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板家 隆 院長、板家 智 副院長、板家 朗 先生の独自取材記事

いたや小児歯科大人歯科医院

(北九州市小倉北区/城野駅)

最終更新日:2022/04/20

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1985年小倉北区で開業し、長年子ども専門の歯科医院として親しまれてきた「板家小児歯科医院」。虫歯予防に加えて、障害や病気など特別なケアが必要な子の治療にも力を注ぎ、地域の子どもたちが安心して歯科治療を受けられるように環境を整えてきた。ともに日本小児歯科学会小児歯科専門医である板家隆(たかし)院長と長男の板家智(さとし)副院長に加え、2022年からは、次男の板家朗(あきら)先生、副院長の妻が加わり、常勤歯科医師が4人という体制に。クリニック名も「板家小児歯科医院」から「いたや小児歯科大人歯科医院」へ新たにし、子どもから大人まで診療できるクリニックに生まれ変わった。旧クリニックの斜め向かいに移転した新クリニックで、板家隆院長、板家智副院長、板家朗先生に、今後の展望などたっぷりと話を聞いた。

(取材日2022年3月20日)

歴史ある小児専門歯科医院が、2022年リニューアル

院長先生は、長年小児歯科に専門的に携わってこられたとお聞きしました。

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【板家院長】大学病院の小児歯科、矯正と小児歯科を専門とするクリニックに勤めた後、1985年に生まれ育った小倉で、子ども専門の歯科医院を開業しました。小児歯科専門医として予防を中心とした子どもの診療をしたいという思いがずっとあったのです。一般歯科診療をしながら小児歯科も対応するというクリニックはたくさんありましたが、小児専門というのは少なかったと思います。開業時に近隣の歯科医院にあいさつに回り、「初診患者の多くは0歳から3歳くらいまでになる見込み」と話すと、誰も信じてくれませんでした。今でこそ予防への意識が社会全体に浸透していますが、当時小児歯科といえば、小学生の虫歯を削ったり抜いたりして治療するというのが一般的な考え方でしたから。

2022年4月からは、大人の診療も行う体制に変わったそうですね。

【板家院長】2020年に長男、2022年4月から次男と副院長の妻が当院に加わりました。長男は私と同じ小児歯科専門医で、次男と副院長の妻が大人の患者を診療します。大人の歯科疾患で大きなウエートを占める歯周病の予防についても、しっかりと対応できるようになっています。加えて、女性ニーズが高いホワイトニングも始めました。以前から、お子さんを連れて来院する親御さんから問い合わせをいただいていたのです。子どもに関しては私と副院長、非常勤の女性歯科医師の計4人の小児歯科専門医が、大人に関しては朗先生と副院長の妻が担当することで、マイナス1歳から100歳まで、生涯にわたってお口の健康を保つお手伝いができる体制が整いました。
【朗先生】常勤の歯科医師が多く、かつ分業しているので、それぞれが専門分野に特化することができるのが当院の強みではないでしょうか。「広く深く」患者さんを診ることができます。

マイナス1歳というのはどういうことでしょうか?

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【板家院長】妊娠期からということですね。当院では妊産婦の方を対象とした歯科検診を行っていますし、産科に赴いて妊娠期からお口の健康を意識することの大切さをお話ししたり、相談に乗ったりもしています。これまで非常勤の女性歯科医師はいましたが、常勤の歯科医師は男性のみでした。子育て経験がある副院長の妻が常勤となりましたので、今まで以上にお母さんの気持ちに寄り添った診療ができるのではないでしょうか。

特別なケアが必要な子どもも安心できる治療を

新しいクリニックづくりでこだわったのはどんなところですか?

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【智副院長】待合室も診療室も大人用と子ども用に分かれています。子ども用の診療室は、小児歯科に特化した診療室で、きょうだいや親子で来院した場合にも安心して治療を受けられるよう、2台チェアを並べた診療室もあります。大人用の診療室はすべて個室です。一人あたりの診療室のスペースを大きくとっており、ゆったりと治療を受けられるようにしています。また、自閉症などで音に過敏なお子さんのために防音室も作りました。キッズスペースは、子ども用の待合室、診療室、屋外の計3ヵ所に設けています。

