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樋口 敬洋 院長の独自取材記事

樋口歯科医院

(福岡市中央区/西鉄福岡(天神)駅)

最終更新日:2021/10/12

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「オーダーメイドの治療を提供したい」と話す樋口敬洋院長。半世紀以上にわたり天神の地で歯科治療に取り組む「樋口歯科医院」の3代目として、マイクロスコープを活用した精密な検査、細部にまで気を配った緻密な治療を提供している。診察室はすべて個室、常勤2人、非常勤2人の合計4人の歯科医師が在籍するなど、患者一人ひとりとじっくり向き合った診療が特徴だ。樋口院長は歯周病や補綴を専門とする歯科医師のもとで経験を積み、2008年に同院の副院長に就任。2016年には院長となり、歯科衛生士や歯科助手を含めたチームの総合力で患者の満足度向上をめざす樋口院長に、マイクロスコープを用いた検査・指導のメリットをはじめ、歯周病ケアなど同院の診療の特色、強みについて話を聞いた。

(取材日2020年5月23日)

マイクロスコープを活用した丹念な検査と精密な治療

こちらの歯科医院を継ぐにあたって、ご自身のカラーを打ち出した部分はありますか?

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祖父が天神で開業したのが1948年のこと。先代の院長である父から当院を受け継ぎ私で3代目になります。技術面では自分にしかできないことを身につけようと思い、大学卒業後はアメリカで技術を磨いた2人の歯科医師のもとで補綴や歯周病治療、インプラントの技術を学びました。いずれも大学の先輩で、今でも難しい手術の際には協力いただくなど、非常にお世話になっています。当院を継いでからは、まずは患者さん一人ひとりをじっくりと診察したかったので診療室をすべて個室にし、また歯科は怖いというネガティブイメージを払拭しメンテナンスなどにも気軽に通えるよう、赤い診察台にしたり、部屋ごとに時計を変えたり、内装にも力を入れました。

設備の面では全診察台にマイクロスコープを備えているのも特徴だと思いますが、どう活用されていますか?

まだまだ歯科にマイクロスコープが普及していない時代でしたが、診療の質を重視し導入しました。マクロスコープを使うことで口腔内を拡大し動画として見ることができるので、細かな治療に役立つという側面もありますし、何より患者さんに対する説明で活躍しています。例えばきれいに歯磨きをしているようでも拡大して見るとプラークがたまっていたり、鏡では異常はないように感じた歯でも実際にはひびが入っていたりしますから、患者さん自身に治療前後、あるいは治療中にリアルタイムで歯の状態を見てもらうことで、治療への理解をより深めてほしいと考えています。そうすれば歯に対する意識が変わり、歯磨きなどのメンテナンスも前向きになります。またスタッフミーティングでは情報共有や治療に関する相談などに記録した動画を活用し、経験を伝えるツールとしても役立てていますよ。

現在はどのような症状で来られる患者さんが多いのでしょうか?

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西鉄福岡天神駅の近く、商業エリアの中心という立地のため、来院いただいている患者さんの8〜9割は当院の近くで働いていらっしゃる方です。年齢層で言えば40〜60代の方が多い印象です。症状としては歯周病の治療で通院していらっしゃる方が大半で、主訴が歯周病ではなく虫歯、歯の欠損などで来院された方にも、マイクロスコープを使った検査で歯周病のリスクなどを伝えるようにしています。早めにケアに取り組んでもらうことで、重症化を避けたり、発症自体を防げたりする可能性がありますから。

若い世代にも増える歯周病には、こまやかなケアを

歯周病で通院されている方が多いとのことですが、治療にあたり気をつけているポイントを教えてください。

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歯周病は重度になると、歯茎を切開して感染源を取り除くなど外科的アプローチが必要になります。しかし当院では治療にもマイクロスコープを活用しているので、切開せずに歯周ポケットの奥のほうまで処置することが可能です。外科治療と比べ侵襲が少なく、体への負担も軽くで済むので、患者さんの満足度を高めるためにも積極的に取り組んでいます。また歯周病治療に関しては、患者さん自身の協力も大切だと実感しています。まずは歯周病の知識を持ってもらうこと。病気自体の理解はもちろん、正しい歯磨きの仕方、生活習慣を知ることが重要。適切なセルフケアが、歯周病の悪化や再発を食い止めます。

セルフケアの指導にあたって重視しているポイントはありますか?

