看護師は大変?メリットやデメリットをご紹介

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求人サイトで度々目にする「オープニングスタッフ募集」。
新規オープンのクリニックで働けるというわくわく感がありますが、実際看護師としてオープニングスタッフとして働くとなると、「いいことばかりではないのでは」と不安になるものです。本記事では、オープニングスタッフのメリットやデメリット、どんな人が向いているのかなどを紹介していきます。

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1 看護師のオープニングスタッフのメリット

・全員が同時スタートだから人間関係を築きやすい

オープニングスタッフの場合、基本的に院長以外のスタッフのほとんどが新規採用であることが多いので、全員がそのクリニックにおいて「新人」で「同期」です。
既に管理職が決まっているケースはありますが、「極端な上下関係が生まれにくい」環境であることがほとんど。いわゆる「お局さん」のような存在はいませんし、スタッフ間の関係性もフラットで、一から人間関係を築いていける大きなメリットがあります。さらに、協力しながら開院の日を迎える準備をするため、同じ目標をめざす仲間として、なじみやすいといえるでしょう。

・一体感や、やりがいが生まれやすい

オープン日に向けて準備を進めていくオープニングスタッフ。業務フローなどのマニュアル整備や必要な備品の購入検討、受付などのスタッフとの連携方法などを話し合いながら決めていくことになります。近所の住民を招いて内覧会を開催する場合、その準備も必要です。
みんなで準備を進めるプロセスは、大変ではあるものの、確実にスタッフ間の一体感を生むでしょう。また、自分たち自身の手でクリニックを作っていくのも、やりがいとなるはずです。

・管理職などキャリアアップをめざしやすい

オープニングの段階から管理職を募集して、オープン時に管理職を決めるクリニックはありますが、オープンした後でスタッフの特性を見てから、管理職のポジションを決めるケースも。
既存スタッフがいる職場に転職する際は、ベテランスタッフや管理職が既にいることがほとんどですが、オープニングスタッフでは、自分の頑張り次第で管理職などのキャリアポジションをめざせる「チャンス」が多いといえるでしょう。

・労働条件・待遇が良いことが多く、交渉もしやすい

クリニックの生命線である看護師。看護師がいなくてはオープンがままならない、というクリニックがほとんどで、院長からすると何が何でも確保したい人材。そのため、オープニングスタッフは好待遇で迎えられるケースが多く見受けられます。
さらに、既に条件が固定されている既存のクリニックよりも給与や福利厚生、勤務時間、雇用形態など交渉の余地があるというケースも。

2 看護師のオープニングスタッフのデメリット

・経営状況が未知数

既に開院しているクリニックなら、応募前に経営状況を判断できますが、まだ開院していないクリニックの場合、経営がどうなるのかは未知数です。
賞与(ボーナス)の有無をはじめ、クリニックの経営状況はスタッフにも直結します。将来が見えにくいというのはデメリットであるといえるでしょう。しかし「クリニックの経営状況がどうなるかわからない」というのは、開院しているクリニックでも同じといえるかもしれません。

・通常業務に加え、オープン準備があるため、忙しい

オープニングスタッフは開院までの準備を担当します。オープンに向けて、通常業務を覚えるだけでなく、ルール決めや、細かなセッティングなどの「開院準備」があるため、オープニングスタッフは多忙になりがちです。
また開院後に「実際にやってみると、このオペレーションだと動きにくい」といった改善点が見つかることも。その都度、ブラッシュアップしていくことになるため、特に最初のうちはばたばたすることになるでしょう。しかし忙しない一方で、クリニックの一つ一つを自分たちの力で作っていくという充足感につながるという面もあります。

・入職前に、院長やクリニックの評判を知ることができない

既存のクリニックであれば、インターネットを見たり、第三者に聞いたりして、クリニックの評判や、院長の情報を知り得ますが、新規開院の場合はできないことが多いでしょう。
その分、面接で、採用担当者としっかり話し、院長の人柄やクリニックの方針などを聞いて、自分と合うかなどを判断しましょう。

・そのクリニックで経験のある「先輩」がいない

オープニングスタッフは、多少の前後があってもほぼ同時期の入職。人間関係がフラットだというメリットがある一方で、困ったときに頼れる「先輩」がいないということでもあります。前職での経験の差はあるものの、そのクリニックでの経験はみんな一律。経験が浅い人は、少し不安に思うかもしれません。

