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元 永三 院長の独自取材記事

ゲン歯科クリニック

(福岡市博多区/博多駅)

最終更新日:2020/12/11

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博多駅から徒歩2分。銀行などが並ぶ駅前の風景から1本奥に入った場所にあるのが、「ゲン歯科クリニック」だ。ホテルのようなエントランスと待合室は「歯科クリニックに来た」という緊張感をほぐしてくれるような淡い間接照明に彩られている。「いずれは予防歯科だけのフロアを作りたいんですよ」と意気込みを語るのは、院長である元永三(げん・えいぞう)先生だ。インプラントのセミナーを数多く開催し、後進の育成にも力を注いできた。現在は予防歯科に注力し、患者に継続的に通ってもらえるだけではなく、スタッフが長く働ける環境を提供したいと構想を練っているという。「人生100年時代。歯科への意識も変えていきたい」と語る元先生に、インプラントの役割やクリニックの未来について話を聞いた。
(取材日2020年10月5日)

患者が安心でき、スタッフも働きやすい環境をめざす

受付・待合室は間接照明で安らぎを感じられますが、診察室はまたひときわ明るい空間ですね。

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待合室は木のぬくもりや、ガラスに和紙を入れてやわらかい質感などを演出しました。診察室はあえて個室にせず、窓を大きく取っています。こうすると外の景色や空がよく見えるでしょう。隣接するビルもなく、開放的な雰囲気を感じながら診察を受けていただけます。これは患者さんだけではなく、スタッフも同様です。特に歯科衛生士は私のそばに立って仕事をするので、狭い場所だと疲れてしまいますよね。それに患者さんとお話しする時に、スペースにゆとりがないと上下の位置取りになってしまいます。患者さんが下になることは絶対に避けなければなりません。こうやってスペースに余裕を持たせることで、患者さんと対等な目線でお話しすることができるんです。この空間づくりは私も非常に気に入っている点です。

先生は1987年に開業されたそうですが、その頃からこのような環境だったのでしょうか?

開業当初もこの周辺にクリニックを構えたんですが、ここに移ったのは2012年のことです。開業して間もない頃から通ってくれている患者さんもいますが、若い方ももちろんいます。「先生、これからもずっとお願いしますね」と言われることがあり、自分の年齢などを考えると、「どうしたら当院の医療を患者さんに提供し続けられるだろう」という疑問が浮かびました。そこで、例えば病院のように、院長が変わっても提供する医療が変わらなければ患者さんは安心して通えるのでは、と気づいたんです。私が引退しても、設備であったり考え方、技術があれば、患者さんは安心して治療を続けられる。そしてスタッフも長く働き続けられる。そんな環境を実現できる広さを持つのが、この場所だったんです。

患者さんの層はいかがでしょうか?

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博多駅まで歩いてすぐという立地なので、福岡市内はもちろん、県外の方もいらっしゃいますよ。私が20年以上、インプラントのセミナーを開催していたので、「自分ではこの先の治療が難しいので、ぜひ元先生にお願いしたい」といった、受講している先生からのご紹介も多いです。他は患者さんのクチコミですね。年齢層は先ほど言いましたように幅広いですが、中でも50代以上の方が多いのではと感じています。最近はお口の中のメンテナンスやクリーニングのために定期的に来院する、健康意識の高い若い方も増えていますよ。

大切なのは予防歯科。将来を見据えた診療を

先生が今最も力を入れている診療は何でしょうか?

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予防歯科です。虫歯の治療として、悪くなっている部分を削り、詰め物やかぶせ物をするのは当然の処置なのですが、それは同時に歯そのものを削っているということなんです。それに悪い部分を削って埋めたからもう安心、なんてことはありません。治療しても中が傷んでしまえば次は神経を取ることになりますし、膿んでしまうと結局歯を抜くことにもなりかねません。虫歯は虫歯菌が原因です。虫歯菌をためず、そして歯周病にならないためには、予防が何より大切なんです。開業当初から通っていた方はこれを身をもって感じていらっしゃると思いますよ。

先生は、インプラント治療にも精通していらっしゃいます。

近年、平均寿命が伸びるとともに、高齢者の口腔ケアをどうするのかという課題も浮き彫りになってきました。しかし、インプラントであればこれらの課題も解決しやすいのではないかと考えています。また、高齢になるほど手術は難しくなりますから、今後の高齢化社会において、必要に応じてインプラント治療を行っておくという考えは非常に大切だと思うんですよ。

将来を見据えた診療に注力されているのですね。

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私が尊敬する先生に教えてもらったのが「1本の歯をどう治すのか」という考えです。できる限り歯を1本単位で考え、最小限の治療で済ますことが大切です。美容室に通うのと同じように、歯科にも定期的に足を運び、「どうすれば歯が残っていくのか」という考えにスイッチしていくことが、ご自身の歯を守っていくことにつながるのではないかと考えています。そのためにも、当院では今後、予防歯科に特化したフロアを作る構想も練っているんです。

治療内容をオープンにし長期的な信頼関係を築いていく

先生が患者さんと接する際に大切にしていることは何でしょうか?

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インフォームドコンセントです。当院では患者さんへ説明する際に、「お口の状態」「治療の見積り」「治療報告書」などの資料をお渡ししています。エックス線写真、口腔内の写真などを使い、患者さんでもわかりやすい資料を作れる専用のシステムも開発しました。お口の状態のほか、治療にはどれくらいの時間や費用がかかるのかという点も記載していますし、中でも大切なのが治療の前後を記載した「治療報告書」です。治療を受けたのに何が変わったのかわからないと、患者さんは不信感を覚えてしまいますよね。患者さんに安心してもらい、クリニック側の責任も明らかにする。プロなのですから、すべてのことをオープンにすべきでしょう。そうやって歯科と患者さんの信頼関係を築いていくことが非常に大切なのだと、スタッフや新しく入った若手の先生にも伝えています。

スタッフや、後進の育成にも力を入れているとか。

当院では先輩が後輩に指導するという体制がしっかり根づいていますね。スタッフ同士の仲も非常に良いようで、教育が行き届いていると感じます。今後は、先ほども少しお話ししましたが、患者さんが継続的な治療を受けられる環境づくりが大切だと考えています。そのためにも私の技術や考えを次の世代に継承し、患者さんに常に同じクオリティーの「ゲン歯科クリニック」の医療を提供する。ある意味公共性をもたせた治療ができるようにしたいんです。さらにメンテナンスの必要性が浸透すれば歯科衛生士の存在感も高まりますし、必然的にスタッフが長期的に働くことにもつながります。産休や育休を経ても歯科衛生士が生き生きと働いていれば、その雰囲気は必ず患者さんに良い影響をもたらします。その仕組みづくりにも今後は力を入れていくつもりです。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

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自分の口から食事を取り入れるのが、健康の一番の秘訣だと思います。噛める歯、そして歩ける足があれば、健康的に日々を過ごせるでしょう。私は朝1時間、舞鶴公園で仲間たちとテニスを楽しんでからここに出勤しているんですよ。待合室には患者さんから頂いた色紙を飾っているんですが、治療も一つの出会い。「10年前は諸事情で治療ができなかったが、今ぜひお願いしたい」「先生の説明に感銘を受けたので、友人の治療をお願いしたい」という声もいただきます。患者さんが路頭に迷わないような環境を私たちがつくっていきます。ですからぜひ、患者さんには当院の治療を通して健康になってもらいたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/36万3000円~(税込み)

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