まずは歯磨きですね。歯周病の原因は細菌や生活習慣などたくさんあるのですが、まずは歯ブラシやデンタルフロスを使って物理的にプラークを除去すること。栄養状態や質の良い睡眠も歯周病に影響しますが、まずは口腔内を清潔に保つことがポイントです。そのためにも歯を細かく検査して鏡では見えない部分の磨き残し、苦手な部分を指摘するようにしています。一人ひとりの歯磨きの特徴を把握し、歯科衛生士と一緒に練習していただいています。

最近では若い方にも歯周病予備軍が多いそうですね。

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若い方には重度の歯周病がいらっしゃらないというイメージがありますが、実際には予備軍がたくさんいます。実際にはまだ発症しておらず、浅い歯周ポケットであっても、歯根には歯周病の原因となる歯肉縁下歯石が隠れていたり、感染源がたまっていたりする。その状態を放置すると、やがて骨が溶け始めて重度の歯周病になってしまうことに。そうなってから治療をしても遅いんですね。しかし、少しの炎症や腫れがある段階で発見できれば、発症前に改善することが可能です。そのため、若い方でも歯がきれいだからといって大丈夫だと決めつけず、一度じっくりと検査してみるとよいでしょう。

人生の伴走者として、患者の生活を豊かにする

診療における先生のポリシーをお聞かせください。

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患者さんにとって最も大切なのは、ずっと元気で食事を楽しめるなど、どれだけ人生を豊かにできるかということ。そこにどう関わっていくかは、常に考えるようにしています。歯科医師の果たす役割は大きく、例えば虫歯を1本治すというのはあまり人生に影響はなさそうに感じますが、消化器官の入り口を整えるという面から見ればその価値は高い。また歯科に対してはネガティブなイメージを持っている方も多いと思うので、困っていて、諦めかけていることがあれば一度ご相談ください。当院では1時間、時には2時間かけて検査をし、じっくりとコンサルテーションをしながら、一人ひとりの希望や環境に合ったオーダーメイドの治療法をご提案していきます。

スタッフが充実していることによるメリットを教えてください。

当院は歯科医師が常勤、非常勤併せて4人、歯科衛生士1人、歯科助手2人の充実した体制を整備しています。特に歯科医師が多いことは一つの特徴になっています。患者さんの診療時間を長く確保できるのも、このスタッフ体制によるところが大きいと思います。目標はクオリティーの高い仕事。修復においても歯周病の治療においても、高いレベルで提供するため、しっかりと診査を行い、何が原因なのかを突き止め、適切な計画を立案し、再発しないように治療することをめざしています。

今後、注力したい取り組みなどはありますか?

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手厚いスタッフ体制を生かしながら、健康への総合的なアプローチに挑戦したいと思っています。例えば私の趣味でもあるマラソンを活用し、健康に関するレクチャーと合わせてジョギングの指導を行い運動習慣の定着を図っていきたいと考えています。また、歯科医師の妻は健康管理士、食生活指導士としての知識を生かし「お口の健康」から「全身の健康」へつなぐために歯科医院だからこそできる栄養指導を行う計画を立てています。歯科医院に来ることで、さまざまな健康に関する知識を持ち帰ってもらい、より豊かな生活を送っていただけるようになりたいです。そして私たち歯科医師が、皆さんの人生を豊かにするための伴走者になれればうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/50万6000円~、根管治療/11万円~、
かぶせ物(ゴールド、ジルコニア、セラミック)/16万5000円~、
ダイレクトボンディング/5万5000円~
※すべて税込み

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