3 看護師のオープニングスタッフに向いているタイプ

・自ら主体的に考えて動ける人やアイデアを出すのが好きな人

マニュアルを作ったり、不足している薬剤や備品はないかチェックして発注したり、混雑時のオペレーションを考えたり……。開院を迎えるにあたり、準備することはたくさんあります。
そのため、「ここに情報を掲示したら、患者さんがわかりやすいかも」「ここを変えたら、効率的では?」といったように、自分から考えて動けるタイプや、アイデアを出せる人は一層活躍できるかもしれません。

・仲間との一体感を得たり、一から作り上げたりすることにやりがいを感じる人

オープン準備は忙しく、想定どおりにいかないことも多いでしょう。その分、試行錯誤しながら、仲間で協力し合って無事に開院日を迎えたときは、喜びもひとしお。一つのことをみんなでやり遂げたり、一から何かを作り上げたりすることが好きな人は、やりがいを感じやすい環境です。
開院後も、そのクリニックを育てる創業メンバーとして一層愛着を持って働けるという面もあります。

・責任ある仕事に挑戦したい人

キャリアがある人や専門分野で経験を積んできた人などは、管理職として入職できるチャンスがあります。キャリアアップしたい人、責任ある仕事にチャレンジしたい人が活躍できる環境です。

4 新規オープンのクリニックを受ける際の注意点

オープニングスタッフの場合、まだクリニックがないので、どんな雰囲気なのか、どんな人が働いているのかなどは未知であることがほとんど。そんな中で気にしておきたいポイントをみていきましょう。

・診療科をチェック

オープニングスタッフは忙しく、またそのクリニックでの先輩スタッフがいないので、初めての診療科では、苦労することが想定されます。
経験のある診療科のクリニックを選んだり、初めての診療科なら、求人票に「未経験者歓迎」などフォロー体制が書かれているクリニックを選んだりすることがお勧めです。

・経営母体をチェック

クリニックそのものの様子が見られないからこそ、それ以外の情報はキャッチしたいところ。医療法人なら、経営母体をチェック。経営状況はもちろん、他にクリニックを運営しているのであれば、その施設の評判をしっかり調べましょう。
複数のクリニックを運営している法人であれば、オープン準備のノウハウもあり、スムーズであることが期待できます。

・看護体制や仕事の範囲をチェック

何人程度の人員体制を計画していて、常時何人ほど勤務するのかは面接で確認しましょう。クリニックの診療が予約制なのか、そうでないのかも、忙しさを予測する材料になるでしょう。

また、看護師以外のスタッフの配置も確認したいところ。受付や医療事務を担当するスタッフがいるのか、また常時勤務しているのかは、仕事の幅を知る意味でも大事な確認事項です。

・雇用形態や福利厚生をチェック

オープニングスタッフは、福利厚生が整っていないケースもあるので、注意が必要です。
特に社会保険(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、介護保険)は小規模のクリニックの場合、完備されていないことがあるので、確認したいところ。事前に雇用契約書に目を通せるとより安心です。

・入職時期をチェック

大抵の場合、開院予定日よりも先に入職することが条件として挙げられています。開院より1ヵ月程度前の入職を求められるケースが多いため、いつまでに入職する必要があるのかは事前に確認しましょう。
また、開院前の期間を「試用期間」として、その間だけ給与形態や給与額・雇用形態が異なるケースがあるので、その点も要チェックです。

5 新規オープンのクリニックで看護師として勤務できる求人を探すには

オープニングスタッフを希望するなら、クリニックや介護施設が主な勤務先に挙がります。求人サイトや転職エージェント、ハローワークなどに求人が出ていることが一般的です。

当サイト「ドクターズ・ファイル ジョブズ」では、オープニングスタッフの看護師の求人を多数掲載しています。
エリアや駅、雇用形態はもちろん、「ブランクOK」「子育てママ在籍中」「退職金あり」などのこだわり条件でも絞り込めるので、自分が重視している条件で求人を探しやすいです。ぜひ活用してみてください。

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こちらの記事の執筆者
中村 まどか

ライター

大手求人広告会社にコピーライターとして勤務後、フリーランスのライター・コピーライターとして独立。2人の子どもの子育てをしながら、人事・採用系の記事・パンフレットを中心に、子育て・美容・料理・健康・本などさまざまなジャンルの執筆に従事。

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