全国のドクター13,613人の想いを取材
クリニック・病院 157,056件の情報を掲載(2025年4月30日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 福岡市博多区
  4. 博多駅
  5. 村田矯正歯科医院
  6. 村田 直久 院長

村田 直久 院長の独自取材記事

村田矯正歯科医院

(福岡市博多区/博多駅)

最終更新日:2024/07/01

村田直久院長 村田矯正歯科医院 main

九州の陸の窓口である博多駅から徒歩5分という好立地に構える「村田矯正歯科医院」。この地で開業をして約40年の歴史があり、先代から同院を引き継いだ村田直久先生が院長を務めている。矯正治療を専門として学び、臨床経験も豊富な村田院長は1人でも多くの人に矯正歯科治療の意義を伝えるべく尽力しており、費用面や「痛そう」「見た目が気になる」などの古くからのイメージである懸念点を払拭できるようさまざまな提案を行っている。「矯正治療は、一般歯科や小児歯科などの他分野と比べても専門性が高い分野だと思います」と語る村田院長から、その詳細と矯正治療にかける思いを聞いてきた。

(取材日2021年1月13日/情報更新日2024年6月24日)

高い専門性を追求する、矯正歯科治療専門の歯科医院

歯科医師をめざしたきっかけについて教えてください。

村田直久院長 村田矯正歯科医院1

歯科医師をめざしたのは、同じく歯科医師をしていた父の影響が大きいですね。幼い頃から自然とその姿を見て影響を受けていたと思います。中学生の頃、父から歯の矯正治療を受けるよう勧められ、歯の表側につける唇側矯正装置で、約2年半ほど治療を受けました。その過程で、歯並びが少しずつ変化していくのがうれしかったのを今でも覚えています。その後進路選択をする上で、他の職業も検討しましたが、自分の技術や知識で患者さんのことを幸せにできる歯科医師という職に就きたいと思いました。患者さん一人ひとりが笑顔になっていく様子を見ていると、歯科医師になることができて本当に良かったと思います。

院長に就任されるまでの経緯を教えてください。

九州大学歯学部を卒業し、その後研修医を経て大学院で研究を始めました。大学院では診療を行いつつ、矯正歯科を専門とする歯科医師をめざし、矯正治療の際に起きることがある、歯の根っこが短くなってしまうリスクを減らす研究を行い、博士号を取得しました。その後九州大学病院にさらに5年間勤務し、矯正治療についてより詳しく学びました。矯正治療を行う上で、基礎となる知識や技術は何よりも重要となります。大学での10年間は、矯正治療を行う上で基礎となる知識を臨床に生かすこと、基礎を踏まえた上で最新の治療方法を取り入れることを学び、自身の腕を磨き上げる貴重な期間になったと振り返って思いますね。その後、父の歯科医院を引き継ぐかたちで、当院の院長としてこの地で診療を開始しました。

どのような方が多く来院されますか?

村田直久院長 村田矯正歯科医院2

福岡市の中心部博多駅に近いことから、ビジネスパーソンの方に多くお越しいただいています。矯正歯科医院では女性の来院者がほとんどになりやすいのですが、当院は男性も多くお越しいただいています。主に歯並びの見た目や笑った時の印象を気にされていたり、噛み合わせに悩みがあるという方が来られますね。また、顎の手術を併用しないといけないような難しい治療についても対応しており、他院からのご紹介や詳しく調べて当院を訪れてくれる患者さんもいらっしゃいます。県外からお越しになる方も多く、毎月一度博多周辺でお買い物なども楽しまれながら通院していただいているようです。水曜日につきましては受付も20時までですので、お仕事の後にお越しいただきやすいというのも当院の特徴です。

装置や技術が進歩していることを知ってほしい

矯正治療を進めるにあたっては、どのような流れになるのでしょうか。

村田直久院長 村田矯正歯科医院3

まずカウンセリングの時間を1時間ほど設け、どのようなお悩みが現在あるのかを一つ一つ伺います。歯並びや噛み合わせの気になるところ、口元の悩み、歯ぎしりや顎関節症などはもちろん、肩こりや片頭痛などの一見矯正と関係がなさそうなところまでぜひお話しください。こういった症状も噛み合わせの悪さに起因している場合もあるためです。これらのお悩みを聞いた上で、当院で対応できる装置や治療にかかる費用などをお伝えして検討していただきます。矯正治療を始めることになった方には、その後エックス線やCTを用いた検査などを行い、診断と計画を立てていきます。場合によってはプランを複数お出ししてご検討いただくことも。その後装置をつけましたら、およそ1ヵ月に1回のペースでご来院いただきます。