智先生は、有病者の歯科治療に携わってこられたそうですね。

【智副院長】大学病院や総合病院、療育センターで、心臓などに持病のあるお子さんや障害のあるお子さんの治療も行ってきました。当院でも、主治医の先生と相談しながらできる範囲でそういったお子さんの治療を行っています。心臓に病気があるお子さんも多くいらっしゃいます。例えば、心臓に穴が開いていると感染症にかかりやすいので、必ず主治医の先生にどこまで治療ができるか確認します。それを怠ると、虫歯の治療をした後に急に発熱したり、入院したりといった事態になりかねません。細かなことまで注意しながら診療にあたっています。
【板家院長】お子さんの全身状態に関する知識はとても重要で、服用している薬についても気をつけないといけません。そのあたりの知識は副院長が詳しいですね。私は、在宅医療を必要とする在宅重症児や医療的ケア児に対する訪問歯科診療も担当しています。

通常の診療に加えて、特別なケアが必要なお子さんも安心して治療を受けられる環境を整えているのですね。

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【板家院長】近年は発達障害と診断されるお子さんが増えていますが、そういったお子さんの治療も行っています。歯科衛生士も経験豊富で、さまざまな特性のあるお子さんに対応できるスキルを持っています。歯科医師だけでなく歯科衛生士も高い専門性を獲得し、責任と誇りをもって仕事に向き合えるようにすることが、患者さんが安心して通えるクリニックであるために大事なことだと考えています。

患者の望むゴールと医学的な必要性をつなぐ存在に

子どもの治療にあたって、気をつけているのはどんなことですか?

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【板家院長】治療を嫌がる子は、痛みやケガなど急を要する治療でなければ、まずは歯科医院に慣れてもらうことから始めます。道具を触ってもらうなど治療の練習をして、理解してもらってから実際の治療に入ります。安心して継続的に通えるようにというのが一番の目標です。歯科医院に苦手意識を持ち、治療から遠ざかってしまうと、それがリスクになりますから。
【智副院長】お子さんの矯正についてもよくお問い合わせをいただきますが、永久歯と乳歯の混合期に顎の骨の成長を促す1期矯正については私が担当し、ブラケットを使う2期矯正については、大学病院の矯正講座に所属する専門の先生に来ていただいています。ただ、日程が限定されますので、2期矯正の必要がある方で都合が合わない方は他院へ紹介しています。

朗先生は、医療コミュニケーションや意思決定など、人間の内面に関する研究を行ってこられたそうですね。

【朗先生】今の時代、医学的な論文に誰でもアプローチできますし、テレビやインターネットですぐに情報を手に入れることができます。ですが、得た情報を実生活に落とし込むのは思いのほか難しいのではないでしょうか。これからの時代は医学的な必要性と患者さんが感じている必要性を合致させていくことが大事と考え、研究をしてきました。実際の診療にあたっては、患者さんの背景や求めていることに配慮することを心がけています。長持ちする治療をしてほしい、見た目にこだわりたいなど、人によってゴールが違います。それぞれのゴールをめざすための橋渡しができる存在でありたいですね。患者さん自身が自分の状況をコントロールするという意識を持っていただくことが、お口の健康を長く保つために大事だと思うからです。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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【板家院長】小児歯科という言葉は昔からありますが、私がスタッフに話してきたのは、小児歯科は歯だけではなくお口全体の管理をする場所ということ。今回、大人の診療も始めたことで、そのお口全体の管理を子どもの時からご高齢になるまで、途切れなく行えるようになりました。お口の機能を長く健康的に維持することで、全身の健康にもつなげていきたいと考えています。
【智副院長】これからも、保護者の方が納得できる治療、お子さんが安心できる治療を提供できればと思っています。
【朗先生】子どもの頃から予防を心がけ、大人になってもずっといい状態を保てるのが理想ではありますが、大人になって予防の大切さに気づいた方も決して手遅れではありません。気づいたときに対策していけば、将来より良い状態をめざすことも可能ですので、まずは当院でお口の状態のチェックから始めてみてはいかがでしょうか。

自由診療費用の目安

自由診療とは

1期矯正:13万2000円(12万円/税抜き)~
2期矯正:46万2000円(42万円/税抜き)~ 
*1期治療を行った場合は1期治療の差額分

ホームホワイトニング:2万2000円(2万円/税抜き)~
オフィスホワイトニング:2万9700円(2万7000円/税抜き)~

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