矯正はどのような装置を用いて行うのでしょうか。

当院で扱うメインとなる装置は大きく分けて3種類あります。まず、一般的に普及している唇側矯正装置です。歯の表側につける装置で、他の装置に比べて比較的費用は抑えられるのですが、やはり見た目が気になるという方も多いです。しかしながら、装置としての歴史も長く改良が重ねられており、信頼の置ける装置であるといえます。次に、舌側矯正装置です。一見矯正治療をしているかどうかわからないほど、見た目への影響が少ない装置です。唇側矯正装置に比べて費用がかかってしまうのがデメリットですが、以前に比べて治療の精度も上がっており、治療の仕上がりや期間も唇側矯正装置に劣ることはありません。最後に、マウスピース型装置です。マウスピース型装置を2週間に1回交換しながら歯を動かしていく方法になります。透明で目立ちにくいのがメリットなのですが、費用がかかってしまう点や対応不可能なケースも多くある点がデメリットとなります。

矯正治療について不安を感じている方にどのようなことを伝えたいですか?

村田直久院長 村田矯正歯科医院4

矯正治療は長期間に及びますので、その間の装置の違和感や治療に伴う痛みについて、ご不安の声を多くお聞きします。しかしながら近年、矯正治療はどんどん進化しています。弱い力でより大きく歯を動かすことが期待できるワイヤーが出てきたり、矯正治療中の痛みを大幅に軽減できたりと、装置や技術の改良が進んでいるんですね。ただし、治療に伴う痛みや装置の違和感は患者さんによって感じ方も人それぞれです。当院では、治療中に患者さんができる限り快適にお過ごしいただけるよう、お一人お一人に合わせた治療法のご提案をさせていただきます。長期間口内に装置を入れる大変な治療となりますが、ぜひ安心してお任せいただければと思っております。

整った歯並びが健康にも良い影響を及ぼす

一般歯科ではなく、矯正歯科専門の歯科医院で治療を受けるメリットを教えてください。

村田直久院長 村田矯正歯科医院5

矯正歯科の治療は、1人の患者さんと数年単位で関わりながら行うものです。従って、矯正治療を行うためには、専門性が高く身につけないといけない技術や知識が数多くあるのです。だからこそ、長年矯正歯科治療を専門的に学んで経験を積んできた歯科医師に任せるのが良いと思っています。そもそも、矯正歯科に合わせた検査機器を導入しているか、患者さん一人ひとりに合った計画をきちんと立てられるか、状況が変わった時に柔軟な対応ができるかなど、矯正治療を円滑に進めるためには重要な要素がたくさんありますので、それらをすべて備えている、矯正歯科をメインに行っている歯科医院を選ぶのがベストというのが私の考えです。

矯正治療は何歳までに受けておくのが良いですか?

お子さまや若い方への矯正が、健康面から見てもたいへん有用なのは多くの方がご存じかと思います。だからといって、何歳になろうが矯正治療が遅いというわけではありません。当院ではお子さんから70代の方まで幅広くお越しいただいています。審美面のみならず、健康な歯を残すという意味でも矯正は大きな役割を果たすと考えています。実際に、歯並びが整った人とそうでない人を比べると、年をとってから残っている歯の本数に大きな差が生まれているという研究報告もあります。長くご自身の健康な歯で食事を楽しむためにも、矯正はいつ始めても遅くないものなんですね。あらゆる年代の皆さんの健康のサポートができるように尽力していきたいと思っています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

村田直久院長 村田矯正歯科医院6

矯正治療は、費用・期間・見た目の問題などがありハードルが高いように思われる方もいらっしゃると思います。しかし、昔に比べて装置や技術が発展してきており、多くの問題の解決が図られています。また、ご要望に合わせた選択肢を用意することで、日常生活との兼ね合いもきちんと考えることができます。費用について不安な方に対しては、当院では負担に配慮した支払い方法を導入しています。無理なく毎月通うことができるような計画もご一緒に立てていければと思っています。歯の矯正を行うことだけでなく、その先の明るい未来や今の暮らしも考えていくことが大切ですからね。また、当院には矯正治療に精通したベテランのスタッフも在籍しており、治療は私自身がすべて担当しますので、いつでもお気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

唇側矯正/76万円~、舌側矯正(フルリンガル)/132万円、舌側矯正(ハーフリンガル)/112万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/110万円~、小児矯正/40万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access